3連休は冬休みの宿題?

子どもがいる家庭では、明日からの3連休が憂うつな気分になるという。

3連休が明けたら学校が始まるのだが、毎年のように書き初めやドリルの宿題に追われる。日記の宿題もあったら、地獄である。

学校からは、書き初めの練習をして一番良く書けたものを提出しましょうと言われるのだが、一発で書いて失敗しなければ、それを提出作品にする。

ドリルは、答え合わせを自分でして提出しましょうと言われるのだが、最初から答えを見て問題を解き、全部の答えに丸をつけ、どのページも満点である。

(子どもが答えを見て解いているところを見ていない)親からすれば、そんなわけないだろうと言いたくなるのだが、宿題が終わらないと親も振り回されるから、黙認してしまう。

最後は日記だ。一行日記を書かせる学校が多いようだが、文字どおり一行書けばよいわけで、ほとんど毎日が「友達とゲームをしました。楽しかったです。」。

初詣とか初日の出を見ることは特別なイベントなので、まだまともな文章であるが、「お年玉をたくさんもらいました。うれしかったです。」で終わっていると、ちょっとがっかりする。

こんな光景を毎年のように見せられると、「果たして、冬休みの宿題をやる意味があるのか?」と思ってしまう。

せめて、休み明けにテストするから、テスト範囲の勉強を冬休み中にやるようにと言ってくれるほうが、有意義な気がするのだが。

塾の冬期講習に行かせている親や、私立中学の受験勉強をさせたい親も、似たような思いでいるようだ。

子どものいる方、明日から大変でしょうが、頑張ってください。

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