某ピザ店の挑戦?

夜道を歩いていると、ふとピザ店のこんな広告に目が留まった。

「お持ち帰りピザ 全品 50%OFF」

50%オフとは、なかなかの挑戦だと思う。半額なわけである。

しかし、ちょっと待てよと考える。

ピザといえば、長いコロナ禍で宅配のイメージが強いのだが、
それをわざわざ「お持ち帰り」でサービスしている。

仕事柄、いろいろなことが思い浮かぶ。

例えば、店頭で告知するのはよいが、通りすがりの誰をターゲットにしているのか?

仕事終わりに帰路につくOLかサラリーマンか。

夕方散歩をしている高齢の男女か。

はたまた、保育園や幼稚園帰りのママ友や、一緒に帰っている子どもか。

宅配でピザを注文する習慣がついてしまうと、例えば、電車やバスの中でスマホで注文し、家に帰り着く時刻以降にピザが届くように予約するほうが楽に思えてしまう。

それでも、50%オフに飛びついて、1回分お得になるサービスを受けるかどうか。

巣ごもりの習慣を打ち破って、ピザ店まで買いに行くかどうか。

悩ましい問題である。

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