ゆとり教育から我々は何を学べたのかについて考える。


個人的に思うのはゆとり教育はコンセプトは良かった。ただ、実行するだけの準備が不足していた。その影響で中途半端に学習量が減るだけだったり、余裕ができた時間が無駄に使われるなどされた事が原因。もちろん、本当に失敗であったのか否かは印象論で語られており、精査されていないまま脱ゆとりが今のテーマとなってしまってる。
今回ゆとり教育から脱ゆとり教育がテーマとなっているが、結局今回も内容を増やそう、英語を重視しよう、プログラミング教育を実施しようなどと決定事項はあるが、教員側への研修や意思統一、内容の精査などがされずゆとり教育導入と同様の流れとなっている。本当に同じ失敗を繰り返す可能性が高い。
結論的にはゆとり教育自体は失敗であったと思う。しかし、ゆとり教育を実施したからこそ得られたものがあるのも事実。理想と現実、理想と現場のギャップが失敗の原因。本来目指すべき「ゆとり」の意味が量を減らすだけになってしまったんだよね。


シンガポールが教育方針を大転換、「学校での順位記載を廃止」のわけ

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