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レビン学長と考える、大学の文化はいかに作られるのか?
MA/MBAプログラムのキック・オフ・レセプションの最中、スタンフォードGSBのレビン学長とコロンビア出身の同級生Danielと3名で、議論が非常に盛り上がりました。
スタンフォード大学の教育環境がいかにできているのか。そして、多様性を活かしきれないとされる日本において、果たして再現できるのか、というテーマです。
せっかくなので、簡単にまとめてみようと思います。
スタンフォード大学の文化はい
MBAと教育のデュアル・ディグリー・プログラムーキックオフ
昨日1月8日はそのデュアルディグリー・プログラムのキックオフとレセプションが行われました。
わずか30名程度の小さなプログラム。そのために、教育大学院、ビジネススクールからそれぞれ学長が訪れました。
スタンフォードは、学部・大学院間の垣根が異様に低いことで有名です。
中でも歴史の長い、「MBA(経営学修士)」と「MA in Education(教育学修士)」を同時に取得しよう、というMA/M
パロ・アルトの冬学期、資本市場とインパクト。
1月6日、冬学期がはじまりパル・アルトのキャンパスに戻ってきた。カリフォルニアのイメージには全く似つかない寒さだ。
貧乏生活のため、ハワイ経由。東京(夜9時発)→ハワイで朝から夜まで12時間乗り継ぎ(夜10時発)→サンフランシスコ(朝5時着)という、強行軍を試した。ビーチで12時間ゆっくりと言えば聞こえがいいけど、1日で2度の夜行便は、2度とごめんだ・・・。
Quarter System(4学
スタンフォードで考えるビジネスと教育
完全に同期の「報告ラッシュ」から乗り遅れてしまったが、2019年9月より拠点を米国西海岸のスタンフォード大学のStanford Graduate School of Businessに置くことになりました。
10月に教育大学院にも合格し、Joint MA (in Education)/MBAという、2年~2年半をかけて教育学修士/経営学修士のダブル・ディグリーのプログラムに在籍しています。
留
わかりやすく理解する、非営利組織(NPO)の事業モデル(1)
(1)寄付に「頼る」という表現が招く、大いなる誤解。非営利事業について話す時、NPOや社会起業家に近い立場にいらっしゃる方でさえ、(たぶん何気なく)使ってしまう表現があります。
「寄付に頼らないようにできると良いね!」
「寄付に頼らず、ビジネスとして成立させないと!」
たぶん、裏にあるのは、「寄付に頼るのは甘い」といった考えでしょう。こうした表現を聞くたびに感じるのは、非営利組織の経営と事業モ