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私的東京日記#10~真夜中の都心は僕だけの世界~

リモートワークが推進され、場所に囚われずに仕事ができる環境が整い、家賃の高い東京に暮らす意味がだんだんと薄くなってきている雰囲気がありますが、僕が東京に暮らす大きな理由の1つが真夜中に都心を散歩する楽しみを知ってしまったからです。

1.昼とは全く別の顔を見せる真夜中の東京都心

当たり前のことなんですが、実際のその空間に身を置いて体験すると、まるで別の場所にいるかの様な感覚になります。

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静まりかえった銀座には外灯だけが煌々と灯り、「さぁ、この街を歩いてごらんなさい」と、僕を街に誘い込んでくるのです。

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明るい時間帯に歩いていると気付かなかったり関心を持たなかった物にも、真夜中には無意識に吸い寄せられてしまいます。

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光と影が逆転した世界

昼と全く別の世界に見えるのは光と影が逆転していることも一つの要因だと思います。昼には気付きにくい建物の中の明かりが、夜になると外に漏れ出してきます。
昼は建物の外観が、夜には中から漏れ出す光が昼夜それぞれの街を印象付けていて、真夜中には光と影が逆転した世界を楽しむことができるんです。

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真夜中の都心は自分だけの世界

誰1人歩いていない真夜中の都心は、自分だけの世界となりオープンワールドを自由に歩き回っている感覚になります。
この世界にいるのはたった1人と思えると、なんだかワクワクしてきます。

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終電がなくなっても歩いて都心まで行ける範囲に住んでいると、真夜中の都心を独り占めできるんです。

高い家賃以上の価値がここにあるので、どうしても東京を離れられないのです。


光を拡散させるために使用したフィルターについてはこちらの記事をCheck!


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