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GPTを会社で使いたい

3月末ごろに、ChatGPTを始めとしたLLMが大盛り上がりの状況の中、自社でもこれをどう活用するかということを考えていた。

ただ、数分考えてどう使うかは自分ではなく、社員みんなで考えたいと思い直した。
当社(セゾン情報システムズ)の技術が好きなメンバーは当然すでに色々触っている。方向性さえ決めればあとは進む。ただ、この状態に至るまでにはそれなりに長い時間が必要だった。これについてはまた別途書く。

創業50年を超える企業でもあるので、社内のセキュリティとか色々検討するところはあったけど、Azure OpenAI ServiceとしてMicrosoftのサービスを利用すればまあ問題ないなとは思っていた。なんせ、当社にはMicrosoft Azure MVPがいるから。 

そんなこんなで、3週間ほどでSlackをUIとして、Azure OpenAI Serviceを利用するチャットボットを全社向けに提供した。

みんなが気にしているログ関連は社内Proxyを経由するとか、操作ログを提示できる形で必ず残すなど対応し、現時点での製品コードへの適用などは禁止した。プログラミングへのGPT適用は現在Github Copilotでまさに今調査している。

まChatGPTのWebUIクローンもUIとして開発しているが、まずはSlack UI版で提供した。

SlackをUIとした想定外のポジティブは、誰が何をどのように質問したかがわかるという点。これは誰かに見られたら書きにくいというネガティブな部分よりも、GPTにこうやって質問するといいのか?を皆が共有できるので、利用を高めていくのにとても良かったと感じている。

チャットボットはSlackのPublicチャンネルにしか登録できないようにしており、あまり良くないエゴな投稿を自然と抑止できる効果もある。 まずは、GPTを使うことのポジティブさを強制ではなく少しずつ広めていきたい。

まずは触ってみよう。感動しよう。その感動は他の人に伝わる。そしたら広がるという思いがあると良いと思っています。

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