仮説のチカラ
先日こちらの記事を読みました。
まず下記に内容をシンプルにまとめました。
・何事も調べずに今ある情報だけでまずは仮説を立てる。
・核となるものから最初に一気に仕上げる。
余力で周りのものを固める。
・仮説を立て、それを検証&評価して、正しければGO。
ダメでもそれを元に軌道修正を行う。
中の記事でも書かれているのですが、現代色んな情報が溢れかえっており、仮説を立てる前に情報収集とかすると、あれもこれもと見てしまいます。特に期限のある提案など、最初に情報収集すると大事な核部分がぼやけてしまい、結局どこが最も大事で何を提案しなければいけないのか見失ってしまいます。そして、最終的にまとめたいことがまとめきれずに期限を迎え、「よくある」もしくは「ある程度」の提案だけでになってしまいます。
記事を見て、まさに僕もこれに当てはまるなと感じました。
読み進めていくと、「仮説を立てる。それを元に深掘りをしていく。」大企業のコンサルタントがやってる手法で、とても効果的なイメージが湧きました。また仮説を事前に立てることで、やるべきことがより鮮明に見えてきます。
例えば、「保育園のホームページをリニューアルしたい」というお仕事があるとします。仮説を立てずに進めるとすると、まずは保育園に関する情報を収集して、該当保育園に合うぴったりな提案をすることを考えます。しかし、そうすると保育園業界の構図から調査に入り、その地域の保育園数や保護者の年代など、調べることが膨大です。時間が足りないです。。
仮説を立てる方法で行ってみます。事前にお客さんから、「ホームページが更新されてないから、保護者の問い合わせがよくあるんだよね」「職員の採用に年間数百万以上使ってるんだよね。ホームページでどうにかできないのかな。」など、お客さんのご要望などを伺っているかと思います。その情報を元になにも調べずにまずは、仮説を立てるとします。
・保護者のお問い合わせがあるのは、ホームページが更新されていないから。
・ホームページが更新されていないのは、園内で更新できる人がいないから。
・ホームページから採用がされないので、採用情報を記載していないから。
・採用情報を探し当てる導線がないため、求職者も見つけられない。
など、お客さんの状況に合わせた仮説のみを立てます。その後、その仮説を検証して、大方の解決策&提案をまとめます。
・保護者のお問い合わせがあるのは、ホームページが更新されていないから。
→ ホームページを更新しやすいような運用管理を策定する。
・ホームページが更新されていないのは、園内で更新できる人がいないから。
→ 園内でホームページなどWeb知識に強い人はいないか調査を行う。
→ 一般の先生でも更新がしやすいように管理画面を作り変える。運用管理も策定する。
・ホームページから採用がされないので、採用情報を記載していないから。
→ ホームページに採用情報ページを追加する。
・採用情報を探し当てる導線がないため、求職者も見つけられない。
→ Google検索やSNSを強化して、採用ページへの導線を作る。
ここまで解決策と提案内容をまとめる、フルリニューアルは必要なく、「管理画面の更新」「採用ページの追加」「外部からの導線強化」と現在のお客さんの悩みに沿った的確な提案キーワードを提示することが可能です。
最初に一気にここを詰めて余力で提案書を綺麗に仕上げたり、もっと一歩踏み込んだ提案も含めたりと期限までだいぶ余裕がある状態で打ち合わせに臨めます。またすでに最も重要なポイント提案箇所はでているので、お客さんからは満足いく回答がくるでしょう!
記事でも似たような事例を取り上げていますが、僕個人でもとても勉強になった記事です!
仮説のチカラ!
僕もこれからは仮説ファーストで仕事を進めていきます!!
ryutakimuravc
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