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与信管理規程をモレのない内容にする為のポイント📖
以前投稿した与信管理規程に関する記事の続編となります。
『与信管理規程が必要な理由とは?規程シリーズ≪第1弾≫』の内容も合わせてご確認下さい!
こんにちは、佐々木正人です!
是非、最後まで読んで持って帰って下さい!!
フォロー✅・スキ💗・コメント📝大歓迎です!特に記事についてのコメント頂けると、今後の記事作成の励みになります。100%返答します( ´艸`)
![](https://assets.st-note.com/img/1653973655585-l5z7dF5vCQ.png?width=800)
与信管理規程を整備しておく事は
ワクチン接種をしておく事と同じ!
新型コロナウイルスのワクチン接種に関しては、当社でも職域での接種を行いました。
新型コロナウイルスのワクチン接種に関しては賛否両論あるので「絶対接種!」なんて言えません。
ここで言いたいことは
《緊急度:高 + 重要度:高》ではなく
《緊急度:低 + 重要度:高》に対して
「普段からどれだけ意識を向けたり時間を割いたりできるか」ということです。
与信管理もいざという時に備えるものであり、ワクチン接種や予防接種も広く捉えると同じ『備える!』という事になります。何かあった時に焦らないための『備え』であり、そもそもは、その何かが起きないように事前に防ぐ『予防』が重要と考えます。
この『備える!』があらゆる観点でリスクを想定した時のポイントになり、与信管理規程をモレのない内容にする重要な要素なります。
『作成』のポイント
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/56251759/picture_pc_fd4a8e71d00108aaa115466545b18f08.png)
例えば、
① 実際に売掛金の未回収が発生した。どうしよう?
② 最終的に売掛金は回収できず焦げ付いてしまった。どうしよう?
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/56330553/picture_pc_6fe7cef5098d2f82ffb2f7f5385670e3.png?width=800)
⇒①については
未回収発生の通知を受けた時にどのように対応していくのか、規程や運用マニュアルに明記しておけば焦りません。
また、その回収遅延は1回目なのか2回目なのか、その回数や理由に応じて『誰がどのように対応をするのか』規程や運用マニュアルで細かく決まっていることが望ましいと思います。
⇒②については
大半のケースが何かしらの予兆があって事故となります。
ではその予兆をつかむために必要な事は?
取引先の定期見直しを条項に入れる事や、与信限度の有効期限を定める事、限度額に近づいた際や超過時の通知に関する条項を設けるなどが必要です。
また、事故に関しても処理の方法を決めておく必要があります。
事故先への処置、事故報告、問題先・事故先に対する限度額の消滅など処理プロセスがありますが、そもそも問題先・事故先の定義をしっかりと決めておかなければプロセスにもモレが生じてしまいます。
【例:問題先】
・資金不足等の事由により速やかな入金ができないと判断される取引先
・支払期日から31日以上、入金が行われていない取引先
・差押・仮差押その他公権力による処分、大口貸倒れの発生、極度の販売不振等、経営の継続について先行きが懸念される事由が発生している取引先
・その他、経営層が不適切と判断した場合
【例:事故先】
・手形小切手の不渡りを発生させた、または手形交換所取引停止処分を受けた取引先
・民事再生、会社更生、特別清算、破産その他倒産処理に関する法律の適用を申立てた(または申立を受けた)取引先
・債権者会議を開催し、私的整理を行おうとしている取引先
・解散を決議した取引先
・実質的営業停止の取引先
上記例に挙げた様に「定義」を入れておく事を推奨しています。
『運用』のポイント
そして以前記事でも取り上げましたが、実際に与信管理規程の運用を行っていくのは自社の社員【人】です。【人】の教育がこの与信管理規程の周知と順守をしていく上で最も重要になります。
そもそも、守られなければ規定があっても意味がない為
これまでに私が与信管理規程作成のコンサルティングを実施してきた企業では、規程に与信管理の教育・訓練という条項を記載して頂いています。
その殆どは実際に年に1度はセミナーなどの講習やe-ラーニングで教育をしています。しかし、それでも守られない場合を想定して罰則を規約の条項として入れるケースも少なくありません。
さて!ワクチン接種のたとえ話を入れて分かりやすく
と意識をして書きましたが与信管理規程シリーズではどうしても硬いワードが並んでしまいますね。。(笑)
ですが、与信管理規程は一度じっくりと見直しをしてみると深くて面白いですし、自社が抱えるほかの部分の課題も見えてくる事があります。
是非この機会に、自社の与信管理規程を一読してみてはいかがでしょうか!
本日の内容は以上になります。
次回もお楽しみに!では!
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