岩田 量自

東京在住のフォトグラファー 都市風景をメインに撮ってます。 みんなからはジョニーと呼ば…

岩田 量自

東京在住のフォトグラファー 都市風景をメインに撮ってます。 みんなからはジョニーと呼ばれてます。 Webサイト https://www.iwataryoji.com instagram https://www.instagram.com/johnny777

マガジン

  • 登山

  • 撮影tips

    僕が撮影時に意識したことを作例と共にご紹介します。

  • 私的東京日記

    東京で暮らしながら写真を撮る中で感じたこと、考えたことを書いてます。

  • 1から学ぶ写真の歴史

    「温故知新」をモットーに写真やカメラの歴史を学ぶマガジン

  • カメラ周辺機器

    カメラ、レンズ、フィルター等について

最近の記事

  • 固定された記事

自己紹介-これまでとこれから-

こんにちは、岩田量自です。 これまでいくつか記事を書きましたが、多くの方に読んで頂いて感謝するとともに大変嬉しく感じています。 今回は僕がどういう人間なのか知って頂きたく、改めて自己紹介をします。 佐賀県出身1988年(昭和63年)に生まれ、高校を卒業するまで佐賀県の山間部で暮らしていました。小中の同級生が8人で運動会も小中、保育園合同というど田舎で、山の探検や川で魚釣り、庭で焚き火をしたり恵まれた自然環境の中で育ちました。テレビはNHK総合、NHK教育、フジテレビの3つし

    • GALLERY MEDICIISM バーチャル写真展 GO BEYOND ~ビハインドストーリー~

      GOBEYOND | GALLERY MEDICIISM 2021年12月21日に公開された GALLERY MEDICIISM BO BEYOND展は既にご覧になったでしょうか? 光栄なことに、私も参加させて頂いており多くの写真を展示させて頂いています。 写真展のテーマは GO BEYOND フォトグラファーがこれまでぶつかっては乗り越えてきた壁と、そのきっかけとなった写真をエピソード共に振り返る新しいかたちの写真展です。 参加フォトグラファーは僕を含め9名で、バリバリ

      • 軟弱男、32歳登山を始める#3~1人雨の山で考えを深める~

        みなさん、こんにちは。 運動会の開会式や職員室で怒られている途中に貧血で倒れてしまう程の軟弱っぷりをみせていた少年時代を過ごし、今でも全力疾走するとクラクラしてしまう32歳の男です。 自分の軟弱さに絶望し、これはなんとかしなくてはと最近登山で体力作りに励んでいるんですが、登山は思考の整理と考えを深める良い機会になっているなと登山中に気づいたので書き留めておこうと思います。 登山は思考を深める良い時間 都会の喧騒から離れ、様々な雑音や情報を遮断してひたすら歩き続けている

        • 軟弱男,32歳登山を始める#2~払沢の滝と浅間嶺~

          歩き方を変えたら膝の痛みは軽減されるのか検証登山前回の筑波山登山は膝の痛みとともに、時折苦悶の表情を浮かべながら下山しました。帰宅後色々調べてみると体重の掛け方に問題がある様でした。 日常的に体重を外側にかける癖があり、O脚になってしまっているので下山時にはより一層体重がかかって筋肉に負荷がかかってしまって痛みを感じていた様です。 体重を内側にかけて歩くことでO脚も改善していくらしいので、普段歩く時も体重の掛け方を意識する様にしました。 この歩き方で登山すれば膝の痛みもなく

        • 固定された記事

        自己紹介-これまでとこれから-

        マガジン

        • 登山
          3本
        • 撮影tips
          14本
        • 私的東京日記
          9本
        • 1から学ぶ写真の歴史
          3本
        • カメラ周辺機器
          2本

