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花とブローチと、ビンテージが好きです。1950~70年代の器や雑貨、文具を中心に写真な…

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花とブローチと、ビンテージが好きです。1950~70年代の器や雑貨、文具を中心に写真など紹介していこうと思っています。よろしくお願いします。

記事一覧

こどもだったころの「おたのしみ会」

私が子供の頃・・昭和50年代になるのですが、 クリスマスが近くなると、小学校の体育館で毎年 「クリスマスおたのしみ会」が開かれていました。 チラチラ見える、折り紙で…

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3年前
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朝、ゆっくりと目覚めていく音楽

https://youtu.be/k_zHpd0Cby4 20年ぐらい前、演劇のサントラを作ったりしていました。 それがとても楽しかったので、 今もそのなごりで、今年は2曲だけですが作りました…

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3年前
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父の入院と実家の整理

母がなくなってから二月半が経ちました。 疲れていた体も徐々に回復し、 気持ちも癒えてきました。 先月父が入院し、実家が無人になったので 毎朝子供を送ったあとで それ…

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4年前
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母とのお別れ

先月、母と永遠のお別れをしてきました。 「来週には退院したい」と陽気に言っていた母でしたが、 5月14日 16時9分、天国へと旅立ちました。 享年73歳でした。 早すぎる…

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5年前
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お姑さんの形見のハンカチで

今はもう誰も住んでいない、旦那さんの実家の引き出しから 未使用のハンカチをもらいました。 ウイスキーの景品か何かで、文字が入っていて 同じものが2枚あったので、一…

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5年前
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古い鉛筆が好きです、その3

いつもの文具店で、その擦り切れた二つの紙箱は どこか不自然に、突然置いてありました。 開けてみると、その外観からは想像できなかった、 鮮やかな朱色の軸に、金色のレ…

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5年前
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古い鉛筆が好きです、その2

とある商店街にある、なじみの小さな文具店。 入口から伸びる狭い通路を、さらに狭い裏側にわざわざ回らないと届かない、古びたガラスケースの扉を開けさせていただく。 …

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5年前
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古い鉛筆が好きです

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5年前
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昭和初期、浜辺のお土産屋さんにあったブローチ。

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5年前
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1960年代の七宝焼き「猫」

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5年前
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小豆島のペーパーウェイト。

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5年前
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こどもだったころの「おたのしみ会」

私が子供の頃・・昭和50年代になるのですが、
クリスマスが近くなると、小学校の体育館で毎年
「クリスマスおたのしみ会」が開かれていました。

チラチラ見える、折り紙で作った飾り。
うすら寒い場内に暗幕がひかれ、ろうそくに灯がともり、
大小ごちゃまぜの子供たちがわらわらと入場して
友達を見つけて小声で話したり、うしろでプロレスやっていたり。

ステージが明るくなり、紙芝居や人形劇が始まります。
終わ
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朝、ゆっくりと目覚めていく音楽

朝、ゆっくりと目覚めていく音楽

https://youtu.be/k_zHpd0Cby4

20年ぐらい前、演劇のサントラを作ったりしていました。
それがとても楽しかったので、
今もそのなごりで、今年は2曲だけですが作りました。
朝、ヨガや瞑想などされている方、
心や体の快方に向かって日々進まれている方、
よろしければ、この曲をどうぞ。

タイトルは「朝陽」
ゆっくりとゆっくりと、夜が明けていく中で、
たくさんの細胞が、希望の力

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父の入院と実家の整理

父の入院と実家の整理

母がなくなってから二月半が経ちました。
疲れていた体も徐々に回復し、
気持ちも癒えてきました。

先月父が入院し、実家が無人になったので
毎朝子供を送ったあとで
それぞれに寄っていました。
実家の片付けには良い機会だと思い
台所、洗面所、リビングの収納は
とにかく夏までにと急いですませました。

母は買い物に積極的な人で、あまり捨てない人。
私はあまり買わないけど、どんどん捨てる人。
なので、使え

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母とのお別れ

母とのお別れ

先月、母と永遠のお別れをしてきました。

「来週には退院したい」と陽気に言っていた母でしたが、
5月14日 16時9分、天国へと旅立ちました。
享年73歳でした。

早すぎる母の死に
病院側は「なぜ」親族は「まさか」という反応でしたが、
何と言いますか、一人娘の私には
なんとなく、なんとなく虫の知らせのようなことが度々ありました。

亡くなる3日ほど前、
「数値も良くなったので、来週から病室が変わ

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お姑さんの形見のハンカチで

お姑さんの形見のハンカチで

今はもう誰も住んでいない、旦那さんの実家の引き出しから
未使用のハンカチをもらいました。

ウイスキーの景品か何かで、文字が入っていて
同じものが2枚あったので、一枚はそのままにして
もう一枚をいくつかに切り分けて、いろいろ作ってみました。

私の実家の引き出しから、裏地やワッペンも仲間入り。

お出かけセットができました。
私はお姑さんとは、喧嘩もしないままお別れになってしまいましたが
これを持

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古い鉛筆が好きです、その3

古い鉛筆が好きです、その3

いつもの文具店で、その擦り切れた二つの紙箱は
どこか不自然に、突然置いてありました。

開けてみると、その外観からは想像できなかった、
鮮やかな朱色の軸に、金色のレトロ文字が光る。

しばし見とれる私に、おばちゃんが声を掛けてくれる。

「それね、あんたが好きかしらと思って置いといたのよ。
 なかなか持ってかないから、もう持ってるのかと思ってたわ」

いえいえ、持ってません。気づいてないだけでした

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古い鉛筆が好きです、その2

古い鉛筆が好きです、その2

とある商店街にある、なじみの小さな文具店。

入口から伸びる狭い通路を、さらに狭い裏側にわざわざ回らないと届かない、古びたガラスケースの扉を開けさせていただく。

おじゃまします、ずっと気になっていたのです、
何が入っているのか見せていただきますね。
と心で話しかけながら、
壊れないようにおそるおそる力を入れる。すると・・・

ごっ。ごごっ。ひょろひょろ、ひ~~
という、頼りない音とともに少しずつ

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