21.「できる人になりたい」…本当に?
こんにちは。りみ子@元引きこもり*です。
「私本当は、なんでもできる人です。」
「でも力加減をして、できないぶりっ子をしています。」
同じ職場の人、同じ趣味の集まりの人、家族にそう言われたら、あなたはどう感じますか?
***
私の父は、娘の私から見て、できる人です。
大手ゼネコンに勤め、60才の定年後、さらに大手企業へ就職し、いまでも自慢の社会的立場をもつ父です。
幼い頃からずっと、父に認められたいと思っていました。
私のこと(できない人間)を、フンと鼻で笑っているような印象の父でしたので、見返すという意味でもできる人になりたいと思っていました。
一方で、ダウン症の兄は、極端な言い方ですが、自分の事が自分でできない人です。
私は、そんなできない兄に対し〈距離を置く父〉と、決して〈距離を離さない母〉を見て育ちました。
父に認められたい気持ち 母に愛されたい気持ち
できる人になりたい私 できない人になりたい私
子供の頃からずっと別人格があるような違和感がありました。
できる人になりたい!と熱望する自分と、できない自分のままでいたい自分です。
本当のわたしはどこにいるのでしょう。
***
本当のわたしは、本当はなんでも一人でできる人です。
今出来ないことは勿論多いです。でも、調べる、やってみる、そういった行動を躊躇なく行動に移せる自分です。
悲しいことに「一人で出来てしまったら、独りぼっちになる」そんな妄想・価値観が私には刻み込まれて生きてきました。
これは、以前人に指摘されていたことです。
「本当はもっとできるんでしょ?知ってるよ?」
「ガンガンやっていいよ」
「そうやって、少しずつ力を出してる間に、人が離れていったこと今までなかった?」
あった。あったのです。
私本当はあんな適応障害なんて言われるまで馬鹿な働き方をしなくても、やり方を知っていました。
でも、それをしたら、人が離れていく気がして、自分を壊すやり方を選んでいたように思います。
「わたし本当は、身体を壊さずに働く方法がわかるんです。」
「でも、いつも困った!困った!と言って長時間労働をする自分で居たほうが、上司の関心を引くには楽だからそうしています。」
「だって、困らず、淡々と成果を挙げていたら、かまってくれなくなるでしょう?」
「たとえ、成果を挙げて上司に喜ばれたいと思ったら、どれだけ努力しなきゃいけないと思ってるの? そんな辛いこと、やりたくない。」
本音とは自分にとってエグイものです。
心の弱さからの本音です。
じゃあ本当の、野心(上司に気に入られたい)のない私の本音は?
「もっと自由にやりたいことが出来る自分になりたい。」
制限なくやりたい。
じゃあ、やれば?
空想するだけでヨダレがでる程、やりたい夢を追い求めてみることにしました。追い求める?いえ、今やるのです。
■ハウスクリーニング事業の代表になって、スタッフを抱えて、みんなでワイワイやれる環境のなかに居る自分。(スタッフは勿論、元引きこもりや事情を乗り越えようとしているチームの仲間です。)
■魂のパートナーが傍に居る自分。(本能ですから。つがいが居て、よりパワフルに生きていることでしょう。)
■一人でいるときは、自分を信じて、前を見つめる自分です。
なったつもりでやる
これは、自己啓発系の話によくありますね!
ダイエットでも、美人になったつもりで食事を摂る、などありますね。
今は太っていても、美人になったつもり、美人ごっこで意識を変えるのです。
「マインドを変える」なんて言い方もありますね!
どんなメゾットも、表現が異なるだけで原理は同じなのかもしれません。
意識が変わると、行動が変わる?そんな言葉も有名ですね。
とにかく、やる、ということ。
弱さの本音に屈して、いつまでも『できない人は愛される』という考えに固執して、出来るのにやらず、周りと差が開いて、ほんとうにできない人になるのか。やった結果、豊かになると信じて、行動するのか。
いかに『意識を変えるという意欲を継続できるか』にかかっています。
***
私は、ひとりでは継続できない自信があります!
しかし、周りに、共にトライしている人がいたら、継続できそうな気がしませんか?
日の出を待つ時間も
ダイエットに励む時間も
メンタルを克服する時間も(*‘ω‘ *)
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