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呟きとメモ

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メモと呟き 2024-2-15まで

メモと呟き 2024-2-15まで

村上明子さん「ブレーキがないとアクセルは踏めない。AIを推進だけで考えるのは危険だ。」24-2-9の読売記事より

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飛行機誤進入、管制官とのやり取り

シアトルの管制官「16C手前で待機せよ」
16Rに着陸した機長と副機長側「16L手前で待機」と復唱。
管制官、復唱の誤り指摘なし。
結果、16Cの滑走路を横断して16L手前で待機。

・相手の言っている言葉の取り違え、結構ある!16Rに着陸

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美術品の真贋

美術品の真贋

 「美術品の真贋こぼれ話」という演題ですが、実は、公立の美術館では誰も喜んで真贋について判断したくないようであります。
 なんとなれば、やはり責任と金銭にかかわる問題があるからです。もし真贋の判断を間違った場合、その責任は学芸員個人の責任にとどまらず、もっと上の方まで、公立なら学芸課長とか、美術館長とかまで行ってしまう恐れもあるでしょう。

 公立だからタダで鑑定して、それで間違ったら、責任を取ら

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呟きとメモ 2023-12-24まで

呟きとメモ 2023-12-24まで

中村彝の野田半三宛絵葉書(明治40年7月30日)|舟木力英 #note

中村彝の野田半三宛の絵葉書(明治40年8月26日)|舟木力英 note.com/riki_72/n/n68b… #note

中村彝の肖像画論|舟木力英 note.com/riki_72/n/n560… #note

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霧島、朝乃山、物言いがついたが、行司軍配通り。行司、眼がいいな。これがプロだな。

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大相撲解説

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シュテファン・ツヴァイク『ジョゼフ・フーシェ』

シュテファン・ツヴァイク『ジョゼフ・フーシェ』

この世の中を実際に動かしている人間はいったいどのような種類の人間なのだろう。
こうした疑問が沸き起こってきた時期があった。そのころ読んだのが、ガルブレイスの『権力の解剖』やシュテファン・ツヴァイクのこの特異な伝記本である。

しかし、この本の苦い味わいが解るようになるには、しばらく後に再読する必要があった。

「優れた人物、純粋な観念の持ち主が決定的な役割を演ずることはまれであって、はるかに価値は

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呟きとメモ 2023-10-30まで

呟きとメモ 2023-10-30まで

#末永敏事 1887-1945 という医師が、戦時下の茨城県神栖に勤務していたことを知った。朝日新聞2023-10-3、#中村尚徳 氏の記事より。

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消しゴムマジックとかベストテイクとか、AI導入の写真に関する記事を読んだ。
朝日新聞2023-10-5
こういうことが簡単にできるようになると、例えば、写真の証拠能力もますます薄められるようになるな。多分、もとの写真に戻すこともできるのだろう

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呟きとメモ 2023-9-1まで

呟きとメモ 2023-9-1まで

・ルポライターの安田峰俊氏による習近平の素顔という朝日新聞記事2023-6-10に、福建省長時代の習氏は2001年に友好提携を結ぶ長崎県を訪問し、原爆資料館を見学していると書いてあった。他にも習氏にあった日本人が紹介されていた。

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・姜尚中「あなたが今悩むのは、何事につけて満たされない空虚なものの影に包まれているからではないでしょうか。むなしさは私たちの心のなかに巣くう最大の難物です。そ

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小津の「東京物語」

小津の「東京物語」

「東京物語」における斎藤高順(たかのぶ)の音楽に注目した吉田純子さんの朝日新聞記事を読んだ。(吉田さんはいつも音楽や音楽家方面に明るく、それに関連した記事を書いているようである。)
 この小津の代表的作品は、機会あるたびに何度か見て感銘を新たにしているが、音楽については、それほど注目していなかった。ただ、時代を感じさせる、のんびりとした平和な音楽がいつも流れていて、これも実に悪くないなという程度が

