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新元号「令和」について考える。

2019年4月に平成に変わる元号として「令和(reiwa)」に決まり、発表された。これは「万葉集」からの採用と発表されている。万葉集の「初春の令月(れいげつ)にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫らす」から引用をおこなったとのこと。
正直、これは予想外であった。少なくとも「明治、大正、昭和、平成」との文字被りは避けるのでは?と予想されていた部分と反し、「和」が使われた点である。
安倍首相はこの元号に決めた理由として「厳しい寒さのあとに、春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように、一人一人の日本人が、明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる、そうした日本でありたい、との願いを込め」とコメントを残している。これはSMAPの「世界に一つだけの花」を引用したコメントとなっており、話題を呼んでいる。
複数の候補の中から選ばれた「令和」という元号。今は慣れないが、今後年数を重ねることで親しみが出てくるだろう。
詳細な文字に関する分析は下記BuzzFeedの記事が参考になります。
ゴールデンボンバーにより新曲プロモーションに関してはスピード勝負であった。これを発表までにほぼ作詞作曲、PV撮影等を済ませておき、新元号の部分のみを発表後に収録し即配信。これがエンターテイメント。これがゴールデンボンバーが芸能界で愛され、ファンも離れない理由である。そして、「令和」という新曲は意外とクセになる曲。どこかで聞いた事があるメロディーがクセになります。
予想合戦に関しては下記ツイートが話題となり、ツイートしていた本人が通知が繰り返された事で驚きを隠せない状態となっている。2016年のツイート。何がきっかけであるか不明であるが、ネット界隈で予想が当たったのはこのツイートのみ。ある意味平成最後の預言者と祭り上げられている。
また、批判的にこの元号を捉えると「平和を命令する」という意味ではないか?等の意見もある。国や上下関係の命令に従う「令」の精神と同調圧力を重視する「和」の精神というまさに現代の日本社会を表現した言葉の組み合わせであるとも取れる。安倍首相や現在の政治に不満がある人ほどこのように否定的な分析をしてしまう部分はあるが、どこか万葉集からの引用とは異なる解釈ができてしまう部分が個人的にはある。
最後に一つ言えることは、新たな元号と時代が訪れることは確定した。「令和」とい元号とともに日本は時を進めていく。しかし、時間わ残酷にも全ての人に平等に与えられているものである。個々の価値観ではあるが、1分1秒を大切に残りの「平成」という時間と「令和」という新時代を生きていかなければならない。


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