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本と共にある私のはたらき方
本が大好きな私の、子供の頃の夢はありきたりに小説家でした。
中高生の頃からラノベの走りみたいな小説を書き、とにかく公募に出していましたね。
大学進学組が8~9割を占めるような、普通の公立高校に通っていた私。
だいぶ早い段階から「小説家になりたいから大学生を経験しておくといいんだろうけど、別に、この学科って絞りこんでお金と時間を割かなくてもいいよなぁ」って考えてました。(可愛くない)
知りたい知識は本で得られる範囲でいいや、と図書館の端から端までオールジャンル読む私は思っていました。何せ(返すにしろ)親にお金出してもらってまで勉強したいほど、勉強好きじゃないし!生涯所得が高卒と大卒では違うといわれても、皆が学生してる間に自分で稼げてるのよくない?
なーんて思って、就職組へと進路を決めました。関わっておきたい業界でもあったので。
競争率の高い職種でもあり、結局一年遅れにはなりましたが無事就職。
割と残業が少ない職場だったので、そうやってプライベートの時間を確保しつつ、自分一人食べていけるだけ稼ぎつつ、社会経験を積む。
徐々に仕事と遊びが中心になり、夢は、薄らぼんやりと遠のきましたけれど・・・。(それに、本当に書きたいのはラノベ的なものじゃないなと考えるようにも・・・。)
世の中のことを知らない子供の私には、この早目の社会経験がとても大事だったと今でも思っています。
そして、やっぱり本は私の武器になってくれました。いろんな世代の方とも、小説やマンガの話で盛り上がれるのでだいぶ可愛がってもらっちゃいました。貸し借りで読む範囲も増えたし。
作文能力も読解力も求められる仕事なので、小説を書いていたのも、ある部分では活かせたかなと。
何より、社会という現場を肌で感じて多くの人と接して、狭い視野が少し広がったと思います。
フリーターやニートという言葉が定着している時にはそんな風に働いていられた私。
小説家という不確かな夢を持ちつつ、夢は夢と割り切ってそれはプライベート時間に楽しむ。現実は現実として、自力で自分をサポートできるように働く。
これが、私のはたらき方。
そしてそろそろ、雇用されているだけじゃないはたらき方にシフトしていくタイミングかなと。
そう思って、せっかくの機会なので、このザックリとした文章を書き留め晒しておきます。
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