『この人、天才だ』と思った人。

お笑い界、または芸能界にいると
『この人、天才だな～』と思う人がいる。

今日は自分が『この人、天才だ』と思った人を紹介させてもらおうと思います。
と言っても大御所を紹介しても北野武さんとか皆が知ってる天才になってしまうので、大御所以外の若手くらいの人で。

まず…
ハライチ 岩井さん。
この人を天才だと思ったのは、ドリームマッチと言う相方を入れ換えてネタをやると言うネタ番組を見て。
岩井さんは誰と組んでも面白いし毎回トレンドになっているのも岩井さんのコンビ。
誰とコンビを組んでも面白いところは天才だと思う。
自分や相方のことだけなら面白く出来る芸人はたくさんいる(それでも凄いことだが)
しかし誰と組んでも面白く作れると言うことは、完璧な客観視とお笑いの理論を理解していて、それに乗せるセンスも持ち合わせていると言うこと。
他にもこの人は有名な芸人の中では初めてM1参加拒否を発表した人だったと思う。
ある番組で岩井さんが言っていた言葉
『芸人はネタこそ全て。ネタ以外の仕事頑張ってる奴は芸人じゃない。芸人ならネタ一本で勝負しろ…と言ってる芸人に限って売れてない。』
これは、芸人と言う立場に奢らず世間が芸人をどう見てるかを冷静に見ているから言える言葉だと思う。お笑い界の狭い世界で生きてたら忘れがちだが、一般人は笑う対象がネタかどうかなんて気にしてない。面白ければ素人でもいい。

続いて…
ゴールデンボンバー、鬼龍院さん
この人も本当に天才だと思う。
音楽の才能はもちろん。エアバンドのやり方やブレイク前から動画に力を入れる先見性。
皆さんお気付きだろうか…今のミュージシャンは楽器の上手さや歌がどうかより、MVのセンスのよさやそれをSNSでどう拡散するかで売れるかが変わっている。
そのMVやSNSに最初に目を付けていたのは鬼龍院さんだと思う。もう10年くらい前じゃないかな…。
エアバンドと言うシステムも実に画期的。
物凄い意識高い音楽好きな人は楽器の演奏の仕方を見るだろうが、一般人はいちいち見ない。
楽器の演奏を一曲マスターするのに仮に１ヶ月だとして一年で12曲しか持ち歌にならない。そこを全部パソコンで音源作ってiPodで流せば持ち歌は一気に広がるし、他のミュージシャンが練習してる間に更に他の活動もできる。そして一般人は演奏上手いかなんていちいち見ない。
本当に賢い。
昭和体質の企業がハンコ押して会議して飲み会やって１ヶ月で決める仕事を、Appleとか優秀な企業がリモート会議５分で終わらせるのに似てる。そりゃ古い体質の企業は勝てない。
ちなみにエアバンドのきっかけが、大好きな喜屋武さんが楽器下手過ぎて、でも一緒にやりたいから思い付いたと言うのも何か可愛い。

続いての天才…
オリラジ(オリエンタルラジオ)中田さん
芸人だから知ってるが一発屋になるだけでも十分凄い。でもこの人はもう三発当ててる。
武勇伝…PERFECT HUMAN…YouTube…
要するに、当ててるのはまぐれではなく、しっかり計算通りと言うこと。ここまで出来るのはやはり天才。吉本を辞めてテレビを捨てたこともしっかり計算の上だと思う。
中田さん曰く
『これからテレビ目指してる芸人はもう売れない。』
ここだけ聞いて意味を理解できる人はどれくらいいるだろう？
ただテレビがオワコンだからとかそんな単純な話ではない。例えば今年から5Gが普及し…おっと、これ以上は🤐

続いての天才…

YouTuber、ヒカルさん
たくさん活躍するYouTuberの中でもヒカルさんが天才だと言いたい。
約10年前…まだユーチューバーなんて仕事がなかった時代。
ただ好きで動画投稿してたのではなく
『これから動画投稿者の時代が来る』と読んでのスタート。この時点で先見の明がある。二十歳前後でそこまで考えられるんだから凄い。
更にこの人は元々ゲーム実況チャンネルからデビューしたが、ゲーム実況を一度捨てる大博打をしている。
理由は『日本一にはなれないから。』らしい。
その時点でゲーム実況だけで月数百万円稼いでいたらしい。
要はゲームチャンネルはゲーム好きな人しか見ない→視聴回数の上限が決まってくる→日本一にはなれない、と言うこと。
二十代前半でここまで考えながら動画投稿してる人はいるだろうか。
プロの芸人ですらどこに向かってるのか分からずひたすら動画投稿してるだけの人多いのに…笑

ちなみに芸人目線で言うと、このまま行くと10年後には芸人になってる人メッチャ少なくなってると思う。
売れるのに約10年かかり、チャンスはM1など年に数回で、頂点に立ってもYouTuberの10分の１くらいの収入しかない芸人と、
自力で、毎日挑戦できて、売れたら芸能人やスポーツ選手が屁に見えるくらい稼げるYouTuber。
どっちを目指すべきが中学生でも分かる。

自分はこの四人が若年層では特に素晴らしい人達と思ってる。

スポーツだと羽生結弦君が凄いかなぁ。
羽生君は高校の時、野球部の同級生のいじめられてたらしい。
サインくれと言われてサイン書いたら、わざと目の前でぐしゃぐしゃにされて捨てられたり…
そんな悔しさや悲しさも全てフィギュアにぶつけて、フィギュアで滑ってる時は全て忘れていたらしい。素晴らしいと思う。

ちなみにスポーツは体格いい人は何も凄いと思わない。
日本人の平均的な身長になったとき同じことできるの？って思ってしまう。

芸能人もそう。上に書いた四人以外にも活躍する人はたくさんいる。でもほとんどが事務所の力が絡んでる。
やたらテレビ出てる人を見てほしい。
その人の番組のMC、レギュラー、ゲスト、やたら同じ事務所じゃないですか？スタッフさんも同じだったり。
弱小事務所でゴリ押しがない時同じ結果出せるの？って思ってしまう。

上に書いた天才４人は、そんな物に頼らず、または反発して結果を出してるから、天才と認めざるを得ないです。

そして天才と言ってもやはり努力の量は凄いと思います。
例えばYouTuberのヒカルさん、初期は１日１０本動画をアップしてたとか…実際動画アップしたことある人なら分かるけど、１日10本はしんどくて頭おかしくなりますよ。

俺も日々勉強だな。

リッチドッグ 宮本

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