        記事

          軟弱男32歳,登山を始める#1

          こんにちは。 佐賀県の山間部に生まれ育ち、現在は東京に暮らして10年になる32歳の男です。運動不足も甚だしいここ数年、ちょっと走っただけでも息が上がり、頭がクラクラすることもあったので、健康維持と生まれ育った環境に近い場所に身をおいてリフレッシュを図るべく、登山経験豊富なJunさんと一緒に初心者にも優しい筑波山へ登ってきました。 登山開始今回は早朝7:30に登山開始して、お昼過ぎには下山する計画です。 Junさん曰く、登山は明け方~早朝に登り始めて午前中に降りてくるのと混

          軟弱男32歳,登山を始める#1

          私的東京日記#11~深夜の街を歩く~

          Edward Hopperという画家最近、アメリカの画家Edward Hopper(1882~1967)"night hawks" や"night windows" そして "night shadows"という作品を知ってから夜の街を歩く時にどこか似た様な風景がないか探す様になりました。 nighthawks (1942) night windows(1928) night shadows(1921) 暗闇の静けさと光と人によって作り出されるシーンをカメラで撮影する

          私的東京日記#11~深夜の街を歩く~

          私的東京日記#10~真夜中の都心は僕だけの世界~

          リモートワークが推進され、場所に囚われずに仕事ができる環境が整い、家賃の高い東京に暮らす意味がだんだんと薄くなってきている雰囲気がありますが、僕が東京に暮らす大きな理由の1つが真夜中に都心を散歩する楽しみを知ってしまったからです。 1.昼とは全く別の顔を見せる真夜中の東京都心当たり前のことなんですが、実際のその空間に身を置いて体験すると、まるで別の場所にいるかの様な感覚になります。 静まりかえった銀座には外灯だけが煌々と灯り、「さぁ、この街を歩いてごらんなさい」と、僕を街

          私的東京日記#10~真夜中の都心は僕だけの世界~

          最近聞いている音楽~4月のベスト10曲~

          写真のインスピレーションを映画や音楽から受ける方はたくさんいると思いますが、第三者の立場から、撮っている写真と聞いている音楽に何かしら納得できる関係性が見受けられるのか知りたいと思い、最近聞いている音楽10選をご紹介したいと思います。 1.The Marias "I don't Know You"ロサンゼルスのインディーポップバンド The Marias のI don't know You ドラムとベースで刻まれるビートに全音符で乗ってくるギターはセブンスコードを多用してい

          最近聞いている音楽~4月のベスト10曲~

          自ら分析する撮影のポイント#12~フィルターを使ってアナログ感を出す~

          今回はフィルターを使ってデジタルカメラでアナログ感を出す方法をご紹介します。 先ずはフィルター有無の比較写真をご覧ください。 左がフィルター有り、右がフィルター無しで撮影したものです。 恐らく、左の写真の方が柔らかい印象を受ける方がほとんどだと思います。 この柔らかさの秘密は、光を拡散させる+青や緑を鮮やかにする効果のあるOPF550-Lというフィルターで、ポートレート撮影での使用率はかなり高いです。 滲むような光というよりは包み込むような光を表現できるフィルターなので、

          自ら分析する撮影のポイント#12~フィルターを使ってアナログ感を出す~

          自ら分析する撮影のポイント#11~ボツ写真の判断基準~

          instagramやtwitterに投稿している写真は厳選したものですので、ボツになってストレージの肥やしになってしまった写真が膨大にあります。 今回は、ボツ写真の判断基準を実際に投稿した写真と比較しながら明かにしていきます。 1.採用写真とボツ写真の比較まずは、採用した写真から見て頂きます。 次に、ボツにした写真はこちらです。 2つを並べて比較した写真がこちらです。 どちらの写真も暗い大きな空間に差し込む光とその中を歩く人をテーマに、同じロケーションでアングルを少し

