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GALLERY MEDICIISM バーチャル写真展 GO BEYOND ~ビハインドストーリー~

GOBEYOND | GALLERY MEDICIISM


2021年12月21日に公開された GALLERY MEDICIISM BO BEYOND展は既にご覧になったでしょうか?
光栄なことに、私も参加させて頂いており多くの写真を展示させて頂いています。

写真展のテーマは GO BEYOND
フォトグラファーがこれまでぶつかっては乗り越えてきた壁と、そのきっかけとなった写真をエピソード共に振り返る新しいかたちの写真展です。
参加フォトグラファーは僕を含め9名で、バリバリの商業写真を撮っている方や私の様にSNSからキャリアをスタートされた方がどの様に写真と、自分と向き合いこれまでの道を歩んできたのかを追体験できます。

この展示に参加させて頂き多くの方に見てもらえるだけではなく、展示写真を選ぶ中でこれまで自分が歩んできた軌跡を振り返るいい機会となりました。
展示している写真はしっかりと写真をやろうと思い始めていた頃からのもので、それ以前については語っていないのでご興味がある方は続きを読んで下さい。そしてもう一度展示をご覧になって頂くと違った見え方がするかもしれません。

私と写真の軌跡 -プロローグ-

では、本展示では振り返りきれなかった自分と写真との軌跡、関係性を振り返っていきたいと思います。

・写真を時々撮っていた小学生時代
特にカメラに拘りがあるわけではないですが、父は子供の成長記録として写真を撮っていました。機械としてのカメラに興味を持った私はシャッタースピードと露出をいじって露出計の針が真ん中にくればOKとざっくりとした説明を受け、気になったものを写真に収めていたことを思い出しました。

研修旅行でアメリカに行った際もフィルムカメラを持っていきました。
フィルムの充填方法、巻き方をよく知らなくてフィルムを破ってしまい、更に裏蓋を開けて感光させてしまい撮った写真がパーになってしまったこともありましたね。

佐賀県の山間部で育ったので、撮っていたのは家の周りの植物や木漏れ日、空、影などの自然で、なぜか家族を撮ろうとは1mmも思わなかったです。

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小学生の時撮ったであろう写真

・全くとらなくなった中学~高校時代
中学生〜高校生時代は勉強やら部活(ほとんどやっていない)やらでカメラに触れる機会は全くなりました

・大学卒業間際に再び取り始める
大学時代は軽音楽部でどっぷり音楽に浸かってましたが、卒業間近にiPhone4を手にしてから、スマホ写真の楽しさに目覚め小学生時代の気持ちを取り戻したかの様になんでもかんでも撮ってました。それと同時にInstagramも始め、撮って編集して、シェアして反応があるという一連のアクションが手のひらの中で繰り広げられる楽しさを満喫していましたね。

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Instagramを始めた頃の写真

・建築を学びながら写真も楽しんだ夜間学生時代
大学4年生の時に就職して会社に勤めて生活することが無理だと悟った私は、手に職をつけて行う仕事・形に残せる仕事をしたいと考え、興味のあったインテリア、建築の勉強をしようと上京し夜間の建築専門学校へ通うことにしました。
日中はコールセンターでバイトをし、夜は学校で建築を学び、休日はiPhoneで写真を撮るという生活を3年間続けました。
Instagramで #ザ壁部 というハッシュタグを見つけて、壁写真の面白さに目覚め、東京の街を探検しては"壁を狩る"というお金のかからない遊びをやっていました。

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今見返してもなかなか良く撮れている壁写真

・Instagramをやっていたからこそ出会えた人たち
上京して10年ほど経ちますが、これまで東京で出会った人のほとんどがInstagram関連で、もしInstagramをやっていなければ本当に孤独で寂しい都会生活を送っていたでしょう。(想像するだけ恐ろしい....)
壁部の部長 @ka_nai さん
モバイルフォトの師匠 @chikuwa91 さん や @koshi_another_side さん
時々写真撮りにってラーメン食べてる @yuma1983 さん
など普通に生活していたら絶対に出会わなかったであろう人たちと出会えたことは今、こうして展示できている自分を形成するために必要不可欠だったと思います。
もちろん今回お声がけ頂いた @artratio さんも!


みなさん、出会ってくれてありがとう!感謝っ!

ここまで読んで下さったみなさん、ぜひこのまま GO BEYOND 展へ!


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