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ものくろからふる

日々のお話。 お仕事、創作、夫婦のこと、模索するフリーランスの生き方について。 月8回程度の更新です。
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2018年6月の記事一覧

ひとりよりふたりがさみしい。

ひとりよりふたりがさみしい。

「彼氏と一緒にいると、寂しくてたまらないんだけど、どうしたらいいんだろう。別れたほうがいいのかな」

9歳年下の女の子にそんな相談を受けた。

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夢を追う街があったらいいだなんて。

夢を追う街があったらいいだなんて。

テレビで観ているだけの遠い町が、少しだけなじみのある町になった。

下北沢の話だ。

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夫婦の思い出のつくりかた

夫婦の思い出のつくりかた

※有料になっていますが、全文無料で読めます

年に2〜3回、夫婦で旅行に行く。
2人の誕生日がある4月。
結婚記念日の11月。
あと、夏にはうなぎを食べに浜名湖に行く。
10年かけてできっつある夫婦のスケジュール。

3月ごろになると
「4月はどこに行こうか」
と話す。

6月ごろになると
「今年の花火はいつあがるかな」
と話す。
よく行く宿からは浜名湖であがる花火がよく見える。
8月の土日とお盆

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「生まれなければよかった」さえも考えられない不幸

「生まれなければよかった」さえも考えられない不幸

目黒で起こった虐待死。
5歳の女の子が亡くなった。
書き取り帳にひらがなで書かれた「反省文」。
いろんな人がその文章を目にして胸を痛めている。でも、だからと言って実際に虐待している家族が隣に住んでいるとしたら、手を差し伸べてくれるのだろうか。差し伸べてくれたとして、「虐待だ」と言い切ることはできるだろうか。よその子なんだし、とそれ以上は突っ込めないのではないだろうか。

我が家では怒られるようなこ

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自宅作業のリズムを強引に整えてみた。

自宅作業のリズムを強引に整えてみた。

オフィスシェアを今年3月に解約した。2012年から利用させてもらっていたので、約6年弱だ。気がつけば社会人になってから半分近くはそこで仕事をしていたのだから感慨深い。普段のシナリオ執筆のお仕事とはちょっと違う編集プロダクションさんでのシェアだったので、いろんな意味で刺激的だった。

解約理由のひとつはある会社で業務委託として働くという話をいただいていたからだ。結果的にはナシになったのだけれど。仕事

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自分が成功を納めない世界線

自分が成功を納めない世界線

先日、「36歳、人生の半分」という言葉を聞いてから、
「マジでうかうかしていられない」と一種の脅迫観念にかられてしまっている。

30歳を過ぎたあたりから思うのは、「自分が何も成し遂げていない」ということだった。
子どものころの私は、36歳の自分は子どもがいると思っていた。
ハタチのころの私は、36歳の自分は売れっ子の小説家になっていると思っていた。
一度も自分が素晴らしいものだとは思ったことがな

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