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本好き【図書館の端から端まで守備範囲。マンガヲタ】旅行好き【美術館・博物館&神社にほい…

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本好き【図書館の端から端まで守備範囲。マンガヲタ】旅行好き【美術館・博物館&神社にほいほいされる】猫好き【迷い込んだキジネコがうちの子】

最近の記事

【読書感想4】『ナポレオンを咬んだパグ、死を嘆く猫』を読んで

概要18~19世紀欧米の、新聞・書簡・絵画から拾った人とペット(犬をメインに猫・家畜・鳥など)のエピソードが27話分詰まった一冊。 作者:ミミ・マシューズ 訳者:川副智子 出版:原書房 発行:2022年12月 価格:2,300円+税 感想 タイトルにもなってるナポレオン、不憫すぎた・・・。  過去読んできた書籍でも未亡人ジョセフィーヌに片想いしてる印象が強かったけど、もう不憫確定。  咬まれたのって、初夜のベットでだそうですー・・・ウワーwww妻のベットは、妻とその愛犬フォ

    • 【読書感想3】『帳簿の世界史』を読んで

      概要 会計の歴史は人間と政治の物語。ローマ帝国のアウグストゥスに始まりルネサンス期のメディチ家・名陶磁器ウェッジウッドの原価計算・フランス革命の背景・『クリスマス・キャロル』の時代等々、そして近代の起こるべくして起きた⁈リーマンショックまで。  帳簿に着目した、帳簿と共に歩んできた歴史が垣間見える一冊。  編集部による特別付録で日本版の歴史が補足されてるとこ、美術図版もなるべく挿入されてるとこが私の満足ポイント。 作者:ジェイコブ・ソール 訳者:村井章子 出版:文藝春秋

      • 【読書感想2】『猫はなぜごはんに飽きるのか?』を読んで

        概要ペットフード研究されてる方が、科学的根拠と私見を交えつつ、猫のごはん問題に悩む方にと猫がおいしさを感じる仕組み等を教えてくれる本。 作者:岩崎永治 出版:集英社 発行:2023年1月 価格:1600円+税 手に取った理由 うちの猫(15歳間近の老猫。投稿済みエッセイ『猫タクシー』の写真のコ♡)がここ最近すっかりごはん食べてくれなくて。まさに!頭を悩ませ続けてました!!www  しかも表紙カワイイだけでなくコミックから始まりタイプ診断チャートも入ってるからさらっと読みやす

        • 【読書感想1】『会計検査事例100選』を読んで

          概要公的機関等の会計監査を独立して担っている会計検査院が実施した、各年度の検査報告の中から身近な話題のものや正しく知ってもらいたいもの約100件を選抜・解説した冊子。 発行:一般財団法人 公会計研究協会 価格:非売品(図書館で借りました) 手に取った理由 ダイレクトに受検者だったから気になって気になって!!www  投稿済みの『コキ使われてもぉキレた!退職決意からの大収穫』で書き殴っていた通り。コロナ対策のあおりでやった地獄労働の一つがこの受検に係るものでしたから。  ど

        【読書感想4】『ナポレオンを咬んだパグ、死を嘆く猫』を読んで

          猫タクシー

          軽自動車の下のキジ猫 noteだけでなくTwitter(X)等ひととおり、私のアイコンはぜーんぶ実家で飼ってる愛猫。出会いはもう十年以上前のこと。  出掛けようと駐車場に行ったら私の軽自動車の真下にいて、近づいても動く気配がない。普通ならすぐに逃げ出すだろうに。  どうやら親猫とはぐれて、弱っている?  車から離れてくれないと動かせないし出掛けられないんだけど⁈と私も弱ってしまい、とりあえず牛乳を注いだ小皿を置いてみたら・・・よっぽどお腹が空いていたようでペロリと平らげ。

          猫タクシー

          コキ使われてもぉキレた!退職決意からの大収穫。

          キレた私の退職届、添え状6300字【公僕にだって人権はあるはず】  自腹引っ越し2年おき、タイミング狙って最前線のような部署ばっか。  福利厚生をぬくぬく超有効活用してる人のすぐ近くで、なんで私はこんなに人権軽視されて、なんで私はこんなに自分時間捧げてずっと頑張ってるんだろう・・・。   ぽっきり、心が折れた!  辞めよう。  いや勿論、安定の正規雇用身分を捨てるのはハードル高い。  でもそれより、一度きりの自分の人生だという思いの方が捨てきれない。  紙切れ一枚に「一

          コキ使われてもぉキレた!退職決意からの大収穫。

          りばるの紀行 ~大英博物館マンガ展の思い出⑤~

          まさかの遭遇から神回避まで このマンガ展、中央エリアには本棚とソファが設置され自由に閲覧できるコーナーもありまして。幅広い年代の様々なジャンルのマンガがずらり!でした。(おそらく某館長のご協力のはずwww)  休憩がてらその本棚を物色。とりあえずお手軽に目が通せる短編でかつこの場で展示されているものでも・・・と思い『ね○式』をセレクト。シュールの極みだなと弟と話しつつしばし座ってゆっくりしていました。  そうしていたら、不意に「わぁー、北斎の横に並べて貰ってるー」と日本語が

          りばるの紀行 ~大英博物館マンガ展の思い出⑤~

          7/8の午後のこと、吐き出したい散文

           出張先エリアには美味しいイタリアンがあるので、今日はそこでランチしよ~♪って決めてました。まだ基本のボロネーゼ食べてないからそれにしようかな~なんて前夜に思ってたんですが、旬なムール貝と銘打ったメニューがあったんで、ついウキウキでそれをオーダー。  待ってる間にTLチェック!と思いスマホ開こうとしたらオススメニュースに「倒れる」の文字。  あ~熱中症とかご持病でかしら?心配ね・・・と思いながらTwitter開いたらまさかの「銃撃」の文字。  目が点になりました。  TLも不

