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ストレスを溜めないための整心論〜ビジネスパーソンの日々の再起動19


前回投稿


はじめに


アスリートと同じく、ビジネスパーソンにも「心技体」のコンディショニングが大事です。特に、心(心理、気分など)の影響は、技(パフォーマンス、スキル)や、体(身体的な健康)にも影響が出ます。

逆に、技や体が上手く調整できれば、心への好影響を出すことも可能です。

このような好循環を生み出す手法について、自分の心理について考えたり、振り返ったりすることを「整心論」と私は名付けています。

サブタイトルは「再起動」としていますが、調子が悪くなってからの手法だけでなく、普段の活動についてもお伝えし、これまで、バラバラになりがちだった「心理」(心)、「ビジネススキル」(技)、「健康管理」(体)の相互関連をベースに、ビジネスパーソンのパフォーマンスの適正化を図るための情報(=整心論)を、私のリワーク体験や復職後の体験に基づき、お伝えしたいと考えています。

本日から何回かは、「ビジネススキル」(技)に関することを考えてみたいと思います。

第1部:ビジネスコミュニケーション(報連相)のコツ

第2部:タイムマネジメントのコツ

第3部:企画書作成のコツ

本日から何回かは、第1部のビジネスコミュニケーション(報連相)のコツについて、考えます。

「『報告』って、どんなときに必要なんですか?」って、若手社員に聞かれて、教えてあげられますか?

実は、私、若手社員だった頃、上司に報告するタイミングが分からなくて、困っていたのです。

で、上司は「ちゃんと報告しろ」という話はしますが、そもそも、どんな時に報告していいのか分からないので、同じことを繰り返すわけです。

そのうち、叱責を毎日のように上司から受けるようになります。上司から叱責を受けるだけでは、私の疑問は何ら解決しませんでした。そして、何よりも困ったことに、私の最初の上司は、取引先から、とても嫌われていました。

今思えば、そんな上司に報告や相談する動機が湧いてこなかったのです(笑)

2番目の上司は、取引先から嫌われるタイプではありませんでしたが、人間としてのプライドを完全に捨てるタイプのゴマスリ営業や、ルール違反ギリギリの際どい営業が得意でした(笑)

これまた、相談や報告をする動機を感じるのは無理だなと、今になって感じるわけです。(やっぱり、成長できるスキルを教われる相手でなければ、報告や相談する価値は感じにくいわけです)

勿論、そんな動機とは関係なく、ちゃんと報告や相談をするべきだったとも考えられなくはないですが、せめて、報告や相談とは、どのようなコミュニケーションなのか、どんなタイミングで、どんな風に話せばいいのか、そんなことが分かれは、もう少しマシな感じにはなったのではないかとも思います。ただ、はっきりしているのは、当時の私は、そんなことは分からず、そんな私に具体的に指導できる人も周りにはいなかったということになります。

そんな若手時代に聞きたかった話を復職訓練の中で聞いたのです。逆に、今となっては、若手社員にお伝えしたい話でもあります。(一応、補足しますと、報告やら相談やらは、その後、私自身が経験を積む中で、個人的には身につきましたが、後輩に教えられるほどではなかったということになります)

詳しい話は次回の投稿から書いていきます。

引き続きよろしくお願いします。

私のマガジン
「ビジネスパーソンの整心論」


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