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もうすぐ透析しなければならない人と出会って、ゆでガエル現象を思い出した。

先日お会いした人が「もう少ししたら透析しなければならないとこまで来ている」と話をしてくれました。

糖尿病です。

生活習慣病の一つですが、なってしまうと治らない病気です。その人が切に言われていました。

「若い時からちゃんとしておけば良かったんですかど、気付いた時にはもう遅いんですよ。」


おいしいものを好きなだけ食べ、運動せず、不規則な生活を長年続けてきた結果だそうです。現在59歳。今はインスリン打ちながら生活されています。もう少しで透析しなければならないと話をしてくれました。

そのままでは病気になっちゃうよ!


働き盛りの時は体も動くし、睡眠不足であろうがぜんぜん大丈夫だったりします。それはダメだとか、病気になるよと言われながらも、悪くなっていく体の変化に気づかず、実感なく月日が過ぎていくのでしょう。

サラリーマンであれば健康診断を受けますから、数字を見て知っているはずです。徐々に悪化しているのに、何も対処してこなかった自分のせいです。本人もそれは自覚されていました。

後悔しても時すでに遅し


見た目にはふっくらしていますし、お腹もそこそこ出ています。「運動しなければ」ということは分かっていることです。食べることにも気を付けなければなりません。現状打破できなかった結果、今現在の身体を作ってしまったのです。

誰もが分かっていることです。分かっているのにできません。本人はとても後悔されていました。後悔することは最初から分かっている話です。それなのにできませんでした。

これは誰もが陥る話です。世の中にはたくさんの誘惑があります。誘惑だという概念があればもしかしたら多少セーブできるのかもしれません。どのようにしたら不摂生をなくすことができるのでしょうか?

とても難しい問題です。しかし、本当は単純な問題です。

自分の欲望に勝つこと


食べ過ぎることや飲むこと、運動せずダラダラする欲求など、病気になっていく要素はたくさんあります。しかし今日不摂生したからといってすぐ病気になるわけではありません。ゆでガエルと同じですよね。

ゆでガエルの法則とは、危険が迫っているにもかかわらず変化がゆるやかなため気がつかず、気づいたときには手遅れになっている、という状況をあらわす言葉です。

「ゆでガエル現象」「ゆでガエル理論」「ゆでガエル症候群」とも呼ばれます。

カエルを熱いお湯の中に入れると、耐えられずに逃げ出しますが、冷たい水の中に入れて少しずつ水温を上げていくと温度変化に気づかず、最後にカエルはゆであがって死んでしまうという話が由来です。

ゆでガエルの法則とは?

ゆでガエルにならないよう、一日一日大事に過ごしていきたいものです。


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