          自ら分析する撮影のポイント#11~ボツ写真の判断基準~

          自ら分析する撮影のポイント#10~都市の持つ過密さを表現する方法~

          今回は僕が都市風景のシリーズ"congestion"で撮り続けているビルが密集して立ち並ぶ写真の撮影ポイントを3つご紹介します。 1.スケールの対比を作る この写真では、手前の低層マンションと奥の高層マンションによってスケールの対比を作っています。この対比によって低層マンションはより低く、高層マンションはより高くという様に、それぞれの高さの印象を強調することができます。 高さや大きさを強調したい場合は、このスケールの対比がとても有効です。 2.レイヤーを作る 手前から

          自ら分析する撮影のポイント#10~都市の持つ過密さを表現する方法~

          自ら分析する撮影のポイント#9~光と影を使って簡単に被写体を際立たせる方法~

          今回は、僕がポートレート撮影する時に意識していることを作例を通して顕在化させていこうと思います。 1.被写体を囲む額縁構図 額縁構図にすると自然と囲まれた被写体に視線が誘導されます。 ただし明暗差や際立つ色がないと、その効果は弱くなってしまいます。 この写真では桜で囲まれた部分の地面が影になっていて暗くなっていて、被写体の服が白いので、派手な色でなくても明暗差によって被写体を際立たせることができました。 この明暗差を簡単に示すとこの様になります。 これは明るい部分と暗

          自ら分析する撮影のポイント#9~光と影を使って簡単に被写体を際立たせる方法~

          僕は富士山に嫌われているのかもしれない#3

          桜と富士山を写真に収めようと、神奈川県秦野市にある弘法山に2度登るも、雲と霞によって富士山を拝むことができなかった僕ですが、気を取り直して思い切って富士山に近い河口湖でリベンジすることにしました。 果たして2度あることは3度あるのか、それとも3度目の正直となるのか!? 始発で河口湖へ向かう 眠たさMAXの状態で始発で河口湖へ向かいます。 最寄りの駅から河口湖駅へは電車で3時間15分、そこからバスで湖畔の撮影スポットまではバスで20分、合計4時間半かかります。 因みに、新

          僕は富士山に嫌われているのかもしれない#3

          僕は富士山に嫌われているのかもしれない#2

          今回は、桜越しの富士山を撮影しようと神奈川県秦野市にある弘法山に登ったのに、雲で隠れて全く見えず、悔しくてリベンジに行ったお話です。 不安を抱きながらも頂上を目指すこの日は天気予報は晴れだったのですが、中国から飛来してきた黄砂による霞で、富士山が見えない可能性もありましたが、桜も散り始めていて桜ごしの富士山を撮れるラストチャンスだったので、なんとか見えることを祈りながら弘法山公園に向いました。 今回も登山の途中経過はiPhoneで撮影しました。 霞がかっている上に、雲が低

          僕は富士山に嫌われているのかもしれない#2

          僕は富士山に嫌われているのかもしれない#1

          東京では例年より早く桜の季節があっという間に過ぎ去ってしまいましたね。去年は外出して桜を見ることができなかったので、今年は桜を見たい欲求が高まっていました。 体力作りも兼ねて登山をしながら桜を楽しめて、尚且つ富士山も見れる山を探していたところ、神奈川県秦野市にある弘法山公園を発見したので、桜が散り始めた3月末は天気が悪い日が続いていましたが、合間を縫う様に晴れている日に桜越しに見える富士山を期待して弘法山に登ってきました。 弘法山は標高235mmで40分程度で登れるので初

          僕は富士山に嫌われているのかもしれない#1

          私的東京日記#9~僕は美容室を変えられない~

          美容室を選ぶのはなかなか難しくありませんか? 家から近いからとか、リーズナブルだからとか、内装の雰囲気が良いからとか、そんな理由で選んでいて、有名でない限り実際にカットしてくれる美容師で選ぶ人はそんなに多くない気がします。 僕も上京したての時、美容室を決めかねていましたが、当時住んでいた江古田の駅前で新しくオープンする美容室の呼び込みで声をかけられ て決めてしまいました。 この辺りで声をかけられた記憶があります ちょうど髪を切りたいと思っていたし、最初は半額でカットして

          私的東京日記#9~僕は美容室を変えられない~