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リクシィの「中」を語る【前編:組織編】

REXIT(リクシィ)

こんにちは!リクシィのCHROを務めています、山口 淳司と申します。
リクシィnoteに初登場させていただきました。


(簡単に自己紹介)
・ウエディング会社でプランナーを経て、コンサルティングやM&Aを手がける
・リクシィに創業メンバーとして参画。各事業の立ち上げに携わる
・今はコンサルティング事業をメインに、HR(人事)・管理周りを担当しています


2016年にリクシィを創業してから、5/10に6周年の創業記念を迎えるということで、今まであまり語ってくることがなかったリクシィの「中」について、生々しく書いていきたいなと思います。
*今回は組織編です。後編の「リクシィの「中」を語る【後編:事業編】」はこちら


本題に入って行く前に、改めてリクシィの自己紹介をすると、
ウエディング業界において、toC領域で「トキハナ」、toB領域で「リクシィブライダルコンサルティング」というサービスを展開し、

リクシィキャリア」ではブライダルから拡張し、人材・保険・不動産・住宅・保険・旅行・婚活などの個人向け商材を取り扱う業界に特化した転職支援サービスを手がけ、

2020年から自社での成功事例をベースに、LINEを活用したtoC営業DX支援を開始し、不動産・住宅・婚活・自動車・ジュエリー・医療・小売業界等でコンサルティングサービスを提供しています。

本編では、これら4つの事業を手がけるリクシィが、
どんな想いで、どんな組織で、どのように運営しているのか、
をお伝えできればと思っています。
長文となりますが、お付き合いいただけましたら幸いです。

●Message & Vision
(リアルサービスを、結婚式の価値を信じているからこそ、変えたい世界)

リクシィの理念・ビジョン・ミッションは以下と定めています。


  • 理念 : ネットとリアルで新しい価値を

  • ビジョン : 世界中のオールドビジネスをニュービジネスに

  • ミッション : ブライダル業界の構造改革、結婚式であふれた世界を創る


リクシィ(REXIT)の語源は、REal X IT
リアルなサービスは、おもてなしに象徴されるように日本が世界に誇れるコンテンツであり、私たち自身、結婚式が大好きな集団で、その力、価値を信じています。

一方で、それを世の中に届けるために(あるいは働く人々にとって)、アナログであったり、属人的であるがゆえに、本当に届けたい人に届けられなかったり、持続可能性のある環境を生み出せていない側面があると思っています。

何かを壊したいわけではなく、今の世界で、これからの世界で、顧客へ本質的な価値を届けるために、働く人々が本質的な価値に向き合うために、ITの力を上手く組み合わせたい。
それがリクシィが掲げる、新しい価値であり、ニュービジネスであり、アップデートです。

●リクシィで働く人々と働き方

冒頭に様々なサービスを手がけていることを紹介しましたが、それらサービスをつくるリクシィの社員(以降、社内用語の「リクシィズ」と言います)にどんな人たちがいるかを紹介していきたいと思います。

2022年5月現在、リクシィズは、11人(うち1名は育休中)です。「そんなに少ないんですか!?」と言われることもありますが、よく言えば少数精鋭でやっています。(シンプルに、絶賛採用募集中です笑)

リクシィズの構成は、以下のとおりです。
 *肩書きはわかりやすくデフォルメしています
 *お名前非公開の方はナイショです


  • CEO(安藤):経営、マーケティング、コンサルティング、toB、たまにトキハナのLINEも

  • CTO(ナイショ):開発・マーケティング全般 *リクシィの一番の超人はこの人

  • COO(小俣):toB全般、リクシィキャリアのキャリアコンサルタント *リクシィの良心

  • CHRO(山口):コンサルティング、HR、管理

  • オペレーション:神田

  • デザイナー:工藤、ナイショ

  • 開発:ナイショ

  • マーケティング:深澤 *Wantedlyのリクシィズ紹介記事はこちら

  • 管理:田部

  • [育休中]広報:佐志 *Wantedlyのリクシィズ紹介記事はこちら



特徴をいくつか書いてみると、こんなかんじです。

  • 全員リモートワーク
    *銀座サロンで接客がある場合のみ、出勤いただいています

  • slackとZoomでのコミュニケーションがほとんど

  • プロジェクト型組織運営 *後述

  • 81.8%が既婚者(パートナーがいらっしゃる方を含むとそれ以上)

  • 54.5%がお子様がいらっしゃいます(もうすぐ63.6%に!)

