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岩田 量自
2021年1月12日 23:27
前回は紙に像を定着するカロタイプが発明された時期までを学びました。今回はカロタイプが発明された当時の写真と社会や絵画との関係を調べて見ました。写真によって絵画は死んだ?「今日を限りに絵画は死んだ」これは19世紀フランスで人気のあった画家、ポール・ドラロッシュの言葉です。彼の描画スタイルは写実的で緻密な画面構成と硬質な仕上げが特徴です。彼の言葉の通り写真の登場により版画家たちは職を失うと言う不
2020年12月29日 17:24
前回は壁に映し出された像を元に絵画を描くために使われていたカメラ・オブスクラについてでしたが、今回は映し出された像を定着させて記録する技術が発見され普及した時期のお話です。フェルメールも使っていた?カメラ・オブスクラ前回カメラ・オブスクラが絵画の表現方法に影響を与えていたことがわかりましたが、かの有名な画家フェルメールも使用していたと言われていることが分かりました。「デルフトの眺望」(1661
2020年12月9日 21:12
「温故知新」故きを温ねて新しきを知る。誰もが知っている四字熟語ですが、なかなか実践できないものです。写真をやっているけど、その歴史を良くわかっていない。自分では新しい表現だと思っていても、実はとっくの前に誰かがやっていたなんてことは往々にしてあります。何も知らずにやって出来たものと、知った上で何かしらの意味を持たせて出来たものではその価値は大きく異なるのではないでしょうか?これから自分が作り出