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奥様思想家・古瀬詩織/Siori Furuse
2024年7月23日 05:54
私のことを信頼できるようになったら公表してもいいなんて、何を持って信頼したなんて言えるんだろう目を見て話すこともままならないのに対話文字と文字での対話限界を感じるのは私だけか(中略)心と心がこんがらがっている今なかなかむつかしいことであると思う。なんでこんな袋小路に入り込んでしまったんだ自分が好きで始めたことで入っていきたい世界だから入っていきたいのにそこには入
2024年7月22日 16:18
生まれたいうまれたいうまれたい私が産まれたがって暴れているしずまれしずまれ鎮れない私が産まれたがって生まれ直したい願わくば軽い身体で起き上がりたい紙の上で
2023年12月30日 11:43
故郷母の家に里?帰り?やっぱり来るんじゃなかったな自分に帰る家がないと思い知るだけ祖父母の愛の結晶の家娘に惜しみなく与えた彼らの生きた証暖かいまっすぐな愛の中まっすぐすくすく育った母という娘さんの棲家新興宗教サークル仲間に満たされて暮らす出戻り極楽御殿祖父が妻を心から愛し敬い祖母が美しく穏やかに暮らした跡家中に飾られた祖父が彫った額縁に収められてい
2023年9月1日 17:14
マレフィセントは少女時代に、若き日の王から、翼をもがれる被害に遭いました。痛みに苦しみ、翼がなくなったことを悲しみ、怒った天使は、強い魔女になりました。「絶対に、許さない!」あとのお話は、皆さんの知る通り。自分の翼をもいだ王の娘に、呪いをかけてしまいます。「16歳の誕生日の日没前に、糸車の針に指を刺して深い眠りにつく」、と。===しかし、隣国の天使・エルの場合は、翼をもがれたのではな
2024年6月2日 20:01
蓋考慮に入れた世界考慮に入れない世界こんなにも違う あ゛ あ゛蓋のない虹色の世界そんなものがあるのか あ あ蓋のない世界を知ることができないオス達 亜 亜オス達の世界を私は想像してみます 亞 亞けれど何故あなたが私に蓋をする 亞 亞好きで蓋をされてない私は 好きで蓋をされてない あ゛ あ゛あなたはどうだ好きで蓋をして 居るか? 嗚
2024年2月13日 10:36
北風心が氷点下で北風ばかり吹かせてしまうあなたを蔑み蔑み蔑みつくした青春時代に凍らせた心だれかの春風が私の心を溶かすとしたら陽の光が当たるところへ足を踏み出す以外ないのだと思う===日陰者慰み者は日陰者一生日向には出られぬ慰み者は日陰者日陰に囲われてアンダーザグラウンドそれでも守られているなら幸せでいられる多少息がしづらくとも===ノ
2023年12月24日 11:40
大丈夫お母さんのお手伝いゆうげの支度餃子を包むのは小さ過ぎたり大きくなって破れたりあんまり得意じゃないけど慣れてきたよコロッケの衣を付けるの好き小麦粉のお皿 →溶き卵のお皿 →パン粉のお皿順番にくぐらせて俵形なのがうちのコロッケの特徴お父さんとお母さんの部屋にあるだいぶ使い古した分厚い料理の本ああいつも食べてるのここに載ってるいつも並んでる綺麗で美
2024年6月25日 16:16
慰安がんばってるねヨシヨシそう言ってほしかっただけでしょう? 慰めて安心させてあげるから女神の国では女の愛が命綱男の愛じゃ飢餓飢饉よその国には通用しません湿潤の大地では女は性で国をも産める女神になれるなど欲望抑止私達物質である以上物質と物質は惹かれ合う性の欲望もそれと変わらずただただ触れ合いたいだけそんな飢餓を抱えていたら大変電車でバスで
2024年1月2日 00:03
※ 露骨な内容を含むので、有料コンテンツとさせていただきます。 前回の公開で「いいね」をつけてくださった方々、記事を一旦削除してしまい、申し訳ありませんでした。こちらで購入していただいた場合にはお手元から消えることはございません。poems & voice by 古瀬詩織===
2023年11月27日 20:19
静寂私よりも彼の方が辛いんだ私は黙ってしんとしてればいいだけ文字にしてしまうとただの私の被害になってしまう彼が苛まれ苦しんでいた罪の意識ああきっと穢されたことよりもおそらくは重たいものだ十字架は彼の背に背中合わせ私はとうにあなたを許しているのにあなたが自分を許さないから私もずっと、いつまでも私を解き放てないのです性とはそういうものなのでしょう魂
2023年11月12日 14:25
新興宗教あたらしい教義つよい引力ねづかない文化そちらばかり向いてしまっておかあさんは私たちにそっぽ向いてほってしまって一心不乱においのりおいのりおかあさんはかみさまにむちゅうはなれてすむあなたたちのことをまいにちかみにいのっているのまいにちよ!私たちどれだけさみしかったかおかあさんにはわからないおかあさんはさみしくなかったかみさまとかみさまな
2023年10月29日 23:19
水溶液溶けているのがお砂糖なのか塩なのかがわかりませんだから味を尋ねられたのがたまらなくうれしかった味わってもいいのだと甘くってもいいのだと甘いのか辛いのか解らない 私の舌は麻痺してばかになっているけれどゆるしてねあなたは私に溶けている===written by 古瀬詩織
2023年10月28日 18:49
結婚記念日あなたと結婚して、よかった13年目の正直幸せ?と聞かれたら涙がこみあげてきて、こたえられなかった浄化されるのはいつなのだろうどれだけ待てばどれだけ発酵させたら蒸留されるんだろう濾過されるんだろうまだまだ樽に浸かっていなきゃいけないみたい
2023年10月28日 17:12
書籍ことばはみんなのもの所有され得ないTwitterのように混ざり合うもの会話のように混ざり合うものがしかし本は一個となりなぜか所有される混ざり合わない個体持って帰れないのが悔しい、また会いたいのに。家に置いておきたい、いつでも会えるように。私の「もの」にする言葉は私の傍に居てほしいことば手を伸ばせばすぐに届く私の目に常に触れ撫でることができる敢え