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Family Tree〜自身の家系図を理解〜

今日は家系図について。

保険会社に勤めていると、契約者、受取人、
指定代理請求人、口座名義人など様々な設定が
あり、それぞれ何親等までといった縛りが
ありますのでいつも注意しています。

また、相続案件も多いことから、1人のご相談に
対し枝分かれして多くのステークホルダーが存在
します。

その時に、「家系図」を作成することはとても
有効になります。

英語では、Family Treeといいますが、
まさに家族の枝分かれといった感じで
イメージしやすいですよね。

家系図作成においては、登場人物がたくさん
出てきます。

本人にとっての、父母、祖父母、子、孫、
兄弟、従兄弟、叔父叔母など。

それぞれがまずどの親等に該当するのかを
理解しておきましょう。

そもそも親等とは

親族関係における距離の近さ遠さを表します。
数字が小さいほど関係が近く、数字が大きいほど
関係は遠くなります。

また、親等は2種類に分類されます。

血族

血の繋がりがある親族のことです。
父母や子供なとを指します。

姻族

配偶者の血族を指します。
義母義父などです。

親等は大きな枠組みでいうと、この血族と姻族
によって構成されます。

なお、この血族と姻族にはさらに細かな分類
があります。

直系血族

直接的に親子関係で繋がっている血族です。
例えば、父母、祖父母、子、孫です。

それに対して、

傍系(ぼうけい)血族

直系血族から枝分かれし、横繋がりな系統を
指します。
例えば、兄弟姉妹、従兄弟、叔父叔母です。

さらに、姻族についても同様に考えますので、
「直系姻族」「傍系姻族」があります。


なお、この直系という考え方には上下を
指す「尊属と卑属」という言葉もあります。

本人から見て上の代は「尊属」、
下の代は「卑属」と考えます。

尊属は父母、祖父母
卑属は子、孫

そのため、先程の直系と傍系と合わせて、
「直系尊属」「直系卑属」「傍系尊属」
「傍系卑属」とも分類されます。

そして、親等で表す親族の定義ですが、民法上、
「配偶者」「6親等内血族」「3親等内姻族」と
決まっています。

では、実際に親等の順位を見ていきます。
本人から見ての数えです。

本人および配偶者は常に順位なし

父母および子供 
※養子、普通養子縁組に出た子も含む

→   第一親等

兄弟姉妹、祖父母、孫 
※腹違いの兄妹も含む

→   第二親等


叔父叔母(父母の兄姉)伯父伯母(父母の弟妹)
曾祖父母、曽孫

→   第三親等

ここまでが知っておけば家系図の理解は
問題ないかと思います。



ここからはもうスーパーややこしいですし、
何それっていう初耳ワードが勃発します。笑

ではいきます。笑

従兄弟、大叔父大叔母、甥、姪、
高祖父母(ひいひいじいさんばあさん)
玄孫(やしゃご 曽孫の子)

→   第四親等


やしゃご!!!笑


従伯叔父母
(はくしゅくじゅうふぼ 父母の従兄弟)
従甥姪(従兄弟の甥姪)
曾祖伯叔父母
(そうそはくしゅくふぼ
ひいじいちゃんばあちゃんの兄弟)
曾姪孫(そうてっせん 兄弟姉妹の曽孫)
来孫(らいそん 玄孫の子)

→   第五親等

らいそん!!!笑

鳩子(父母の従兄弟の子)
従伯叔祖父母(いとこおおおじおば
祖父母の従兄弟)
従姪孫(じゅうてっそん 従兄弟の孫)
高祖伯叔祖父母(高祖父母の兄弟姉妹)
玄姪孫(げんてっそん 兄弟姉妹の玄孫)
昆孫(こんそん 来孫の子)

→   第六親等

こんそん!!!笑

いや、疲れました。笑
読み方わからないし、誰って感じです。笑

第六親等まで遡って誰も身寄りの親等がいない
なんてことはなさそうですよね。笑

ただ、鳩子って結構身近に感じてましたけど
第六親等って結構遠いんですね。

以上が親等です。
ひとまず直系、傍系、第四親等くらいまで
把握していたら家系図としては間違いない
のではないでしょうか!笑

気合を入れて、ぜひ第六親等まで家系図を
作ってみてください笑

簡単に家系図を作ってみたいという方はぜひ
ご相談ください!

余談ですが、孫の孫の孫みたいなやつの覚え方
ですが、「さらば青春の光」さんのネタが
めちゃくちゃおもしろいので、ぜひ見てみて
ください。笑笑

孫→曽孫→玄孫(やじゃご)来孫(らいそん)
→昆孫(こんそん)→ 仍孫(じょうそん)
→雲孫(うんそん)

それでは。

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