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いろいろな場所で直面する『どうにでもなれ効果』の危険性

こんにちは、Rinです!


1つの課題を30分で終わらせようとしてタイマーを掛けたのに、途中で電話が掛かって来て「もういいやっ」と諦めてしまったり

他にも、1日のスケジュールを綿密に組み過ぎて企画倒れしてしまったりで、結局「もういいや」となってしまう、なんて経験一度はあると思います!


実は、その「もういいや」となってしまう現象には名前があったのです!


その名前を『どうにでもなれ効果』と言います。


この『どうにでもなれ効果』を発動させない様にするにはどうしたら良いのでしょうか。


ということで今回は、「『どうにでもなれ効果』が良く起こる時」と「その予防法」について書いていこうと思います!


一度起こると恐ろしい『どうにでもなれ効果』とは


『どうにでもなれ効果』とは、簡単に言うと

1つの小さな失敗のせいで、自制心が崩壊してしまう状態

のことです。


例えば、ダイエットをやろうと思って「今日はお菓子を食べないぞ」と決めていたのに、「少しだけ」とお菓子を一口摘んでしまっただけで、「もう今日は良いや、明日からダイエットしよう」と、自制心が崩壊してしまう状態です。

そうやって、ズルズルと先延ばしにしてしまって元々の目標を見失ってしまう事になりかねません。


いわゆる「定期テストまでまだ1週間あると思っていたのに、気がついたら前日で何も勉強してない」みたいな状態ですね笑


一応「勉強しなきゃ」って頭の中にはあるのに、「まだ6日ある、まだ5日ある…」と先延ばししてしまうんですよね、すっごく分かります笑笑


『どうにでもなれ効果』を予防する2つの方法


『どうにでもなれ効果』を引き起こさないために、予防法が主に2つあります。

それは

①長期的な目標を立てる
②「やめる」という目標は立てない

です。


この『どうにでもなれ効果』を引き起こしてしまう原因の一つに、「短期的な目標で頑張ってしまう」ということが挙げられます。


「今日から1週間毎日走る」や、それこそ「今日から1週間はお菓子を抜きにする」などの目標です。


人は、現実味のある長期的な目標の方が頑張ることが出来るのですが、これらの様な、短期的でこれまでの生活と全然違う目標を立ててしまうと、達成することが難しくなってしまうのです。

受験勉強は毎日コツコツ続けられても、定期テストの勉強はギリギリまでやる気が起きないのが、まさにコレですね。


また、『どうにでもなれ効果』を発動させないためには「〜をやめる」という目標を立てないようにするべきです。

もし立ててしまうと、逆に達成する事がかなり難しくなってしまいます。


というのも、もしあなたが「お菓子について考えないでください」と言われた時、あなたはお菓子を本当に気にしないでいる事が出来るでしょうか?

逆に「お菓子を気にしない」という言いつけを気にするあまり、余計に「お菓子が頭に浮かんでしまって、気になってしょうがない」という状態になってしまっているのではないでしょうか。


つまり、「気にするな」や「忘れろ」などの「やめろ系」ワードを使うと、人は暗示に掛けられたように気になってしょうがなくなってしまうのです。


なので、逆に「やる系」の代替事項を用意してあげる事で、『どうにでもなれ効果』の発動を防ぐ事が出来る様になります。


この2つに気をつけるだけで、『どうにでもなれ効果』の発動を抑える事ができるので、自分に合ったやり方で実践してみてはいかがでしょうか!


終わりに


『どうにでもなれ効果』は、他にも色々なところで起こるので、注意が必要です。

「一万円札は崩したくないから使いたくないけど、一度千円札に崩した途端にどんどん使ってしまう」というのも『どうにでもなれ効果』のひとつだったりします。


また、一度『どうにでもなれ効果』が発動してしまうと、それとは別の分野の事でも連鎖的に起こってしまう危険性があるので、気を付けましょう!


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それでは!


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