情報という餌を減らす
ロッシーです。
と2、3年前の『デジタル資本主義』という本に書かれていました。
今ではもっと多くのデータが日々生み出されているのでしょうね。
情報を得てもキリがない
誰もがスマホを持っていますから、情報を得るためのツールはあるわけです。
でも、個人にとっては手に負えない量の情報が毎日生み出されています。
これでは、いくら情報を得てもキリがありません。
たいていの情報は重要ではない
「情報 = 重要なもの」という前提があると、情報を得ることはいいことだ。情報を得ないといけない!と思ってしまいます。
でも、全部の情報が重要なわけがありませんよね。
むしろ、たいていの情報は重要ではないと思います。
皆さんは、昨日ネットで見た情報を覚えていますか?
私はまったく覚えていません。
重要な情報なら忘れることはありませんから、ほとんどの情報は取るに足らないものだと思ったほうがいいと思います。
デジタル社会において情報は重要なのでは?
GAFAと呼ばれる会社は、デジタルデータを大量に収集し、それを利用してサービスを提供しています。
そういった会社は、収集した圧倒的な量のデジタルデータをビッグデータ化し、AIと組み合わせて価値を生み出すことができます。
つまり、情報というものは「圧倒的な量」を集めないと、価値が出ないのです。
それができるGAFAのような会社にとって情報は重要です。しかし、個人にとっても重要だとは限りません。
情報を得ているようで、与えられている
私達は、情報を主体的に得ていると思っているかもしれませんが、そう思わされているのかもしれません。
沢山の情報を得ているようでいて、いつも同じサービス、アプリ、プラットフォームを訪問して、そこで情報を得ているわけです。
情報を餌と考えると、牧場で餌を与えられている牛などの家畜と似ているような感じがしてきませんか?
家畜は、主体的に自分が餌を食べていると思っているかもしれませんが、飼い主によって選ばれた時間に、選ばれた場所で、選ばれた餌を、ムシャムシャと食べているわけです。
情報が大事だと思って日々情報を得ようとする人は、GAFAのような会社にとっては望ましい家畜、いや顧客なわけです(笑)。
情報を減らす
私は、以前Twitter、Facebook、Newsアプリなどを使っていましたが、今は使っていません。
使わなくてもまったく困りません。
noteは使っていますが、これは情報を取るためではなく、情報を発信するためのものなので使っています。
「情報が重要だ」
という考えのもとに、頑張って毎日たくさんの情報を摂取する必要はないと思いますよ。
なんでも取りすぎは良くありませんから。
Thank you for reading !
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