見出し画像

僕は富士山に嫌われているのかもしれない#3

桜と富士山を写真に収めようと、神奈川県秦野市にある弘法山に2度登るも、雲と霞によって富士山を拝むことができなかった僕ですが、気を取り直して思い切って富士山に近い河口湖でリベンジすることにしました。

果たして2度あることは3度あるのか、それとも3度目の正直となるのか!?

始発で河口湖へ向かう

画像1

眠たさMAXの状態で始発で河口湖へ向かいます。
最寄りの駅から河口湖駅へは電車で3時間15分、そこからバスで湖畔の撮影スポットまではバスで20分、合計4時間半かかります。
因みに、新宿からバスで行けばもう少しゆっくりと出発できるし、1時間ほど早く着くことが後から判明しました笑

まぁ、道中に通っていた大学のあった都留市を通過することもあったので、電車で行くことにしたのですが。

現地の気になる天気予報はというと...

画像2

よしよし、これは完全に勝ちパターンですね。
朝も早かったし暫し眠りにつくとするか....zzzz

河口湖に到着

画像3

あれっ!? 富士山どこっ!?
天気予報ってなんだよっ!?
早起きして始発で来たのに...
寒さだけはドンピシャで当たってる...

やっぱり僕は富士山に嫌われているのかもしれません...

不安を抱えたまま撮影スポットへ

分厚い雲が広範囲に広がっていて,今後晴れる可能性はあるか疑問と不安を抱えながらとりあえず河口湖湖畔の撮影スポットまで行くことにしました。

画像4

辛うじて雲の隙間から富士山が姿を見せてくれましたが、始発で来た僕がこんなのに満足するはずがありましょうか?

ここからは持久戦覚悟でしっかりと姿を見せてくれるまで待つことにしました。

待つこと数十分....

画像5

(sony α7Rⅳ + sigma art 35mm)

遂に、遂にっ、その姿を捕らえることができました!!!

画像6

(sony α7Rⅳ + tamron 70-180mm)

その後1時間程まってみると...

画像7

(sony α7Rⅳ + tamron 70-180mm)

これぞ、求めていた景色です!

画像8

(sony α7Rⅳ + sigma art 35mm + tokyo grapher OPF-650L)

雲がどんどん流れていき、青空が広がってきたので桜並木を撮る余裕も生まれました。

画像9

(sony α7Rⅳ + sigma art 35mm + tokyo grapher OPF-650L)


地元の人にとってここはこの時期、最高の散歩コースですね。

画像10

(sony α7Rⅳ + sigma art 35mm + tokyo grapher OPF-650L)

さて、気づけばお昼になってしまっていたので、もう一つのスポットへ向かうとしましょう。

新倉山浅間公園へ

今や有名な撮影スポットになった新倉山浅間公園ですが、僕がまだ大学生だった10年程前は遠方から写真を撮りに来る人も多くありませんでした。SNSの力は凄まじいですね。

画像11

右側通行の看板が雰囲気を見事にぶち壊してます。
せっかく観光地となったのであれば、こういう所にも気を使った方が良いと思うんですよね。

画像12

ポニーとそれを追いかける犬を発見。このポニー、後でまた登場するので覚えておいて下さい。

画像13

なかなかきつい階段を登ると...

画像14

撮影スポットは撮影時間は5分で入れ替え制の為、長い行列がずっと続いているではありませんか!

画像15

(sony α7Rⅳ + sigma art 35mm)

おなじみの構図でパッと撮って、他にも良い撮影場所がないか降りながら探してみることにしました。

画像16

(sony α7Rⅳ + sigma art 35mm)

画像17

(sony α7Rⅳ + sigma art 35mm)

広い空に垂れてきた桜をちょこんと入れて撮るのも良し。

画像18

(sony α7Rⅳ + sigma art 35mm )

桜の隙間から見える富士山を探して撮るのも良し。
探せばあるもんですね。
さっきの撮影スポットよりも断然これらの方が良いですよね。

画像19

(sony α7Rⅳ + sigma art 35mm + tokyo grapher RF-CPL)

CPLフィルターを使うと、霞んでよく見えなかった街並みや遠くの山もくっきり写せました。

画像20

(sony α7Rⅳ + sigma art 35mm )

苔むした擁壁と地面に落ちた桜もまた趣がありますよね。

帰宅の途へ

待望の富士山を撮れたので、次なる撮影スポットで富士山を背にした夕暮れの街並みを撮影しようと思いましたが、だんだんと曇ってきたので今回は断念して帰宅することにしました。
最後の最後でまた雲に隠れて見えなくなるのだけは避けたかったのです笑

画像21

(sony α7Rⅳ + sigma art 35mm + tokyo grapher OPF-650L)

駅前の踏切で先ほどのポニーに遭遇しました。

画像22

(sony α7Rⅳ + sigma art 35mm + tokyo grapher OPF-650L)

tokyo grapher OPF-650Lでノスタルジックな雰囲気にしてみました。

画像23

(sony α7Rⅳ + sigma art 35mm + tokyo grapher OPF-650L)

住宅街を歩くポニー。なんとも不思議な景色です。

画像24

(sony α7Rⅳ + sigma art 35mm + tokyo grapher OPF-650L)

富士急行線はホーム沿いに桜が植えてあり、非常に良い雰囲気なんですよね。

画像25

(sony α7Rⅳ + sigma art 35mm + tokyo grapher OPF-650L)


雲に隠れる前にお別れできました。

僕は富士山に嫌われているのかもしれない

そう思っていましたが、3度も顔を見せないのは不憫に感じたのか今回はしっかりと姿を現してくれた富士山、ありがとうっ!

帰宅するには少し早かったので、4年間の思い出が残る大学とその周辺を歩いてみることにしたのですが、それはまた別のお話。(三谷幸喜風)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?