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りばるの紀行 ~大英博物館マンガ展の思い出②~

伏線となる朝散歩から入館まで


 せっかくのフリープラン。いつでも博物館に入り浸れるよう、ホテルはラッセルスクウェアのすぐ横。
 飛行機は夕方に到着し初日はそのままグースカ寝てたので&あらゆる施設が10時からしか開かないので、朝食を済ませたら一時間以上も張り切ってお散歩しました。

 この朝のお散歩が思わぬ伏線張りでもあったので順を追いますと・・・。

 公園を抜けて博物館に向かって横断しようと信号待ち。ちょうどお向かいでは紺色スーツの若い男性がキックボードで出勤?中。それを見た弟が「あの人、リアル・コナ○じゃん」とか言うのでツボに入る私。
 しかし、こんなしょっぱなのくだらな~いやりとりが、まさかの最大の伏線その①
 博物館の外周をぐるり歩きながら、甲冑のポスターで三菱商事コレクション展も同時開催中なのを知る。(情報収集が適当)
 やっと9時になったばかりだというのに、既に何人も待っていたのでびっくりしました。けれども私たちはお散歩続行。
 日本も取り入れたらいいのに!と思う程、とてもわかりやすい標識頼りにテムズ川を目指します。


 道中、教えてもらったカートゥーンミュージアムの場所把握もしておこうとそれらしい路地に入ったんですが、それらしき建物に巡り合えず。これがちょっとした伏線その②であるとは思いもせず、まぁいいかと標識で見つけた「Justis」が気になりすぎて方向転換しました。
「ただJustisだけの表示、厨二の大好きワードっぽい」だとか、厨二な話が面白かった『声優と○あそび』月曜の話をしつつ、ワンテンポ以上遅れて「あれ?もしかして裁判所のことか?」と思い至り。(この程度の言語能力でもフリープラン)
 バラや彫刻なオブジェ・お洒落な建物を写真に収めながらしばらく進むと、裁判所の真裏に到達。
 表に回って見た裁判所の美しいこと!
 金ぴかなエンブレムがカッコイイし、とにかく建物のデザインが素敵。あの渡り廊下歩きたい!と撮影しまくりながらしばしウットリ。今は排ガスとかで煤けた古色が出てますが、当初は輝くほどの白亜で、それこそ清廉潔白さを現していただろうなとその美しく厳かな裁判所を眺めました。

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 で、辿り着いたテムズ川はうって変わって「想像以上に汚っっったな!」でした。大きなドブ・・・。
 修復中で時計以外の部分が覆われているビックベン(そういえば愛称変わったんでしたっけ)やロンドン・アイを対岸に眺めながら、再び別の道を選びながら博物館方面へ。(交通博物館の近くの建物もガラス窓が美しかった) 
 海外には修学旅行でシンガポールに行っただけの弟も、ヨーロッパの街並みに感動していたようです。
 やっぱり街並みでその国、その地域らしさを体感できるのが旅の醍醐味の一つですよね!景観は大事にしたいものです・・・。

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 開館の10時を回ってから戻るとそこは大行列。
 テムズ川まで行って戻った足であの行列に並ぶ気力はなく、そのまま真向いにあるスタバに避難。
 博物館を真正面に見れるカウンター席で、のんびりコーヒー飲みながら人の波が落ち着くのを見計って。


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 屋外の白テント内でセキュリティチェックを済ませ、重厚な入口前にある巨大なキービジュのアシリ○さんと並んで写真撮影。
 入ってすぐの募金ケース(箱では表現できないサイズ。ショーケースレベル)の大きさと中身ぎっしりさには感心。日本の主要施設では、あんなに大きな募金ケースが埋まることはないかも?(そもそも入館料の有無がありますしね)
 ガラス張りの天井にわくわく。
 期間終了間際だったからか、企画展のチケット売り場は全く混雑しておらず。ネットでチケ予約するか迷って止めたのを、後悔する必要はありませんでした。
 売店をひやかしつつお手洗いも済ませて、いざ!企画展エリアへ。

 ③へ続く

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