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人生のイベント 結婚、結婚式、妊娠、流産 〜結婚式篇〜

結婚式をやるきっかけは・・・

入籍後、私と夫は共通の友人の結婚式に出席という夫婦で初のイベントごとに参加。
このコロナ禍で延期延期でやっと叶った結婚式。恋人として出席するはずだった彼が夫として出席することになった。私の幼馴染で、友人夫と4人で飲みに行ったりと交流があったため参加することになったのだ。
私は友人からスピーチを頼まれていた。
幼い頃、友人と私は想像の中にしかなかった結婚式。ドレスに身を包んだ友人はそれは本当に綺麗だった。私は終始泣きっぱなし。
私は声を震わせながらスピーチをし、これからの2人を祝福した。

友人の結婚式を思い返すと本当に今でも胸が熱くなる。夫は、結婚式に参加して結婚式とはどんなものかがわかったのか頻繁に結婚式の話をするようになった。このタイミングで素晴らしい結婚式に参加させてくれた友人には感謝だ。

「僕らも結婚式やりたいね」

結婚式に向けて

そんなこんなで、気がつけば結婚式をやる方向で話をしていた。まずは式場。何ヶ所か見たけど、結局2人の所縁の地で行うことにした。
こういう時って面白いくらいに導かれてるのか?と思うほどどこからか湧いて出てくるから不思議だ。
プランナーさん指導の下、あれよあれよと様々なことが決まってゆく。
私たちは堅苦しい式ではなく、私たちの人生で出会った大切な人たちを呼んでやることにした。もちろん友人夫婦も招待し、友人にはスピーチをお願いした。友人は「来ると思ったー」と笑って快諾してくれた。

私たち夫婦は、学生時代芝居で出会った。
夫は役者。私は演出。
私は学生時代で芝居はやめた。夫はその後も続けたが、数年前に辞めた。けれど、私たちの根本には来る人たちを楽しませたい精神が強かった。
新郎も新婦も余興をひとつずつ企画することにした。オープニングやプロフィール映像なんかも夫が作ってくれた。
入籍から半年後に式を挙げた私たちの準備期間は約4ヶ月。休日はもっぱら準備。これが何より楽しかった。

エステに行ったりはしなかった。とにかく、ありのままで、今の幸せをそのまま表現したかった。今思えば、こういう時にしかやらないんだから、1回くらいは行っても良かったなぁと思うが、まぁいい。夫は最後まで自分のタキシードを悩んでいた。結婚式にノリノリな夫。一緒に楽しめることが嬉しかった!

私たちの共通の趣味は映画観賞だった。だから、披露宴で使う音楽は映画音楽のみと決めていた。
音は一任してもらえていたため、自分の持っている映画サントラから吟味して考えた。音楽にはストーリー性を持たせたい。結婚式を思い出すたびに頭に音楽がかかるようなもの。

とうとう結婚式!

たくさんのこだわりにみんなへの感謝を込めて、みんなにありがとうを伝える私たちの結婚式は無事に準備が整った!しかし、ここでひとつ問題が・・・

当日、台風予報!?

忘れていた。天気予報を見るまで、すっかり忘れていた。私が雨女・・・ではなく、荒天女だということを。もう、台風なんか来ないだろうと思って決めた日取り。まさかの悪天候。
慌てて友人たちに連絡すると全員が変わらずきてくれるとのこと。本当に感謝だ。

式は滞りなく進み、笑いあり、涙あり、一生忘れられない楽しい式になった。

このコロナ禍、色々な思いがあるが、人生のイベントはしっかり対策をとってでもやる価値がある。感謝はその時でないと伝わらないと思う。色々と悩むことの多い今だけど、やって良かった。結婚式についてはおいおい書いていこう。

私の1年を振り返るブログは続く。

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