rita

モノを書いてみようと。 不定期で書いていく

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モノを書いてみようと。 不定期で書いていく

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自己紹介

人は心が愉快であれば終日歩んでも嫌になることはないが、 心に憂いがあればわずか一里でも嫌になる。 人生の行路もこれと同様で、 人は常に明るく愉快な心を持って 人生の行路を歩まねばならぬ(シェイクスピア) ・・・全くもってその通りだと思う。 三十路を迎えて人生とは何かと問うべき時に差し掛かり、日々迷うばかりではあるが、常に明るく愉快な心を持つため、こういったSNSという媒体で発信してみるのも悪くはないと思った。職場と家の往復のなかで一体何があるというのかとも思うのだ

    • あたたかな愛を未来へ繋げたい

      夫とは7年付き合った。 結婚のタイミングとは本当にわからないものだ。これほど長く付き合って結婚するならもっと早めに結婚してしまいたかったと思う。そしたら、コロナがやってくる前に結婚式もできてたくさん旅行もできて子どもももっと早くに・・・ でも、結局のところ何も変わらない未来が待っているということも知っている。自分の人生は何かに定められているのかもしれない。 そんな考えが巡っているのも、今私は自宅で養生中だからだろう。 現在、妊娠6ヶ月で週数的には22週を過ぎた頃。先日の健診

      • 音楽のちから

        音楽の力はすごい。という話。 家で夫とボーッとAnother Skyを見ていた。 特に会話をしていてわけでなく 本当にただただボーッと。 突然何故か懐かしい気持ちに駆られた。 それは、番組でかかっていたBGMのせいだ。何の曲かも思い出せない。だけど、ふとその曲を聴きながら絵で描いたネズミを思い出した。特に工夫されていない横向きの可愛いネズミ。 その曲のこともネズミのことも思い出せず目では番組を見ているのに頭の中は自分の記憶を辿っていた。 今は携帯で何でも調べられる。でも、ど

        • 自分の中の可能性

          自分がひとつの宇宙だとして 無限に広がる可能性があるとしたら・・・ この考えはすごく楽になる。人体というものはたくさん解明され、病院に行くと専門医から解決法を教えてもらえる。けれど、感情と思考は別だ。 自分が経験したことは小さな惑星だ。そこには経験した自分が住んでいる。サン=テグジュペリの星の王子さまのように 私は最近、自分の中に新しい惑星もしくはブラックホールなものに悩まされている。時たま悩まされるそれに名前をつけるとしたら「ふ」だろう。負、不、訃、降・・・ 決してい

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        自己紹介

          人生のイベント 結婚、結婚式、妊娠、流産 〜流産篇③〜

          読む専門だったnoteに書こうと思ったのは、人生が差し出した酸っぱいレモンでレモネードを作るためだ。これは、私の好きな海外ドラマのセリフから。 映画やドラマは人生に彩りを添える。自分の人生は映画やドラマじゃない。だけど、作品から勇気をもらって前を向くことができる。随所にリアルがあるからだろう。 私は8年付き合った彼と結婚し、一生に残る最高の式を挙げ、妊娠をし、流産をした。 稽留流産手術の当日。流産と言われてから2週間。 自然に出てくることなく術日を迎えた。夫は休みを取っ

          人生のイベント 結婚、結婚式、妊娠、流産 〜流産篇③〜

          人生のイベント 結婚、結婚式、妊娠、流産 〜流産篇②〜

          noteには不思議な魅力がある。 自分の体験や興味のあるものから生の声を聞くことができるからだ。 はじめは、身近な体験ではなく小林賢太郎さんを追ってこのアプリに辿り着いた。8年付き合った彼と結婚して、一生に残る結婚式を挙げ、妊娠を経て流産を体験した。このnoteを貪るように読み始めたのはまさに流産した経験からだった。 稽留流産「かも」しれないという言葉に少し希望を持っていた。「かも」は「そうかも」しれないし「違うかも」しれないからだ。でも、それは自分に都合の良い解釈なのはわ

          人生のイベント 結婚、結婚式、妊娠、流産 〜流産篇②〜

          人生のイベント 結婚、結婚式、妊娠、流産 〜流産篇①〜

          読むのが専門だったnoteを綴ることになったのは 人生のイベントを整理するため。 自分の感情に蓋をすることが苦痛で誰かに聞いてもらいたいというのもあった。 活字で綴れば考えながら整理できると思ったからだ。 8年付き合った彼と入籍をして、一生に残る楽しい結婚式を挙げ、その後妊娠をした。 妊娠がわかったのは5週目。 検診に行くと、赤ちゃんが入る袋だけがあった。 -ここに赤ちゃんが来るんだ。 ワクワクドキドキ。 問題は無事に育つかどうかだ。 夫はあれこれ気づかってくれた。男

