自由律俳句 #346
【押したいけれど我慢した】
散髪に行って順番を待っていた。
店舗の隅の椅子に座って、横の壁にもたれて、
スマホをいじっていた。
ふと、もたれていた壁を少し見上げると、
電気のスイッチがある。
スイッチには「サインポール」と書かれている。
サインポールって、
あのクルクルしているやつだよなぁと思いながら、
入り口の方を見てみると、
クルクルしているのがあった。
あー、回っていますねー。
ちょっと電源切ってみたいなぁという衝動が押し寄せる。
あのクルクルを止めてみたい。
そしてまたクルクルさせてみたい。
んー!
ダメダメ、触っちゃダメ!
我慢しました。
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