他人に迷惑をかけないで生きる、なんてできないんです
ナマステ(-人-)皆さんこんにちは、さっちーです。
HSPであるが故に、他人の目が氣になって、氣になって仕方がなかった私。他人に嫌われないように、他人に迷惑をかけないようにと、とにかく氣を使いながら生きてきました。
そもそも、私がなんでこんなにも人に氣を使っているのか?自分の心の奥底を探ってみたことにより、様々な氣付きを得ることができました。
ちなみに、この自分の心の奥底を探ることは、決して特別な技能ではなくて、自分がきちんと自分と繋がって、自分と向き合う準備ができるようになると、ちゃんと氣付いてあげられますよ。
そして、その氣付きを得るには色々な方法がありますが、そのうちの一つが瞑想です。
そんな私が他人の目を氣にする原因は・・・まー沢山あるんですが(笑)
潜在意識(インナーチャイルドという言葉を好んで使う人もいますが)の記憶が原因ですが、幼少期など過去において、自分で自分を否定していたり、自分の感情に無理やり蓋をしていたりしていると、自分でも氣付かずに、それを抱えたままで、大人になっても残っています。
大事な事は、その時の感情に「氣付いてあげる」ことで、氣付いてあげれば後は何もしなくても癒されます。
このインナーチャイルドについてはまたいつか詳しく説明しますね。
私が自分の言いたいことが言えないとか、人の顔色をうかがいながらしか話ができないようになったのは、本当に物心が付くかつかないかくらいから、とにかくずーーーっとだったように思います。
とにかく、自分の思っていることはそのまま言ってはいけない、と思っていました。
* 子供の頃の我が家は裕福ではなかったので、母親にお菓子屋おもちゃを買いたいと言ったことがなかった
* 他のお友達たちはお誕生日会とかしているのに、なんで我が家はしてくれないんだろうか、と思っていた
* 他のお友達の家には12/25になるとサンタクロースが来るらしいのだけど、我が家には来てくれたことがない
* お兄ちゃんはいつもいたずらをしてお父さんに押し入れに閉じ込められている。悪いことをしたら私も閉じ込められちゃうんだ・・・。
これはほんの一部ですが、自分はこうしたいのに、とかこう言いたいのに、でもお母さんやお父さんの顔を見ていたら、我が家は大変そうだから言えない、ときっと子どもながらに思ったのでしょう。
そうやって、子どもながら、というか子どもだからこそ他人の氣持ちがわかってしまい、自分の気持ちを表現することができない子どもになっていました。
お母さんは家の事や仕事の事で大変そうだから、私がわがままを言っちゃいけないんだ。いい子でおとなしくしていればいいんだ、と思っていたのを覚えています。
そのまま大人になった私は、自分では意識していなくても相手の「氣」だったり「感情」だったりを感じ、その感情に合わせて自分の意見や行動を表現するようになっていました。
そんな私が、瞑想と出会い、仏教やヒンズー教などの教えと出会い、脳科学を勉強していくうちに、学び氣付いたことが、
人間は常に他力で生きている(生かされている)
何一つ自力で生きることなんてできない
他人に迷惑をかけないで生きることなんてできないんだ
ということです。
でもね・・・
今現在悩んでいるあなたの気持ち、よくわかりますよ。
そうは言っても・・・言いづらいんですよね・・・
自分の意見なんて言えません・・・
私がお願いしたことで相手に迷惑をかけているのではないかな・・・
面倒くさいと思われているのではないかな・・・
なんか私今まずいこと言っちゃったかな・・・
大丈夫!本当に私たち人間はお互い様だから。
こうやって悩んでいるあなたは、本当に繊細で心がきれいな人、だから割れやすいんです、氷のようにね・・・
そんなあなたが、他人を邪険に扱うわけがない。
絶対にあなたも同じだけ他の人の手伝いをしてあげたり、お願いを聞いてあげたりしてあげているはずです。
あなたは無意識にやっているかもしれませんが、その相手にしていなくても、ほかの誰かにしていれば、それは恩送り。
恩は返さなくても、送ってあげればいいのです。
「あなたは他人に迷惑なんてかけてないから」とは私は言いません。さっきも書いたように、この世に存在する人で他人に迷惑をかけずに生きられる人なんていませんから。
この世におぎゃーと生まれた瞬間から、私たちは必ず誰かのお世話になっているのです。
だから大切なのは、迷惑をかけないと自分を強制するのではないのです。
自分を認めてあげるのです。人間とはそういう生き物だと理解してあげるのです。
そして、ほんのちょっとだけ自分を許してあげましょう。
他人に迷惑かけても良いんだよ、って。
他人に迷惑をかけて生きるのが人間だよ、って。
今日もあなたの1日が素敵な1日になりますように。応援しています!
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