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仕事・英会話・プログラミング・旅行・趣味、全部を楽しむスケジュール管理術

現役エンジニアとして働いていると、他のエンジニアがどのようなスケジュールで過ごしているのか気になることが多い。

例えば、現役医師からGoogleのソフトウェアエンジニアになられたLillianさん

エンジニアとして生きながら、世界中を旅している彼女。旅だけではなくポーカーの腕前も世界レベルで大会にも参加する様子がTwitterで確認できる。

エンジニアとして生きながらこれだけ多くのことをこなす彼女のスケジュールは、同じエンジニアとして気になるはずだ。
彼女は日本一難しい大学である東大医学部を卒業されているので、一般人の私たちには参考にならない部分が多いかもしれない。しかし、彼女のタスク管理・スケジュール管理術が公開されたら、それはとても有益な情報になるだろう。

今回は、私の日々のスケジュール管理術やタスク管理術を紹介しようと思う。
Lillianさんのようなエキサイティングな生き方はできていないが、この記事を通して、現役エンジニアとして働いている私のスケジュール管理・タスク管理術が多くのエンジニアに役立ってくれると嬉しいと思っている。

まず冒頭で私の日常を紹介すると、本業ではフルリモートでヨーロッパメンバーと仕事をし、副業で小さなスタートアップを支援し、毎日英会話・プログラミング学習を継続し、ゲームや運動などの趣味にも時間を使い、海外旅行・国内旅行などの娯楽も大事にする生活ができてる。

3年前は、そんな充実した生活ができるとは想像すらできなかった。そして、そういったスケジュールで生きているエンジニアがいたなら、その人のスケジュール管理術を知りたかった。
だからこそ、この記事を書くことで、多くのエンジニアの一つの道標を作りたいと思う。

充実した生活を送るために必要なスケジュール管理術

5年近くエンジニアとして、出社勤務・在宅勤務・フルフレックス・フレックス・裁量労働・フルタイム契約・業務委託(時給)契約・コンサル(月額顧問)契約など、様々な雇用形態・働き方で働いてきた。

数多くの働き方を経験してきた私が最も大事にしていることは、以下の3つだ

  • フルリモート

  • 裁量労働 or フルフレックス

  • 時間ではなく成果で評価する

これから、一つずつ説明していくが、本題に入る前に読者の皆様に安心してもらいたい重要なポイントがある。
それは、「フルリモートで働けば、通勤時間がなくなるから、今すぐフルリモートの仕事で働こう!」といった、再現性のない結末にはならないので安心して欲しいということだ。

世の中の数多くのスケジュール術に関する記事やツイートが、「それはわかるけど、実際どうすればそうなれるのさ?」というツッコミだらけの記事だということは理解している。
そのため、この記事では、フルリモートがいいのは分かったが、どうすればフルリモートの環境に飛び込めるのか?ということについても書いていくので安心して欲しい。

フルリモート

フルリモートについては賛否両論ある。これは事実だし、私も良いフルリモート悪いフルリモートがあることは理解している。

私は現在、良いフルリモートで働けていると自負している。
だからこそ、良いフルリモートチームで働くとどのようなメリットがあるかを解説することから、フルリモートについての解説を始める。

最高にエキサイティングで学びがある環境

フルリモートの1番のメリットは通勤時間がなくなることだと主張する人は多い。しかし、フルリモートの1番のメリットは時間的制限がなくなることではなく、地理的制限がなくなることだ

フルリモートのチームで働くと、シリコンバレーで働いているようなグローバルレベルのエンジニアと働けるようになる。わざわざ海外に引っ越す必要はない。明日から、いままでと同じ環境で、英語でグローバルレベルのエンジニアと仕事ができるようになるのだ。

