BtoB SaaSプロダクト グッドデザイン賞受賞までの軌跡
こんにちは。RevComm(レブコム)PRです。
レブコムは、ビジネスにおける会話の可視化とセルフコーチング、生産性向上を実現する音声解析AI電話「MiiTel」、AI搭載オンライン会議解析ツール「MiiTel Meetings」、オフライン(対面)の商談を可視化する「MiiTel RecPod(α版)」を提供している会社です。
この度、音声解析AI電話「MiiTel」が2023年度グッドデザイン賞を受賞しました🎉
今回のnoteではBtoB SaaSプロダクトがグッドデザイン賞を受賞するまでの道のりをご紹介します。
グッドデザイン賞応募のきっかけ
MiiTelは単月・1IDから利用できるサービスです。大企業から中小企業まで、様々な業界でご利用いただくために、機能面の充実ももちろん大切ですが、直感的に操作できるUI(ユーザーインターフェース)についても開発当初から意識して設計してきました。
ご利用いただく方が、説明書を見なくても感覚的に利用できるという点を、グッドデザイン賞を受賞することでよりわかりやすく訴求できないかと考えました。
また、グッドデザイン賞審査員からの評価コメントも今後の開発に活かしていきたいと考えました。
応募の際に工夫したこと
サービスの安定稼働・発展が最優先となるため、応募に対応できるような体制作りや情報収集などを約2年かけて行いました。
応募にあたって、改めて社内で議論したのは下記の2点です。
・MiiTelのデザインをした人は誰?
グッドデザイン賞の応募欄には「デザイナー情報」という項目があります。UI/UXデザインという視点で考えると、デザイナーの名前を記載するのが一般的かもしれません。しかし、MiiTelの元となるアイデア・構想は代表の會田が考えたもので、現在のプロダクトの形になるまで多数の社内メンバーが関わってきました。また、プロダクトの完成形はなく、これからも様々なアップデートを行っていくことから、デザイナー情報には個人名は記載せず「株式会社RevComm」と会社名を記載しました。
・限られたスペースで何を最も伝えたいか?
MiiTelには電話業務における機能や音声解析による分析機能が多数あるため、機能紹介をはじめてしまうとキリがありません。そこで改めて、
・私たちが解決したい課題は何か
・この機能を使うことで何ができるかではなく、ユーザーにとってどのようなメリットがあるのか
といったところをプロダクトチームとデザインチームが議論しながらエントリーシートを作成し、展示パネルや操作マニュアルにも落とし込んでいきました。
また、審査において、プロダクトの特徴を短時間で効率よく理解できる専用のデモ環境を用意することにこだわりました。用意したインカムを使って審査員が実際に音声を吹き込むと精度の高いリアルタイム音声認識を体験できたり、審査専用のテナントを用意し、解析などが理解しやすい音声デモデータを閲覧することで、プロダクトの魅力がしっかり伝わるものを目指しました。
デザインの本質にあるものは社会課題の解決。授賞式に参加して感じたこと
グッドデザイン賞の授賞式ではファイナリスト5作品のプレゼンタイムがありましたが、デザインによる見た目の美しさだけではなく、デザインが社会課題の解決にどう貢献しているかということもより重視されているように感じました。
レブコムでは「コミュニケーションを再発明し、人が人を想う社会を創る。」をミッションに掲げ、コミュニケーションの中でもビジネスにおける会話・音声の領域で、AIなどの最新のテクノロジーを活用して課題解決に取り組んでいます。
今回、グッドデザイン賞を受賞した音声解析AI電話「MiiTel」は、企業の電話業務をAIが文字起こし、音声解析することにより、アフターコールワークの削減やトークスキルの向上といった生産性の向上、情報を一元管理し、今まで記録として残りにくかった会話情報のデータ化に貢献しています。
今回の受賞経験を活かし、今後もプロダクトの発展に努めると共に、また新たなサービスでグッドデザイン賞に応募できる機会があれば、音声解析エンジンのブランドとして、コミュニケーションを通じてさらなる社会貢献ができるような訴求をしていきたいです。
\レブコムでは様々な職種で素敵な仲間を募集中です!/
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