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私が脱貧困するまで episode4「衝撃の賞与額」〜年収329万円

前回簿記の取得によって転職活動にいい影響があったところまでお話しました。

そんなこんなで10ヶ月ほど経った頃、
私の所属する会計事務所で賞与の支給時期がやってきました。

パート契約はマックス5万円。
世間でいう賞与の額としてイメージするものとは掛け離れていましたが、たとえ少しでももらえたらありがたいです。
いつもは買わない子どもが欲しがるお菓子も気持ちに余裕を持って買ってあげられるかも!と思いつつも、、

いくらもらえるんだろう、、?

在籍期間が短いからフルではもらえないと聞いていたので、あまり期待しないようにと自分に言い聞かせていたのですが、、
明細を見て愕然としました。

5000円?

期待しないようにと思いながらもまさかここまで少ないとは思わず。せっかく頂いたのですが、逆にテンションがガタ落ちしてしまいました。お菓子は余裕で買えますが、もらわない方が良かったくらいの気持ちになりました。

これがパート契約と正社員の違いの一つ

時間に融通が効く雇用形態と引換にお金を失っているんだと痛感しました。それでも子どもとの時間を優先する人もいますし、どんな選択をしてくかは自由ですよね。
私もその理由でこの会社を選んだ訳ですし。
ただ、うちは母子家庭ですので、その選択には経済的な圧力が大きく影響していきます。

この衝撃の賞与額をきっかけに私は正社員としての仕事を探すことにしました。

一年ほどこの会社で修行させていただき、転職することに決めました。
次は絶対正社員!
次の仕事は決まっていませんでしたが、終わりは決めておきたかったので、2ヶ月後には辞める旨を会社に伝えました。
すると、逆に相談があるとお話がありました。辞めるのはいいんだけど、どうしても派遣が足りないので在籍してる間だけもう一社派遣先をかけ持ちしてほしいということでした。

辞める時期がズレないのであればと私は了承しました。

それは消防設備の会社でした。
既に2名の方が経理として在籍されていて、最初は請求書の発行が私のメインの業務内容でした。
年季の入った建物はとても味があり、何よりも社員の方同志が家族みたいな雰囲気で仕事されていてとても良い印象を持ちました。
その会社の出社2日目に正社員としてスカウトしていただき、私も正直に自分の話をしました。
実は母子家庭であること、既に退職願は提出済みで2ヶ月後に今の会社を辞めて正社員としての仕事に就きたいと考えていた事を。

こんなにうまく行っていいものなのか、
でもまだ2ヶ月あるから何があるかわからないし、、と半信半疑でした。
しかし早々に条件を提示していただき二つ返事で私は「お願いします」と伝えました。

月給 245,000円
賞与 夏冬合わせて350,000円
年収 2,980,000円

一年半前に貯金を失い
どの会社にも引っ掛からずさまよっていたのが嘘のよう、、
二社で迷った時に感じた何の根拠もない私の勘が当たった気がして心の中で驚いていました。
このラッキーのおかげで転職活動をすることなく正社員の仕事が決まりました。

経理としてひよこな私は、ここから
実務+α
を身に付けて行きます。
請求書発行等簡単な経理ができるレベルでは、このくらいの月給が限度でしょう。
この+αが時給(年収)をUPしていく鍵になります。
長くなってしまったので続きはまたの機会に!

これでもだいぶ省いて書いているのですが、長くなってしまい申し訳ありません。

最後まで読んでいただきありがとうございます!


つづく

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