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私が脱貧困するまで episode3「本当に簿記で人生が変わった」〜年収198万円

こんにちは。こんばんは。
他の方の記事色々参考になることばかりで通勤でnote読み漁っています!
毎日が勉強です。


前回資格に合格したところまで話しましたね。 


合格の自信があったので、結果が出る前に就活スタート!
資格を取得するきっかけをつくっていただいたハローワークへ再び行きました。
これでスタートラインに立ったのか?
とりあえず、勤務条件に希望を入力して検索しました。
そこからニ社ピックアップ!

一社目は、上野にある貿易系の会社の経理で正社員。9時間拘束8時間労働で月給20万円。(今の新卒相場より安いですね。)

二社目は、東京にある大きな税理士事務所でパート契約。時間応相談で時給1300円。会社に籍を置きながら色んな会社に派遣され経理を代行するというものでした。

面接では日商二級に自己採点では受かっているけど合格通知が来ている訳ではないことを正直に話しましたが、
二社受けて二社とも内定をいただきました。 

先生が言った通りだ。

資格の有無でこんなに違うもの???
取得前がウソみたいにすんなり、、過ぎて拍子抜けしました。
ありがたやーありがたやー
内定のありがたみが身にしみます。景色が違って見え、仕事ができない不安から解き放たれた瞬間でした。


悩みに悩んだ結果、二社目を選びました。時間に融通が効くというのが大きかったですが、先々の事を考えた時「こっちの方がチャンスがありそう」と何となく思いました。

ハローワークの相談員の方の
「資格+実務が強みになるよ。」
という言葉が再び頭に浮かんで来ました。
今度は実務を身に付けていく番だ!
時給1300円は決して高い金額ではありませんが、当時の私は修行の身。勉強しながら、お金が貰えるなんてそれだけでありがたかったです。その会社には多数税理士も所属していて、経理処理の研修等もしてもらえました。私が最年少だったせいか、おせっかいな年配の先輩たちも質問すると嬉しそうに色々教えてくれました。

この頃大体毎月の給与が 165,000円くらいでした。

入社前から私の派遣先は決まっていて、私はその為に雇用されたということを後で知りました。青山にある広告系の会社で、とてもオシャレな雰囲気でした。
初日に社長の奥様から、「うちデニムもオッケーだから、次からもっと緩い感じの私服で来てね。かたすぎる!」と言われました。
今まで経理担当の方がいたのですが、お局様と仲が悪く退職されることになり代わりにそこに入るのが私の役目でした。
一ヶ月ほど直接引き継ぎをしてもらえたのですが、その間ずっとお局様の悪口を聞かされ、、
「洋服真似された」とか
「服装被ったらある日突然無視された」とか、、それは女性独特の話題ばかりでした。
私は今後ここでうまくやっていく為の注意点として聞いた話を頭の中に叩き込みました。

請求書の発行はお局様からの指示通りに対応すれば良く、会計の入力もそこまで難しいものではありませんでした。円滑な人間関係こそがここでの最大の課題であると気づき、自分の所属している会社で社員に伝えたところ
「気づいちゃった?うまくやってくれないかな?
皆いじめられてすぐ辞めちゃうから社長から相談されてうちがなんとかするって言っちゃったんだよねー」と。
私は生活がかかってますし変なプライドもありませんから、お安いご用でした。

そこから私の経理生活が始まりました。
派遣先との契約時間の関係で自分の会社から向かうので可能な限り緩めの服装で、
最大限秘書の方のリクエストに応え、
たまに服装を褒める、 
何か勧められたら「知らなかった!」「すごい!」
それを繰り返しているうちに気づくとお局様に気に入られ、社長の奥様も悩みが一つ無くなったと喜ばれていました。
私もとても働きやすく、むしろ通う事が楽しくなっていました(笑)


人事に関わり採用する側になった今思うことがあります。
資格+実務
は入社前の強みになりますが、実際それだけでは難しいものがあります。

入社してからは強い人は、
資格+実務+コミュニケーション能力
ですね。このコミュニケーション能力というのはただ周りとやり取りが円滑にできるというものではなくて、会社の空気に馴染めるかとか会社の空気を良くしてくれるとか、、そういうものだと思います。
この時の私は、生活の為というモチベーションでしたが無意識にそれができていたのだと思います。

そんな私もある出来事がきっかけで、自分の立ち位置について考え始めます。

長くなってしまったので続きはまた。


最後まで読んでいただきありがとうございます。


つづく

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