  • いわゆる、大人ベンチャーです笑


少数だからとも言えますが、創業当時から描き、実行している組織戦略があり、リクシィには、会社でよく見かけるいくつかのものが、ありません。


  • リクシィには、「役職」がありません(誰も安藤のことを「社長」と呼びません笑)

  • リクシィには、「部署」もありません

  • リクシィには、「マネジメント・管理」がありません

  • リクシィには、「目標達成率に基づく評価制度」がありません

  • リクシィには、「情報の制限」がありません



これらの基礎となる考え方には、リクシィズが働く理由を『外発的動機付け』ではなく、『内発的動機付け』に重きを置いている部分があります。

心理学の考え方で、動機付けには「外発的動機付け」と「内発的動機付け」の二つがあるとされている。外発的動機付けは行動の要因が評価・賞罰・強制などの人為的な刺激によるものであるという考え方に対し、内発的動機づけは行動要因が内面に湧き起こった興味・関心や意欲によるものであるという考え方

https://www.recruit-ms.co.jp/glossary/dtl/0000000030/


どちらが良いかは、取り組む内容にもよりますし、どのように歩んでいきたいかの会社の指針次第なところもありますが、リクシィは、お金(だけ)のためとか、誰かに褒められたい(怒られたくない)という外側からの動機づけだけではなく、自分の内部から起こる、好きだからやる、やりたいからやる、 といったものを大切にしたいと考えます。

リクシィ・オンボーディング資料「内発的動機付け」


そしてもう1つは、上記にも記載していますが、『性悪説』ではなく、とことん『性善説』でいこう、と思っています。
というより、やりたいことをやっている環境であれば、性悪説は不要という考え方です。やりたいことをやっているのであれば、「ちゃんとサボらずに頑張っているかな・・」と監視・管理する必要はないわけです。

●リクシィの組織運営について

突然ですが、皆さんのやりたいことは何でしょうか??
ずっと1つのことを突き詰めていきたい人もいるでしょうし、いろんなことにチャレンジしたい人もいるでしょう。
自分の専門領域だけでなく、会社やサービスのことには広く関わっていきたいという人もいるでしょう。
言葉で言うのは簡単ですが、時として「部署」や「役職」が阻害する場面があると考えています。
リクシィでは内発的動機付けを重視するので、阻害する可能性がある「部署」や「役職」は取っ払いました。

それで会社が成立するのか?と言われそうですが、部署の代わりに、リクシィでは『プロジェクト型組織』を採用し、プロジェクトごとにプロジェクトリーダーを立てています。
 *「部署」は『機能型組織』とも言います

リモートになっても変わらず、リクシィズがそれぞれやりたいことに手を挙げ、リーダーを務めてスピーディに取り組んでくれているなぁと眺めています。

リクシィ・オンボーディング資料「プロジェクト型組織」より


役職(上司)からの指示という進め方ではなく、誰もがプロジェクトリーダーになり、プロジェクトメンバーになるため、ここで大事になってくるのは、「全体理解」で、基本的にはすべての情報をオープンにしています。
 *企業機密情報等、秘匿性の高い情報を除く

そのため、リクシィズは、いつでも以下を見ることができます。


  • 全員の給与(もちろん役員の給与も知っています)

  • 業績PL・CF・BS

  • slackの各チャンネル(全プロジェクトのやりとりが見れる)



何にお金が使われていて、今会社はどんな状態なのかが、常に公開されており、2週間に1回行われる定例MTG@Zoomで(リクシィズ全員が参加するMTGはこれだけ)予算表を画面に映しながら、現在地点と今後の展望が語られます。

自分が加わっていないプロジェクトのslackの会話ももちろん見ることができますし、会話に唐突に参加することもできます。

(正直、リクシィズは自慢のメンバーであることは事実なのですが、役職による権限の制限なく、誰でも知りたいことを知り、やりたいことに手を挙げ、チャレンジできる環境、『組織戦略』こそが大切だと思っており、こうした組織を土壌にしていくことができれば、誰もがもっと輝くことができるのではと思っている節もあります。)

●どうやって給与を決めているの?