          人生のイベント 結婚、結婚式、妊娠、流産 〜流産篇①〜

          人生のイベント 結婚、結婚式、妊娠、流産 〜妊娠篇〜

          結婚式が終わり、数日は燃え尽き症候群で余韻に浸っていた。 このコロナ禍でできなかった、両家顔合わせもできてふっと一安心。 式後、来てくれた人たちの感染もなかったようだ。それを確認してふたたび安心し、私たちはすっかり日常に戻っていた。 普段は夫婦ともシフト制なので、休みが合う日が少ない。それでも月に1度か2度、休みが合えばどこかへ出かけたり映画を見たり、ゆっくりしたりのんびり暮らしていた。 そして、家族を増やしたい話を自然とするようになった。私も賛成だった。ふらっと立ち寄る

          人生のイベント 結婚、結婚式、妊娠、流産 〜妊娠篇〜

          人生のイベント 結婚、結婚式、妊娠、流産 〜結婚式篇〜

          入籍後、私と夫は共通の友人の結婚式に出席という夫婦で初のイベントごとに参加。 このコロナ禍で延期延期でやっと叶った結婚式。恋人として出席するはずだった彼が夫として出席することになった。私の幼馴染で、友人夫と4人で飲みに行ったりと交流があったため参加することになったのだ。 私は友人からスピーチを頼まれていた。 幼い頃、友人と私は想像の中にしかなかった結婚式。ドレスに身を包んだ友人はそれは本当に綺麗だった。私は終始泣きっぱなし。 私は声を震わせながらスピーチをし、これからの2人を

          人生のイベント 結婚、結婚式、妊娠、流産 〜結婚式篇〜

          人生のイベント 結婚、結婚式、妊娠、流産 〜結婚篇〜

          会社に向かう電車の中でふとnoteを書こうと思った。 今日は土曜日 電車はガラガラで座る余裕がある。私も含めみんな携帯を忙しなく眺めながら、朝の出勤を迎えてる同志たち。土日出勤日の電車内は静かすぎるほどだがそんな気がする。 さて、今回このnoteをなぜ書こうと思ったのか。 それは、各駅派の私の人生が急行の速さで駆け抜けた2022年のせいだろう。 結婚、結婚式、妊娠、流産 感情が大きく動いたこの1年を整理したい。 かれこれ8年付き合った彼との入籍は突然バタバタと訪れた。記念

          人生のイベント 結婚、結婚式、妊娠、流産 〜結婚篇〜

          夢の時間

          おかしな夢を見た おかしな夢を見た日は何故か起きたくない 起きる予定より寝る時間を5分延長して もう一度目を瞑って夢のおさらいをする 普段の時の進み方ならありえないスピードで 夢を見ている たったの5分延長して寝ていただけなのに 多くのことを経験することができる 私が今日見た夢は アボリジニーと出会い アボリジニーに導かれて不思議な世界へ飛び込む そんな夢だ なんて朝だろう シリウスというアボリジニーと ゾウの女の子 氷の世界の黒い人が出てきて なんともファンタジーな展

          夢の時間

          祖父のこと

          私の祖父は、今年で恩年94歳になる。祖母は89歳。 私の曾祖父が97歳だった。確か曾祖母もそれくらいだった気がする。 文字で並べてみても、かなりの長寿家庭だと思う。 私の祖父は、私が小さい頃から「おじいちゃん」らしい「おじいちゃん」だった。 まさに絵に描いたようなおじいちゃんで、遊びに行くといつもお菓子をくれたり、 公園に連れて行ってくれたり、とにかく甘やかしてくれている。 「蕎麦ボーロが好きだ」と言ったらいつも用意してくれる。もう好きじゃなくなって違うものが好きになっても

          祖父のこと

          楽しいは創るもの

          文字だけでイメージをして、それを具現化する。想像と妄想が好きだった私にとってそれは時間を忘れるくらい没頭できるものだった。その一つの形が、学生の頃やっていた舞台活動だ。自作で脚本を書き、仲間と稽古をして上演する。朝、バイトに行き、学校で授業を受け、その後、稽古をする。その後に、呑みに出かけて他愛もない話をする。終電を逃したこともしばしば。そして、少し眠りにつき、また起きてバイトへ行く。今考えるとよく体調も崩さずやっていたなぁと思うが、好きなことへの執着心だけは凄かった。今、学

          楽しいは創るもの

          偏見コレクションの話

          常識とは十八歳までに身につけた 偏見のコレクションのことをいう(アインシュタイン) ・・・なるほど。そう考えてみると、十八歳までにあらゆる経験を積んでいるなと改めて実感する。生きるため行動をする術、笑うために心を動かす術、怒るために相手を感じる術、愛するために思いやりを手にする術、豊かになるために相手に耳を傾ける術・・・。あらゆる術を小学生から高校卒業までに得ているといわれて妙に納得する。常識がない人というものはいない。常識とは、偏見コレクションのことであって、多数派の感

          偏見コレクションの話