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71歳、団地住まいのソネジュンコさんのひとり暮らしを紹介しましょう。

1日3食が当たり前だと思っている人、きっと多いはずです。特に高齢者はその固定観念から逃れられません。

ソネさんは、規則正しく3回食べるのをやめてみたら、体が軽くて、お通じもスムーズになり、深くて質のいい睡眠がとれるようになったと言われています。

そう聞いて「じゃあ、やってみよう!」と思える人はおそらく少ないことでしょう。これは「お金と時間のあることの罪」ではないかと、私はいつも思っています。

空腹と友達になれば、世界観が変わる。


私は20代の頃、サラリーマンでありながら、お金がなくて困っていた時期があります。フランスパン一本だけで一週間過ごしたこともあります。給料日まで指折り数え、白いご飯が食べられる日を待ちわびました。

そんな経験をしていたら、1日3食規則正しくなんて、できるわけがありません。空腹と友だちになると、見え方や考え方が変わります。

規則正しくとか、固定観念というものに囚われていては生きていけません。犯罪をしなければ何でもする気持ちで生きていました。

お金を持つことになっても、1日3食を基本とせず、「お腹が空いたら食べる」と考えてきました。とはいえ、何も準備しないわけではありません。イベントの仕事をやっていた経験から、食べれる時に食べておくというのが身につきました。空腹を長時間過ごすことは、もう嫌ですから、計画は立てます。でも、3食にこだわることなく、逆に5食食べる時もあります。

固定観念は、簡単に崩せる。


歳を取れば「あまり食べたくない」と言われる人が多いです。活動量が減るからお腹が空かないそうです。では活動量を増やせばいいのにと考えるのは野暮です。高齢者はできなくなっていきますからね。

歳取ると少食になると言うのであれば、いっそ一食抜いてみればいいんです。時間通りに食べなければならないと考える人も多いです。「食べなければいけない」ことはないんです。食べない生活をするようになれば、一食でどれだけの栄養が採れるか考えるようになります。

ソネさんが言われるような固定観念にとらわれないようにする考え方は、何も食べることに限ったことではありません。他にもいっぱいあります。タバコを例にこんなことを言われています。

「これがないと生きていけない」というのは思い込みで、実際はそうでもないことが多いのかもしれない。

「食後の一服がうまい」というのは、タバコを吸う人にしかわからないことです。私も27歳まで吸っていましたからよく分かります。禁煙できないと考えるのは、思い込みであって、やめてみたらどうってことなかったんです。

勝手にそうやって自分で思い込んだり、固定観念に縛られていることがとても多いです。そんなことに一つでも気づくことが大切です。

まずは、1日3食をやめてみますか? 大きな発見があるかもしれませんよ!


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