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高血圧の基準値140は厳しすぎるけど、改善されない理由。

高血圧で薬を飲んでいると言われる人はとても多いです。そもそも基準値がおかしいという話は以前からずっと続いています。なかなか改善されないのは、なぜでしょうね。

理由はとても簡単です。

低めの140に設定しておけば、多くの人が降圧剤を必要としますので、薬で医療関係者が儲かるからです。さらに、その基準でも社会が混乱するほどの異常者が出ないからです。

あくまでも私の個人的考えです。

世界を見れば、上限の基準が160の国や、150の国があります。日本はより厳しい140に設定されています。単純に考えて、140で引っかかる人と、150で引っかかる人の数を比べれば、150にした方が少ないのは明らかです。

日本も世界に習って、150にした場合、今までよりも薬を必要とする患者数が確実に減ります。薬が出ていく数が減ることになりますから、収益が減ることになります。

収益が減ることを自分からあえて提言する人はいないことでしょう。


主婦年金を廃止するか削減するかという問題が国会で議論されています。この制度は誰のために存続してきたかを考えればすぐ分かる話です。

専業主婦は、年金をかけなくても、一定の年令に達した場合、基礎年金はもらえるという制度です。

ここで考えてみてください。国会議員の妻の多くは専業主婦です。もしこの制度が廃止された場合、国会議員の妻は年金がもらえないことになります。

この制度を存続・廃止を決めるのは誰ですか?国会議員ですよね。廃止すれば、自分の妻が損することになるわけです。そんな法案をわざわざ廃止決定するでしょうか?

先ほどの高血圧を抑える薬の話も似たような話です。自分たちの首を絞めるような事を決めることは考えにくいです。


世論の動向を見ながら、どうしても決めざるを得なくなる、ギリギリまで引き延ばすことでしょう。

薬を作っているのは製薬会社です。製薬会社は、テレビや雑誌などに大量の広告を載せている企業です。企業の収益が下がると、真っ先に抑えるのが宣伝広告費です。

マスコミもまた、血圧の基準値の見直しする方向へ、煽るような報道はしないことでしょう。自分たちの首を絞めることになってしまいます。

結局、苦しめられるのは国民であり患者です。権力に守られ存続していける企業や組織は、これからも改善されることなく続いていくことでしょう。

実際のところ、血圧140でも薬を飲んでいない人もたくさんいます。飲まない方が健康だという話もありますが、自己責任で判断してくださいね。

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