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つれづれ

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HEY SA!かよ!?(後編)

前回、大切に大切に種まきしてきたとある町の子育てひろば、閉鎖の危機までの話でした。

さて、ひろば廃止に向けて、片付けをしたりする一方で、ハードが無くなっても形成されてきたソフト(利用者の繋がりや、地域との交流企画)などまで終わりにすることはあるまいと、あちこちに声をかけて「この交流、場所を変えて続けられませんか?」と奔走していた。
奔走していた先に、Kさんという顔の広い方がいた。Kさんは団体の職

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HEY SA!かよ!(前編)

ご無沙汰してしまいました。お元気ですか。

唐突ですが、好きな本を紹介していいですか。

埼玉で活動するNPO法人、ハンズオン埼玉の西川正さんが、保育園保護者、PTA、自治会、そしてボランティア団体などを通じて、これまでどんなふうに暮らす町と主体的にお付き合いしてきたか、他地区の事例とともに紹介している本。

今、なにかと「お客様」と「サービス提供者」とに分かれてしまいがち。お客様になってしまうと

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怒りとか拒否とか

怒りとか拒否とか

多分、自他共に認める、あんまり怒らない人です。
怒らないんじゃなくて、お湯が湧くのが遅い、
エネルギー自体がわりと弱火で。
あとから、あれってもっと怒ってもよかったなと気づく。

こないだ、とある席で「◯◯してください」と
立場が上の人から言われ、なんとなくヤダ、でも
そのヤダを即言語化する暇がなかったので
応じてしまったことがあり。
で、あとから「やっぱりあれ、イヤでした」と
伝える出来事があっ

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保育職ママ、買ってよかったものって言ったらこれでしょ。

いってみよー、今年の(も)、私のお気に入り!

保育靴に: moonstarのオールウェザー

これです。↓

仕事で乳幼児と外遊びをするときに、まあ大体泥とか水とか使ったりするよね。
そんな仕事でも、サイドがゴムでできているので水が沁みません。実はこちらは2代目。
よく、普通のスニーカーは経年で、アッパーとソールの境目のゴムが布から離れたりするものだけど、これは全く剥がれず、先代は靴裏に穴が空く

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今年のまとめ(音楽ライブについて)

ライフワークのライブ参戦。
2023年も無事納まりました。

2019年は44本。
2020年は16本。
2021年は21本。
2022年は33本で…
今年は、44本でした。10日に1本くらいのペース。コロナ前に戻りました。嬉しい!

内訳はというと

小田晃生くん 9回
O'jizo 5回
paniyoloくん 4回
yojikとwanda 4回
COINN 3回
tricolor 3回
wit

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どうせなら子どもをダシにして

どうせなら子どもをダシにして

もう先月のことだけど家で楽しく味噌づくりしました。

そうだ、私こういう、手をかけないと食べられないものを食えるものに変える作業が好きだった。
たけのことか、小豆とか、栗とか。
羅列すると、特別に美味しいものだなー。

今まで、
目に見えない菌とのお付き合いの仕方がわからなくて
発酵のものに手を出さずにいたけど、やってみたら意外と簡単なのね。(カビだらけだったらやだな)

来年度、職場で味噌づくり

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日の出時刻の底です

日の出時刻の底です

毎年この時期、国立天文台のウェブサイトをみて希望を感じてる。
今が一番夜が明けるのが遅い。
もうすぐ日の出が早くなるよ

表現を届けることについて①「メタモルフォーゼの縁側」から

漫画好きな方がいたら…1つご紹介を。
『メタモルフォーゼの縁側』という作品。

主人公、おばあちゃん市野井さんと、平凡でキラキラしてない女子高生うららさんが、BL漫画を通して心を通わせ…って話。昨年夏には、実写映画化もされました。

漫画のクライマックス5巻が、とても心揺さぶられました…
同じ漫画を共通の話題にいろいろ経験するうちに、自分も表現してみよう、同人誌を売ってみようって話になってからの、

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「ドキュメント72時間『美術大学青春グラフィティ』」を見たわが家のムサビっ子の反応

「ドキュメント72時間『美術大学青春グラフィティ』」を見たわが家のムサビっ子の反応

普段は朝のニュースと天気予報くらいしかテレビを見ない私ですが、唯一好きだと言えるテレビ番組が
NHK「ドキュメント72時間」。
(正確にいえばオンデマンド視聴だけどね)

毎回違う場所に定点3日密着し、そこに通う人の生き方や気持ちを取材する番組。
すごく個人的で、価値観さまざまで、いろんな人いて面白いなーと、わりとしっかり毎週視聴してます。昨年はうちの子たちが幼児期を過ごした夢パも取材されてたね!

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老後も一緒にいたいかどうかは、日頃の伝え合う努力から

夫婦のちょっとした喧嘩話。

この間のこと…最近お悩みな中3の話は以前書きましたが

学校か塾か、どこかで何か悲しいことがあったらしく、
夕飯時明らかに表情が曇り、親に八つ当たりな態度をとってくる。
八つ当たりっつっても、中3なので、こちらのくだらない話を無視するくらいなものなのだけど…夫にはその態度が気に入らないらしい。

「○○(息子)が空気読まないから嫌がられるんじゃないか?」
「そもそも質

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子育て中の親泣かせの…

子育て中の親泣かせの…

これ…
「わたしがあなたをえらびました」的なのや「生まれてくれてありがとう」的な、メルヘン寄りの話には感動しない私が、泣きポイントを確実に仕留められる絵本。
実に現実的で身近で、気持ち良いほどに子どもの存在を肯定してくれてます。

6歳の誕生日になる子に、ここまでどんな風に育ってきたか、どんな気持ちだったかをお父さんが語るという内容。
希望も苦労もさらりと書いてるけど、子育てにコミットした人なら皆

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都会の子育て、ベビーカーから自転車転換期はみんないつなんだ?

なんじゃこのタイトルは。
私はとある都会の町で子育て支援をしています。
赤ちゃんのための児童館というか、
親子のひろば?的な場所にいます。

赤ちゃんからイヤイヤ期を経て子どもになる時、少しずつ行動範囲が広がり、移動手段もベビーカーから自転車になっていきますよね…。
え、車ですか?都会なので、ブルジョワでないと持てませんよ。
月極駐車場が地方のワンルーム並。この辺に住む一般的な方たちは、徒歩または

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どんな時に、どんな音楽聴いてるかっていうと

自分があまりにも聴く音楽にまとまりがないので
どんな時どんな音楽を求めがちなのか、自己分析。

通勤中、行きと帰りでは全く違う。
いい状態で職場にたどり着く手助けのために、朝は同じプレイリスト(歌あり、テンション上がる曲だけをチョイスしている。ほとんどマイ推しミュージシャン・小田晃生くん)。

https://www.odakohsey.com/

帰りは歌がない曲、インスト曲、ケルト音楽。キリッ

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音楽の今後を心配している

音楽の今後を心配している

いつの時代だって、音楽は、頼まれて作ったもの、頼まれてもないのに作ったものに関わらず、作者の表現をのせて作られている(と信じている)。

ベートーベンは、それまで業界の主流だった就職先で作る音楽(教会音楽)で食っていくのをやめた。
俺ぁ宮廷音楽家じゃなくて芸術家なんで!神様に音楽を捧げるんじゃなくて、オレの音楽聴いてくれる人と対等な関係で自営業する!って、音楽の可能性を恐ろしく広めた人なので(フラ

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