          7/8の午後のこと、吐き出したい散文

          怪談噺ふたつめ?神社での不思議体験

           前回投稿した『怪談噺を一つ』の最後に記していた通り、神社にまつわる体験3つを綴ってみたいと思います。  ①初詣ではもう10年以上、大吉を選んで引いている。  こちらは前回投稿の最初に記した「勘が良い自覚は大いにある」を裏付けるエピソードかと。  やっぱり年の初めに引くお御籤は、大吉のほうが幸先良くて嬉しいじゃないですか~。なのでいつも地元で初詣をする神社では、自分で手を入れて引くタイプのお御籤を引きます。その時に、手の平で暖かいなと感じるエリアを選んで掴みます。その中から

          怪談噺ふたつめ?神社での不思議体験

          怪談噺をひとつ

           (自分のそーゆー体験を文章にまとめるのに触発されて、ちょっと書きたくなっちゃいました)  私、勘が良い自覚は大いにあるんですが、いわゆる幽霊が見えるだのの霊感は全くありません。が、霊感の強い人が近くにいると影響で~っていうことが実は一度だけありまして・・・。  社会人になってもずっと仲良くしている、中学来からの友人MちゃんとYちゃんとでお泊り会をした時のエピソードです。  両親が旅行でいなくて家に一人だけになっちゃうし泊りに来ない?とMちゃんがある日誘ってくれました。高

          怪談噺をひとつ

          本と共にある私のはたらき方

           本が大好きな私の、子供の頃の夢はありきたりに小説家でした。  中高生の頃からラノベの走りみたいな小説を書き、とにかく公募に出していましたね。  大学進学組が8~9割を占めるような、普通の公立高校に通っていた私。  だいぶ早い段階から「小説家になりたいから大学生を経験しておくといいんだろうけど、別に、この学科って絞りこんでお金と時間を割かなくてもいいよなぁ」って考えてました。(可愛くない)  知りたい知識は本で得られる範囲でいいや、と図書館の端から端までオールジャンル読む私は

          本と共にある私のはたらき方

          りばるの紀行 ~大英博物館マンガ展の思い出④~

          コミケにまつわるご縁  いよいよ次はコミケのコーナー。私の印象では、実はここが一番賑わっていました。  あの続々と人が列をなし規則正しく並んでいる俯瞰の定点動画と、様々なジャンルのレイヤーさん及びカメコさんが群がってる様子の動画が、壁に大きく映し出されていました。  因みに③の最後に触れた鉄道系ポスターの中にはコミケ向けにチャージを勧奨するポスターもありましたから、意図的な配置だったのでしょうか。  原画や古本よりも見入ってらっしゃる熱意度が高く、滞留時間も長い様子。  や

          りばるの紀行 ~大英博物館マンガ展の思い出④~

          りばるの紀行 ~大英博物館マンガ展の思い出③~

          いざマンガ展!  入口での導入は大友克○とC○MPの描く『不思議の国のアリス』。日英を結ぶ展示の導入としてアリス作品に勝るものはないかも!  会場の入り口を大友アリスが覗き込んでるからそのまま一緒に進みたくなるけれど、手前の壁に集中線引いてあるから枠に収まって、先に写真撮影する私。  挨拶と漫符については、○うの史代『ギガタウン』からの引用。まんまだし、アリスの兎と鳥獣戯画調の兎が共通のキャラになるから、やっぱりいいなと。  私は『ギガタウン』を読むまでは”漫符”の概念の意

          りばるの紀行 ~大英博物館マンガ展の思い出③~

          りばるの紀行 ~大英博物館マンガ展の思い出②~

          伏線となる朝散歩から入館まで  せっかくのフリープラン。いつでも博物館に入り浸れるよう、ホテルはラッセルスクウェアのすぐ横。  飛行機は夕方に到着し初日はそのままグースカ寝てたので&あらゆる施設が10時からしか開かないので、朝食を済ませたら一時間以上も張り切ってお散歩しました。  この朝のお散歩が思わぬ伏線張りでもあったので順を追いますと・・・。  公園を抜けて博物館に向かって横断しようと信号待ち。ちょうどお向かいでは紺色スーツの若い男性がキックボードで出勤?中。それを見

          りばるの紀行 ~大英博物館マンガ展の思い出②~

          りばるの紀行 ~大英博物館マンガ展の思い出①~

          旅行のきっかけとか  私の父は、謎の人脈を持つマンガ本コレクター。  どういうコレクターかというと、テレビ・美術館・出版社・学校とかに資料が貸し出せるレベルの。  かの手塚大先生の3コマ肉筆カラーを額に入れて玄関に飾ってるような実家です。  祖父のいとこがアシスタントだったのでそんな原画や原稿の切れ端もあれば、萩尾望都さんらの肉筆同人誌も保管してるし、アニメの美術監督をしていた親戚もいるのでセル画とかも少々。なので界隈の方が書庫を見学に来る、も時々。  個人の趣味で蒐集し

          りばるの紀行 ~大英博物館マンガ展の思い出①~

          りばるの立志(ただのご挨拶)

           国内外問わず旅行大好きなのにコロナのご時世で諸々フラストレーションがふつふつ・・・。本好きのヲタクでもあるので、文字にしてぶつけよう!などと思い立ち。  今までの旅行の思い出を交えながら色々語ろうと。  小学生のときに図書館の虜になり、最高のマンガ環境の家に育った私。  とりあえず今は、図書館の端から端までを守備範囲とする腐女子で旅行するのが大好きなしがない中間管理職やってます。  というコンテンツ練習がてらのご挨拶。

          りばるの立志(ただのご挨拶)