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自分がやりたいことを発信する大切さ

いつもお世話になっています。作家の浜口倫太郎(@rinntarou_hama)です。

noteをはじめてそろそろ三ヶ月目ぐらいなんですが、自分のやりたいことを発信するって本当に大切だなあと思いました。

自分と作品のファンを増やすためにnoteを頑張ってみようと思ったんですが、思わぬ副次的効果があったんです。

というのも最初の自己紹介のページで、漫画原作をやってみたいと書いてみたんですね。

放送作家10年、小説家10年やって、次に何か別のチャレンジをしたいなと考えていたんです。

以前、キャリアを三つかけ算すれば、オリンピックのメダリスト級の100万人に一人の人間になれるという記事を書きましたが、その三つ目を何にしようかなと。

まずは自分のセールスポイントを考えました。

長所はプロの放送作家としてのアイデア力と構成力、プロの小説家としての文章力、ストーリーティング力だなと。

あと放送作家経験があるので、チームで作品を作るコミニケーション力もあります。これは小説家だけしかやっていない人にはない部分です。

それが一番活きて、かつ自分が好きなのは漫画原作者だなと思ったんですね。

やっぱり漫画は小説よりも圧倒的に市場が大きいのが魅力ですし、近頃はウェブトゥーンという新たな形式の漫画も登場して、これからどんどん拡大していくジャンルです。

ここならば自分の能力が思う存分活かせるのではないかと考えたわけです。

それで、『漫画原作がやりたい』と最初の自己紹介ページに書いたんです。

まあそのときはそれで仕事がくると思わなかったんですが、不思議なことが起こりました。

ほんと自己紹介で漫画原作をやりたいと書いた直後です。知り合いの編集者がツイッターで、「○○社をやめて、別の出版社にいきます」とつぶやいたのを発見したんです。

彼は編集者なんですが、僕が一緒に仕事をしたときは出版社の営業マンでした。

作家は本を書くと書店を巡って、いろんな書店員さんに挨拶することがあるんですよ。書店周りと言われています。まあひらたくいうと営業活動ですね。

昔仙台に行ったときその書店周りに、営業マンとしてその方が付き合ってくださったんです。その後彼は編集者になったんですが、作家と編集者としては一緒に仕事していませんでした。

だから一日書店巡りを付き合ってもらっただけで、そこまで深い関係性ではなかったんですが、何か妙にそのツイートが気になりました。

そこで、「ご無沙汰しています。どこの出版社にいかれるんですか」とメッセージを送ったら、「漫画の出版社です」と返信がきたんですね。

ちょっとびっくりしました。まさか漫画原作者になりたいと書いた直後、知り合いの編集者が漫画の世界にいくとは。ちなみに彼が元いた出版社には漫画部門はありませんでした。

すぐに「今漫画原作をやりたいと思ってるんですよ」と返信し、その出版社の編集者の方を紹介してもらって、漫画制作に挑んでいます。

さらにウェブトゥーン制作の会社でも仕事をさせてもらっています。

「漫画原作やってみたい」と書いただけで、短期間で仕事になっていったんですね。

よくやりたいことは口に出した方がいいと言いますが、それを自分の中で留めておくだけではもったいないです。

世間に発信した方がより叶う確率が増えるんじゃないでしょうか。

「いや、そうはいっても……」と躊躇する人もいるのもわかります。お前には無理だ、できるわけないだろとか否定的な意見がきたらと思うと二の足を踏んでしまいますよね。でもそこを勇気を出して発信してみます。

もちろんそれを読んでどなたかが声をかけてくれるということもありますが、世間に公表することで、それとは別の力が働く気がするんですよね。

スピリチュアルな話になりますが、こういう偶然性はそうとしか思えないんですよね。自分の中のアンテナの感度が上がるんですよ。

勇気を出したご褒美を神様がくれるのかもしれません。

あとnoteを書いていてよかったことがもう一つありました。

自分とはどういう人間か、どういう思考の持ち主かを書いておくと、仕事相手の方もそれを読んで、「ああ、こういう人なのか」と理解してくれるので、すごくスムーズに仕事ができるんですよね。

仕事を発注する人間からすると、やっぱり相手の人となりを知っておいた方が安心できるじゃないですか。

それってどんな職業の方でもあてはまると思うんです。素敵なことを発信しているお店のオーナーがいたら、その店に行ってみたいと考えますしね。

今回の一件で自己発信力の大切さをより感じました。





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