音を聴くだけ、副作用なしで「認知症」が予防できるスピーカーがある。

耳が悪くなると、認知症になるリスクが高まるという発表があります。予防するためにいろんな対策がありますが、今回紹介するのは、音を聴くだけで認知症予防できるというスピーカーです。

音を聴くだけ、副作用なしで「認知症」が予防できる…人気沸騰中の「スピーカー」の性能を徹底検証（週刊現代） @gendai_biz

'19年に米マサチューセッツ工科大学(MIT)の神経科学者、ツァイ・リーフェイらが驚きの研究論文を発表した。その論文に書かれていたのは「認知症のマウスに40Hz(1秒間に40回)の刺激を与えると脳のアミロイドβの減少が見られた」という研究結果だ。

40Hzのガンマ波というのは、瞑想などの時に出る脳波と言われています。自ら発するためには、瞑想ができるように訓練しなければなりませんが、このスピーカーを使って、耳から脳へ入れようという試みです。疑似的に、脳を瞑想状態にすることが可能？ってことでしょうか？

このスピーカーをテレビにつなぐと、テレビの音に、1秒間に40回の振動が加わり、40Hzの”ガンマ波サウンド”が出る。ブルブルとした震えるような音に聞こえるため、はじめは多少の違和感はあるが、使っていくうちに慣れてくる。音が加工されているが、普段のテレビ視聴にはなんら問題はない程度だ。

日テレのニュース映像がありました。

アルファ波、ガンマ波、シータ波という言葉は聞いたことありますけど、詳しく知りませんでした。これを機会に私も勉強してみたいと考えています。

記事を読んでいると、40Hzのガンマ波が認知機能の改善に役立つのか、まだ正確なところはよく分かってないそうです。しかし、音楽を流しているだけや、テレビのスピーカーにつなぐだけで、もし改善できるのなら、薬のような副作用もありませんから、夢のような特効薬となりそうです。

40Hzでどうして音が揺らぐのか？

ただちょっと疑問に思っていることがあります。40Hzという周波数は、私の耳には聞こえません。それなのに、日テレの映像にもありましたように、40Hzを加えると、音全体が揺らいで聞こえました。どうしてなんでしょう？

この記事がきっかけでいろいろ調べていますが、調べても分からないことばかりです。もうちょっと私なりに調べてみます。

ちなみに、人間の耳は、20Hz～20,000Hzまで聞こえるとされています。あなたはどの範囲で聞き取ることができますか？　いい機会ですので、耳のチェックをしてみましょう。

私は、170Hz～15,000Hzくらいが聞き取れました。年が行くと高い音が聞こえにくくなると言われています。チェックしてみましょう。