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日々の呟き2023-7-9

日々の呟き2023-7-9

「忘れられない母の言葉があります。…不合格だった時のことです。母はこう言いました。『神様が"行くな"って言ってくれたんや』」 #望月雅友 さんの言葉、2023-7-9朝日新聞記事より

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#上野達弘 委員「AI生成物に既存の著作物との類似性や依拠性が認められる場合は、現行法でも著作権法侵害が成立する。」2023-7-9朝日新聞記事より

これは、依拠性が明確に証明できなくとも、「類似性」だけ

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市川沙央『ハンチバック』

市川沙央『ハンチバック』

市川沙央 さんのTwitterを見たら、マネ がアスパラガスを描いた作品が使われていた。
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「博物館や図書館や、保存された歴史的建造物が、私は嫌いだ。…壊れずに残って古びていくことに価値のあるものたちが嫌いなのだ。」
市川沙央『ハンチバック』より
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「死に向かって壊れるのではない。生きるために壊れる、生き抜いた時間の証として破壊されていく。」市川沙央『ハンチバック』より
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市川沙央『ハ

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辞典にも年譜にも間違いはある

辞典にも年譜にも間違いはある

 本を読んだり、自分でも文章を書いたりするのが好きな皆さん、今まで何々辞典(事典)などで、間違った記述を発見したことがありますか。

 私の見つけた例は、こういうのがあります。
 それはある人物の生没年に関してです。しかも、それはある「大辞典」一冊のみならず、他の出版社の「大事典」でも同じ人物の項目の生没年が間違っていたのです。いや、3冊目の「大辞典」、4冊目の「物故者事典」でも同じように間違って

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佐藤尚武、駐ソ連大使の言葉

佐藤尚武、駐ソ連大使の言葉

今日2023-8-13の朝日新聞に78年前の駐ソ連大使、 佐藤尚武氏の言葉が紹介されていた。 編集委員 曽我 豪氏の記事である。
「すでに抗戦力を失いたる将兵および 我が国民が全部戦死を遂げたりとも 、ために社稷は救われるべくもあらず。七千万の民草枯れ上ご一人 ご安泰なるをうべきや。」
敗戦が迫っている状況の中、こんなことが言える人はどのくらいいるのだろうか。実に勇気のある言葉ではなかろうか。

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日々の呟き2023-7-2〜2023-7-5

日々の呟き2023-7-2〜2023-7-5

今日2023-7-2の朝日新聞
「マイナ 保険証 困る高齢者施設」、「 作文コンクール  生成 AI は禁止」の記事。 #鷲田清一 のコラムは硬派学者に向けた「悔しかったら 思いついてみい」の #梅棹忠夫 の言葉を紹介 。
天声人語は #陽水 の「傘がない 」に引っ掛けた文章。

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資産家家庭における暗証番号の管理と認知症の問題は深刻だろうな。

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「芸術の世界に勝利などない」とい

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日々の呟き 2023-6-18〜2023-6-28まで

日々の呟き 2023-6-18〜2023-6-28まで

美術史など専攻するのは、裕福なところの子女が多い?
日本社会、この数十年は、特にそんな世の中になってきたのかな?
以前は違っていたよ。半世紀前の話だが。美学、美術史など専攻しても就職先はないよと。

確かに「(外国の、大抵は欧米の)何処どこで空前の何とか展やってるから絶対に行かなきゃ」などと簡単に言えるのはごく一部の子女たちだけだろう。

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ホトトギスがあの特徴的なリズムで盛んに鳴いている。

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最近の社会面、2023年の夏

最近の社会面、2023年の夏

最近の世の中の出来事を見聞きすると、なんだかとても現実世界のこととは思われない。すべてがが何か乖離し、リミットがはずされているらしい。
国を背負うはずの某官房副長官とその周辺の人々を巡る週刊誌報道、札幌の首切り事件で逮捕された精神科医家族、これらの舞台設定と登場人物の様々な経歴や背景は現実なのにフィクショナルな感が強い。
これらは、今日の日本におけるモラル崩壊や人格崩壊、社会崩壊の姿を先端的に示す

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