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紙通帳の有料化〜ネットバンキングで事足りる〜

先日の日経新聞で下記のような記事がありました。

3メガバンクの1つである三菱UFJ銀行が、
2022年4月以降の新規開設者を対象として、
紙の通帳を発行する際に手数料がかかるという
内容です。

なお、みずほ銀行と三井住友銀行は既に有料化
をスタートしていましたので、3メガバンクは
全て有料化に舵きりしたということになります。


皆さんはどう思われますか?

今回の手数料は年間で550円だそうです。

550円を銀行の預金利息1年間で得ようと思うと、
どれくらいの預金額が必要だと思いますか?

7,000万円の預金があれば1年間の単利として、
預金利率0.001%であれば700円、税引後558円
となります。

この紙通帳の手数料をチャラにするには、
毎年7,000万円の預金がないと銀行預金している
だけで資産がマイナスになります。

お金を預けるのに、お金が減るって何している
のかわかりませんよね。笑

資産形成の鉄則はなるべく「手数料」なるものを
なしにするか低くするかが重要です。

そのため、紙通帳保有による手数料発生は
とても勿体無いと個人的に思います。

また、ATMでの振込手数料や引き出し手数料も
同様に考えます。

預金利率の違いがどれほどの差を生むかは
過去記事で記載しています。ご参考ください。

そのため、これからの時代、地方銀行も含め、
どんどんデジタル化が進むと思われます。

そのため、各社がリリースしているサービス
であるネットバンキングをどんどん活用していく
必要があると思います。

その中でも、メガバンクや地方銀行のネット
バンキングサービスではなく、
そもそも店舗を保有していないネット銀行の
ネットバンキングがおすすめです。

ネット銀行は例えば以下のような銀行があります。

・あおぞら銀行
・GMOあおぞらネット銀行
・SBJ銀行
・auじぶん銀行
・楽天銀行
・ソニー銀行
・住信SBIネット銀行
・イオン銀行
・PayPay銀行
・セブン銀行
・オリックス銀行
・大和ネクスト銀行
・ローソン銀行
・みんなの銀行          など

私自身は、楽天銀行と住信SBIネット銀行を
活用しています。いずれも楽天証券とSBI証券
との連携がスムーズというのも理由ですが、
預金利率もそれなりに良いです。

私はもうかれこれ5年近く銀行の店舗には
行っていません。全く困りませんからね。

ネット銀行であれば、全国のコンビニ大体
どこでも引き出しができます。
また、振込手数料や引き出し手数料も条件に
よっては月に数回無料です。
そして、なおかつ預金利率も良いです。

デメリットとしては、記帳ができないこと
くらいでしょうか。

しかし、ネット銀行では基本的にアプリ等での
入出金明細や残高確認もできますので、
紙へのこだわりがない方はすぐにでもネット銀行
を開設すべきだと思います。
また、ネット銀行をしっかりメインバンクとして
活用していく必要もあります。


ぜひ、紙通帳の手数料有料化を機に、ネット
バンキングの活用をしてみてはいかがでしょう。

それでは。

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