彼らとの仕事は本当に面白い。冗談ではなく、給料が半分になったとしても今の会社で働きたいと思えるぐらい、仕事がエキサイティングな行為に変わる。
多くのエンジニアが、大金を払って海外大学院に留学する。しかし、フルリモートのグローバルチームならば、そういった大学を卒業したエンジニア達と日本にいながら英語で仕事ができるようになる。最高の経験であり、最高の学びが日本の住み慣れた環境で手に入るのだ。

自分ではそんな環境に手が届かないと思っている人も多いかもしれない。しかし、最近は、エンジニアの社員数が2,3人の小さなスタートアップにも海外エンジニアが所属している。
実際、私が副業で参加している正社員エンジニアの人数が2人(当時)のスタートアップにはとても優秀な海外エンジニアが参加している。その会社は素晴らしい会社だがエンジニア採用には苦労している。
なかなかエンジニアが採用できないからこそ、経験が少なかろうが最低限のスキルがあれば採用するというのがその企業のスタンスだ。(ChatGPTなどのサポートがあるので、タスク管理さえしっかりしていれば、レベルが高くないエンジニアでも成果を出せるという考え方が根底にある。)
エンジニア採用が難しい昨今の状況では、そういった企業は想像している以上に多い。だからこそ、ジュニアエンジニアや駆け出しエンジニアにもチャンスはある。

つまり、フルリモートでグローバルエンジニアと一緒に働く機会は強者のみに与えられた選択肢ではないということだ。
フルリモートは、全てのエンジニアに与えられたチャンスなのだ。(この記事の趣旨ではないため、控えておくが、エンジニアの転職・就職戦略についての記事も執筆予定だ)

時間的余裕がある

グローバル環境の良さについて熱く語ってしまったが、本題に戻そう。
フルリモートがスケジュール管理術に大きく貢献する理由は、時間的余裕が大きいからだ。

当たり前のように聞こえるが、これは想像している以上に大きなインパクトがある。
フルリモートに関する記事では、「通勤時間がなくなるから、時間的メリットが大きい」という主張が多い。

しかし、フルリモートのメリットは通勤時間だけに留まらない。

髪の毛を整え、着替えをし、化粧をするといった身支度の時間も大幅に削れるだけではなく、ランチで移動する必要もないし、会議室に移動する必要もない。
オフィス勤務をしたことがある人なら誰しも経験したことがあるトイレ渋滞問題に苦しむこともなくなる。
オフィスの入館カードを忘れて家に取りに戻ることもなくなるし、オフィスに忘れ物をするリスクもない。

全ての行為において、時間的余裕があることがフルリモートのメリットだ。それら全ての時間を合計したら、毎日3-4時間の節約になるだろう。3-4時間の時間があれば、好きなことは大抵できる。

私は、本業・副業すべてにおいて、フルリモートの仕事しか応募しない。それが絶対条件だ。
なぜなら、その3-4時間で、ジムに行き、英会話をし、プログラミングの勉強をし、ゲームをプレイすることができるからだ。

出社勤務をフルリモートにするだけで、毎日1時間の運動・1時間の英会話・1時間の勉強・1時間のゲームができるようになるなら、苦労してでもフルリモートの仕事を選んだ方がいいとは思わないか?

つまり、フルリモート勤務こそが、私が充実したスケジュールを組む上で絶対に必要な条件だ。

フルリモートを手に入れるために就活や転職活動をしている人も多いだろう。就活や転職の真っ只中では人間は弱気になりがちだ。
弱きになると、「たかが出社だ。とりあえず仕事を得ることが重要だから、フルリモートは諦めよう」という心持ちになる。
しかし、一番最初にグッと堪えて、フルリモートの仕事にこだわってみてほしい。フルリモートという働き方が私たちの生活に与えてくれる自由は想像以上に大きい

フルリモートは未経験でも手に入る

フルリモートOKの仕事がベテランエンジニアだけの選択肢だと思っているのなら、それは間違いだ。フルリモートは駆け出しエンジニアを含め、全てのエンジニアが選べる選択肢だ。
以下で、その理由を説明する。

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