リクシィでは、目標達成率に基づく評価制度を設けていないので、「●●を達成したから昇給」ということがありません。設けない理由は前述の通りで、外発的動機付けは、時にパフォーマンスの低下を及ぼすことがあると考えているためです。(これは「アンダーマイニング効果」と呼ばれ、多くの心理学実験で証明されています)

『アンダーマイニング効果』
外的報酬を意識しすぎることが内発的動機づけを低下させる

https://style.nikkei.com/article/DGXMZO67522570R21C20A2000000?page=2

そのため、リクシィでは給与評価とフィードバックを切り離して運用しており、給与評価は、「市場相場」×「企業価値」で算出しています。
市場相場とは、「●●さんが仮に転職したら、いくらぐらいもらえるだろう」という金額を指し、対象とする市場は、プレIPOのインターネットベンチャー企業を基準としています。
企業価値とは、その名の通りで、市場相場が同じでも、企業によって出せる年収が異なるのは、企業の価値が高い=利益が出ているので高い年収の提示が可能という考え方となり、今はリクシィの企業価値の係数は1.0倍と置いています。
決して高くはないかもしれませんが、役員を除くリクシィズの平均年収は585万円です。(2022年5月現在。時短の方については理論値にて試算)

一方で、フィードバック(FB)もとても大事だと考えており、リクシィズは、Q(3ヶ月)ごとにMAPMission statement And Project)で個人とプロジェクトの目標を定め、Qごとに、FBを受けたい人を自由に指名し、FBをもらいます。当然、CEOの安藤も含まれ、安藤もFBをリクシィズからもらい、喜んだり、反省したりしています。

たしかにコロナ前はリアルでも会っていたなと懐かしい写真・・


●リクシィのエモさを少し共有 ※閑話休題

コロナをきっかけに、(そう、コロナはあくまできっかけ)リクシィはフルリモートに舵を取りました。
 *コロナが終息しても、リモート体制は変わりません
今まで直接顔を合わして会話をしていたメンバーが、かれこれ2年以上、直接顔を合わせていないということも、少なくありません。

その中で、生産性は落ちるどころか、むしろ上がっているリクシィズは本当に誇らしいかぎりなのですが、やはり会えないことは、寂しくて。(個人的にはリクシィズとお酒を飲みながら、未来について語ることが大好きだった)

少し前の話ですが、2020年12月、本来なら直接会えたはずの年末の納会もリモートに。リクシィズからも、「エモさがほしい」という言葉が。

目下、企業の成長はもとより、存続をかけて、もがいている真っ只中ということもあり、大掛かりなことはできなかったのですが、安藤から、1年の振り返りと合わせて、リクシィズに向けて、一人ひとりに、Zoomを通して、メッセージが届けられました。
※顔出しNGのメンバーについては非公開としています

神妙な面持ちでスタート・・当時の記憶が鮮明に蘇る
全員がMVP。各月でリクシィズにフォーカス
すでに小俣さん編で落涙を我慢できない山口
いくちゃんありがとう!!新天地でも頑張ってね!!
感動と笑いを織り交ぜられる安藤は本当に天才だと思います(一番尊敬するところ)
一生忘れません。これだけで生きていけます
ノリと勢いでウェイウェイしているわけではなく、
何ならクールだけど、リクシィを信じていて、
夢を語れるリクシィズ、最高です
「気持ち良く仕事できる会社がいい」
リクシィのバリューのひとつ
『be colorful』
「【リクシィズ】第5期12月〆会201225.ppt」は永久保存版に

少し、内輪な披露になってしまったかもしれませんが、リクシィの空気感が少しでも伝われば嬉しいです。

この他にも、毎月1dayMTG(と言いながら1日ではなく3時間程度)を行っている中で、様々なテーマについて語り合うReSTRexit Slide Talk)では、リクシィの未来や事業に関するディスカッションを行ったり、「感謝を伝える編」では日頃の感謝を、「雑談をしよう編」ではひたすらに個人が雑談を持ち寄ったりと、リモートながら、コミュニケーションを大切に過ごしています。
(「感謝を伝える編」と「雑談をしよう編」は皆さんおすすめです!)

役職も部署もなく、マネジメントも管理もしない。好きだから、やりたいからやる。
それだけなら、一人でもできる。わざわざ会社じゃなくたっていい。
それでも、リクシィズがリクシィにいる理由は、チームでしか成し遂げられない世界があると思っているから。
リクシィズは、それぞれがスペシャルだと思っていますが、それ以上に、こうしたチームを大事にする気持ちだったり、想いの部分がとても大切だなと思っています。

「早く行きたければ一人で行け、遠くへ行きたければみんなで行け」
(If you want to go fast, go alone. If you want to go far, go together.)

