記事一覧
期待をしすぎず、アンチを愛せ
4月からの新年度で何かに取り組もうとした時、KPIを立てると思う。余裕を持ったり、攻めてみたりそこは色々あるだろう。
新しいことを始めるのに心得ておきたいことがある。
それは、社内で新たな何かを始めるとき、少なからず発生する反発だ。
でも、それは健全な反応だ。それが素直に表面に出てくる組織はとても素晴らしい。
反発が全然見えない時は、誰も関心を持っていないか、もしくは陰で色々と言われているかのど
謙虚を持って刀を磨き続ける
ほとんどの人は経験を重ねていく中で、何かをわかったような振る舞いをし始める。これは誰にでもある。それは成長とも言えるけど、時間軸で考えると好ましくない状況を生み出すケースがある。
何かを習熟するために人は一定段階まで一生懸命に取り組む。1つを深く学ぶことはその周辺のことも含めて学べる。ただ、そこで全能感を持ってしまうケースがある。多少の自信を持つことはよいが、その1つの経験や実例を持って昇進した
エンジニアの経験を価値に変える
長く同じ環境で働くことで保守的になってしまうリスクに関して話したところ、USのアメリカ人元同僚から次のような指摘をもらった。
それを聞いた瞬間、日本には「敬老」という言葉もあるぐらいだし、そんなことはないと一瞬反発した。 ただ、少しそのことについて少し考えてみると確かにそういうケースもあるかもと思った。
日本では年功序列という、これまで暗黙的に受け入れてきたシステムはすでに制度破綻しているし、
阿吽の呼吸という理想
自社のHULFT SquareはUSチームと共同で開発している。3年以上一緒にやってきて、とても良くなってきている。アーキテクトとプロジェクトマネージャはアメリカ人でもあり、まあグローバルチームと言える。
改善するところはまだまだいっぱいあるけど、これまでの苦労みたいなのを書いてみる。
最初に理解しなきゃいけないのは「阿吽の呼吸」は通じないということ。
日本の強みであるこれは異文化の中だと弱みに
Architecture Astronauts
当社ではビジョンを実現するために、クラウドやデータエンジニアリング関連の技術教育を全社として進めている。しかし、プログラミングももちろん重要。 当社ではHULFT Seriesをはじめ、多くの製品があることから、C, アセンブラ, Java, C#, Typescript, Go, Pythonなど多岐にわたる。
そんな中、ふと1on1をしているときに気付かされたことがある。言語の違いはあれど、
GPTを会社で使いたい
3月末ごろに、ChatGPTを始めとしたLLMが大盛り上がりの状況の中、自社でもこれをどう活用するかということを考えていた。
ただ、数分考えてどう使うかは自分ではなく、社員みんなで考えたいと思い直した。
当社(セゾン情報システムズ)の技術が好きなメンバーは当然すでに色々触っている。方向性さえ決めればあとは進む。ただ、この状態に至るまでにはそれなりに長い時間が必要だった。これについてはまた別途書く
イノベーションのハードルを下げよう
全社のトピックや課題を拾ってCTO視点で発信する公開ミーティングを4月から始めました。毎週月曜日12時から30分間です。
始めた理由は経営と現場、とりわけエンジニアチームとの言葉の距離を感じたからです。
経営会議の情報や、当社の取り組みなどをいろんな角度から何回でも伝え、この距離を近くしていくことを目的としています。たまにゲストも呼びつつ、自身の振り返りとしても有用だなと思っています。そんな中、