218.パッとできたら楽だけど。
「パッとできたものは壊れやすい。
だから、じっくりいこう!」
当時の私にそのように声をかけてくれた人がいました。
依存をやめて間もなくの頃、毎日、うつうつとして、一日の大半を寝て過ごしていた頃のことです。
こんなに寝てばっかりで、この先どうなってしまうんだろう…という不安。
早く良くなって、同世代の子たちに追いつかなくてはいけない…気がする、という焦り。
不安と焦りが全身を覆いつくすような私でした。
それでも、通院は欠かさずしていました。
処方された薬も飲み、自助グループにも行っていました。
〇なのです。
どうしようもない自堕落生活をしていた引きこもり生活から脱して、これからはお日様の下で生きていくための、まずは療養(慣らし)期間だったのです。
焦らず、日々、気持ちと体の充電をしていたら、いつかふと、動きたくなる時がくる。
その時に勇気をもって、飛び込んでみる。
チャンスを逃さないための充電期間、準備期間。
と、今なら言えます。
実際そうだったからです。
パッとできたものは壊れやすい。
今日ふと、3匹の子豚という絵本を思い出しました。
レンガでコツコツ作った一番下の弟の家が、一番丈夫で、嵐がきても大丈夫だった!という話だったと思うのですが(今検索で確認したら、嵐ではなくて、オオカミが吹いた息のようですね笑)
絵本でも言っているとおり、そうゆうことですね(^^)
自暴自棄になりそうな時、投げ出したくなった時、そんな時は「パッとできたものは壊れやすい」を思い出して、焦らず、諦めず、今できることに意識をむけるよう、切り替えたいものです。
そんなことを頭におきながら、今日はある創作に励んでいました。
とてもパッとできる内容ではありません。
苦手な『コツコツ』です( *´艸`)
そのぶん!
完成が楽しみです♡
5月30日㈰は向日葵相談室の日です(^^)/
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