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君が僕の名前を呼ぶから

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本当の自分もわからない。こんな僕 なのに運命なんて思って 永遠を誓ったりってあるのかな。 その瞬間の気持ちに嘘はなくてって 永遠でってわかる。 でも永遠なんてきっとないよ。どこ…
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#葉巻

#11メルティラヴァー

放り込んだ薬みたいに。
珈琲に溶け込む砂糖みたいに。
掌に触れた雪みたいに。

甘く深くあんなに交わったのに離れていく。
恋も愛も融解していく。

遅かれ早かれこうなる日がくることはわかっていた。

最初は妄想話をしていると勘違いされた。至極当然の反応だ。

「なんかの小説の話?読書なんてするっけ?」
そんな言葉が返ってきた。

確かな傷みが胸に去来する。
私は嘘に嘘を重ね続けた。
物語を演じ続け

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夜のコンビニとキミとホットサングリア#03

「なーにしてんの?」

突然、声が飛んでくる。

「どなたですか?」

「そんなに畏まらなくても、焼いて食べたりしないよ?」

「それは解りますけど。」
「地球最後の人類です、みたいな難しい顔してコンビニの前で30分以上も煙草吸って、何考えてるの?ブラックホールの在り処について?フェルマーの最終定理について?クオリアの証明について?夜空にホワイトホールでも探してた?私からすると、あなたはそれ以上の

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