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『一度しかない人生を「どういきるか」がわかる100年カレンダー』

『一度しかない人生を「どういきるか」がわかる100年カレンダー』

「一度しかない人生を「どう生きるか」がわかる100年カレンダー』本書スペシャルカレンダー・フレームワークDL特典付き

大住 力著

本書の巻末には、 1930〜2131年の約200年分のカレンダーページが用意されています。

自分の誕生日や入学、卒業、友人との出会い、結婚、子供の誕生など、日付を眺めるだけでも、なかなか感慨深いものを感じた。

本書では、様々な過去の出来事や趣向などから、

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『丸の内魔法少女ミラクリーナ』

『丸の内魔法少女ミラクリーナ』

『丸の内魔法少女ミラクリーナ』take 2
村田沙耶香著

ミラとは、くじら座の胸に輝く星で「不思議なもの」という意味かある。その名の通りこの星は、膨張と収縮を繰り返す不安定な状態にあり、膨張すると星の温度が下がって暗くなり、収縮すると温度が上がって明るくなる。

クリーナの意味は、掃除人

不思議で不安定な掃除人ってことかな?

主人公の茅ヶ崎リナは36歳のOLなのだけど、幼少期のころから、魔法

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『十三夜』

『十三夜』

『十三夜』
樋口一葉著

裕福な家に嫁いだ主人公の『お関」の悲惨なDV被害の物語。

離婚したいと実家に逃げ込む。ひどい被害を受けているという話を聞いて、母親は、即離婚をすすめるのだけど、父親からは離婚を思いとどまるように諭される。再び、嫁ぎ先に戻ろうとして乗った人力車の運転者は、幼ななじみで、もともと、いいなずけだった「縁之助」。

縁之助は、お関が裕福な家に嫁いでしまってから、落伍していき無一

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「たけくらべ」

「たけくらべ」

『たけくらべ』
樋口一葉著

文学史で、単語として単純に暗記していたことを思い出す。タイトルの「たけくらべ」って、丈(背丈)を比べるってことで、幼なじみってことということも学んだ気がする。

冒頭の
『廻れば大門の見返り柳いと長けれど、お齒ぐろ溝に燈火ともしび
うつる三階の騷ぎも手に取る如く、明けくれなしの車の行來ゆきゝ
にはかり知られぬ全盛をうらなひて、』

よくわからないけど、何か趣きを感じる

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『人生に、上下も勝ち負けもありません 精神科医が教える老子の言葉』

『人生に、上下も勝ち負けもありません 精神科医が教える老子の言葉』

『人生に、上下も勝ち負けもありません 精神科医が教える老子の言葉』
野村総一郎著
著者は、1949年広島県生まれ。1974年慶應義塾大学医学部卒業。米国留学、藤田学園保健衛生大学精神科助教授、立川共済病院神経科部長などを経て、現在、防衛医科大学校精神科学教授。日本うつ病学会理事。六番町メンタルクリニック院長。

メインテーマは、
老子哲学のなかでも重要な概念の一つが 「所詮 、物事は相対的 」とい

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