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三浦レオニー
2022年10月20日 00:15
小さい頃からものすごいリアルな夢を見ることが多々あった。そして齢24になった今もいまだに生々しい夢を見ることが多い。最近はその夢の密度が高すぎて困っている。ひと晩に2つ3つ、全く違う内容の夢を見ることはザラで、夢の中で夢を見ることもある。あまりの強烈さにその夢の内容や交わした言葉、話した人たちの表情まで全部記憶に残ってしまうので、起き抜けからどっと疲れていることが多い。特に今週はひどい。夢の中
2022年10月28日 01:17
ハグが好きだ。きっと言葉という手段のその次に。帰省をすると、私は母親とよくハグをする。何も言わずに母親の胸元へいけば、無条件に腕を開いて私をだきしめる。いつでもあたたかくて、いつでもやわらかい場所。世界で1番の場所。何度も抱かれて、何度かは叩かれたこともあるむちむちとした腕で、そっと頭を撫でてくれる。ハグをする時だけ、小刻みに揺れつづけている振り子のようなものがぴたっと止まる。それが何か
2022年10月19日 00:12
16年前の今日は、気持ちの良い秋晴れの日だった。空は文字通り高く、気温はすこしだけひんやりとしている10月のなかば。さみしいような、清々しいような朝に目覚めてすぐ、「弟が生まれたよ」と父親から聞かされたのが最初だった。8歳下の末の弟が生まれたのは、もっと言うと彼の人生がはじまったのは、そんな日だったのだ。*生まれたてのゴミひとつ付いていないベイビーが、土や風にもまれながら
2022年10月18日 01:10
気づいたらいつも黒髪ロング、前髪なしのスタイルだ。どんなに髪を切っても、染めても、今ふうの小洒落た前髪をつくっても、必ずここへ戻ってくる。(なんかの呪いか?)昔はここから抜け出したくて、オール金髪にしたり量産型茶髪にしたり色々と逃れようとしてはみた。でも気付けばこのスタイルに落ち着いてしまうので、もはや努力をすることに疲れてしまった。だって絶対に連れ戻されるんだもん。記憶がある頃から私は
2022年10月17日 01:14
人間は「料理」という行為から離れられないような気がする。というかほんとうは、離れてはいけないはずだ。自分が口にするものを、自分で火に通す。自分で焼いて、自分で味付けをし、自分で更に盛る。めんどうで、果てしなくて、永遠とつづくループのように感じられるこの作業から、どんなに頑張っても私たちは逃れられることはできないと思う。いろんな悩み事や考え事、頑張りごと、うれしいことは、すべてその上に成り立っている