そんなにアピールしなくてもいいんじゃない?
ロッシーです。
一介のサラリーマンとして仕事をしていると、何か成果を出したときに、
「自分がやりました!」
と言いたくなってしまうものです。
でも、それをしないほうがいいです。
私の個人的な経験からもそれは言えます。
アピールしなくてもわかる
アピールをしなくても、本当にあなたが成果を出していたら、分かるものです。
だから、わざわざアピールをする必要はないのです。
むしろ、アピールをすることによって、周囲からあなたへの感謝の気持ちが失せてしまいます。
余計なことはしなくていいのです。
あなただけの成果なの?
会社の仕事では、
「あなたが成果を出したことが明確な成果」
というものは、滅多にありません。
基本的に組織として成果を出すわけですから、成果も組織のものです。
あなたが成果を出したように見えるとしても、その裏ではそのお膳立てをしてくれたりと、地道な作業をしてくれた他の社員がいるのです。
バンドに例えるなら、あなたがボーカルだとしても、ベースやドラムがいなかったら成果は出ませんよね。
一番目立つかもしれませんが、それはあなたの成果とイコールにはならないのです。
反感は避けられない
仮にあなたの成果だとしても、
「そういう風にあなたが思っているだけ。」
という可能性があります。
評価をするのはあなたではありません。上司や他の社員です。
他の社員が、「あなたの成果ではない」と思っていたら必ず反感を招きますし、その反感は噂話へとつながってしまいます。
そして、そういった噂話は、ツイッターも顔負けの速さで社内に拡散されます。
「あの人(あなたのこと)、自分だけが成果を出したと思って調子乗ってるんだって。ホントは〇〇さんがいてくれたからなのにね~。」
なんて給湯室で女性社員がヒソヒソ話をするようになったらおしまいです。
調子に乗って上昇すると、必ず一気に叩き落されるのです。
スキャンダルで叩かれる芸能人なんかその典型ですよね。
目立たないけど成果を出す人
成果を出しても目立たないようにする。
アピールをしたくなったら、あせらずじっと静かにしている。
無駄に爪痕を残そうとしない。
褒められても調子に乗らない。
それくらいでいいと思います。
ホームランを狙わない
成果をホームランだとしましょう。
毎回ホームランを狙うと必ず失敗します。そんなことは天才でもない限り不可能なのです。
だから、もしも成果が出たとしても、たまたま運が良かったと思ってさっさと忘れたほうがいいでしょう。
ホームランを狙わずに、確実にヒットを打つプレイヤーのほうがよいのです。
そして、チームが成果を出したら一緒に喜べばいいと思います。
欲が強いと損をする
なんでも自分のものにしようとする欲が強いと、かえって損をします。
成果を自分の手柄にしたがると、ほかの社員は手柄を横取りする敵になってしまいます。
それでは仕事をしていてもストレスがたまり、心の平安を保つことができず、非常に苦しい思いをしてしまいます。
そういう人は、長期的に会社でうまくいかなくなります。だって、誰も自分を敵とみなす人間を応援しようしませんから。
成果を出そうと出さなかろうと、そこまで大して給与に差なんてでないのがサラリーマンなんですから、微々たるエサのためにガツガツしないほうがいいんじゃないでしょうか。
アピールしたい気持ちをもっと気楽に手放しましょう。
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