アフリカの諺


●リクシィを支える、サポーターズ、インターンズ

「トキハナのオペレーション1人でできるの?」と言われそうですが、リクシィには、業務委託の方(以降、社内用語の「サポーターズ」と言います)とインターン生(以降、社内用語の「インターンズ」と言います)とがいます。

サポーターズは、トキハナの成長の根幹を担ってくれており、2021年秋頃からの急成長している中で、サポーターズは直近3ヶ月で3名→17名に増えました。
 *これとは別にライターも15名程度います

月間LINEリプライ数も10,000件超に

サポーターズの方々は、「リクシィのビジョン・ミッションに共感しているけど、物理的な時間がなかなか取りづらい・・」という方々にお手伝いいただいており、主婦の方や、副業の方、フリーランスの方々がいらっしゃいます。

これは、リクシィが創業当時から強く感じていた部分であり、おそらくウエディング業界の方は皆さんが思われていると思いますが、結婚式をつくる仕事は、とてもハードです。身体的にも、精神的にも。

当日をつくる仕事である以上、現場仕事になりますし、土日稼働がメインになり、結婚式の時間によっては、早い時間も、遅い時間もあります。
結婚や、お子様がお生まれになられるタイミングで、ウエディングの世界を諦めざるを得ない、そんなシーンをたくさん見てきました。

そのような中で、リクシィは、結婚式の当日をつくる仕事はできないものの、
「リクシィだからこそできる働き方をつくることができないか」
「ウエディングに関わりたい方々が、ライフステージの変化で諦めなくていい世界を作れないか」
という想いと、トキハナの事業戦略が合致し、サポーターズ制度が生まれました。

サポーターズとしてジョインしてくださる方々は、ご家庭や仕事の合間に、リモートで新郎新婦の接客をLINEで行ってくれています。
今後はZoomによるオンライン相談もお願いできればと思っており、こちらも絶賛募集中です。


  • 週1日〜OK

  • 短時間OK

  • シフト希望は自由


また急激にサポーターズの方々が増えている中で、マニュアル整備や仕組みづくりも並行して行っている中で、サポーターズ同士で、自然発生的に、1ヶ月前にジョインしてくれた人が、新しく入ってくれた人をフォローしてくれている姿は、「さすがウエディング・・」と、何だか式場にいた当時を思い出させてくれるような優しい関係性だなと思い、その風土に感動していたりします。


インターンズも続々と増えており、リクシィズ10名に対して、インターンズは5名です。
その全員が欠かせない役割を担ってくれており、トキハナのInstagram(2アカウント合わせて総フォロワー数10万人)はインターンズが中心に運営してくれていたりと、おそらく世の中のインターンとは一線を画す働き方をしてくれているのではないかなと思います。
 *現在は、インターンズは充足傾向に

●おわりに〜be colorfulなリクシィズを募集中〜

いかがでしたでしょうか?今回は『組織編』として、リクシィの組織戦略や取り組みの一部をお伝えさせていただきました。少しでもリクシィの「中」が伝わったようでしたら幸いです。
 *後編では、『事業編』として「中」を語っていきたいと思います。

さいごに、リクシィのvalue(行動指針)のひとつに、be colorfulというものがあります。
意訳すると、「彩り溢れる個性を尊重する」というもので、内発的動機付けや働き方にもあるように、可能なかぎり、個人を尊重しています。
「仕事用の自分」ではなく、「素の自分」でいられることが大切だと思っており、長所・短所含めて、その人の色を大事にしています。
(正しく表現すると、「チームのために、個性を尊重する」

これは比喩ではなく、単純に現在でも1/11なので、1名の存在がとてつもなく大きいです。
今のリクシィを創っているのは、まぎれもなくリクシィズ一人ひとりで、それぞれのパーソナルな要素も含めて、リクシィとなっています。

そして、これからのリクシィをつくるのは、新たにジョインするリクシィズ(と今のリクシィズ)です。

これからのリクシィの色を生み出していただけるリクシィズを、お待ちしています!

またサポーターズ組織も、この数ヶ月でみるみる形を帯びており、今後、数十名規模まで拡大させていきたいと考えています。

リクシィに興味があるという方、興味を持ってくださった方は是非、ご連絡下さい!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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REXIT(リクシィ)
株式会社リクシィのnoteです。 https://rexit.co.jp/