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今までの忘れたくない恋愛の思い出を大切に綴るアカウント。 こんなことあったなあとあなた…

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今までの忘れたくない恋愛の思い出を大切に綴るアカウント。 こんなことあったなあとあなたの思い出を思い起こすきっかけになったら。 純猥談すきなひとぜひ覗いてみてください。

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好きな人はいつまで経っても好きな人。

もう一緒にいてはいけないと別れた人と会わなくなってからもう1年も経っただろうか。わたしは4年ぶりにできた彼氏とそろそろ1年が経とうとしていて結婚も考えるくらい今が…

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10か月前
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悔しいけどたまに会いたくなる人。

出会ったのは宮古島のゲストハウス。1人で島に移住してから1ヶ月も経たない頃、あまり感覚の合う人に出会えないなあなんて思っていた時だった。 彼も都会の大手広告会社で…

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10か月前
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ずーっと恋をしている。

出会ったのは6年前、大学を休学してオーストラリアに留学していた時のこと。初めて出会った日からたぶんわたしは彼に惹かれていたんだと思う。1つ年下、おしゃれでバスケが…

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10か月前
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出会い方が違ったら。

出会い方が違ったら。何度思ったことだろう。 社会人1年目、4つ上の先輩はお兄ちゃんみたいな存在だった。長女で甘えるのが苦手だった私に、何かあったらおれにだけは言…

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10か月前
6

誰にも言えない夜のこと。

はじまりはいつだって突然に。 社会人になって現場研修を終え、営業部に配属されてそろそろ半年。毎年恒例、支店の若手スノボ合宿も終えて、先輩たちとも仲良くなってきた…

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10か月前
24

おいでという言葉の魔法。

○○こっちおいで。この言葉に私は弱い。 大学3年生9月。サークル最後の夏合宿が終わり3年生はほぼ引退、これから就活に本腰を入れそれぞれが新しい道へ進んでいく季節。 …

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10か月前
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好きな人はいつまで経っても好きな人。

好きな人はいつまで経っても好きな人。

もう一緒にいてはいけないと別れた人と会わなくなってからもう1年も経っただろうか。わたしは4年ぶりにできた彼氏とそろそろ1年が経とうとしていて結婚も考えるくらい今がとても幸せだった。そのおかげで彼のことももう自分の中で吹っ切れた気がしていた。だから島に移住すると決まった時、最後に彼に会って卒業証書をもらいたくて久々に会いたいですと連絡をした。

いつも通り仕事終わりに待ち合わせて彼の行きつけのお店に

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悔しいけどたまに会いたくなる人。

悔しいけどたまに会いたくなる人。

出会ったのは宮古島のゲストハウス。1人で島に移住してから1ヶ月も経たない頃、あまり感覚の合う人に出会えないなあなんて思っていた時だった。
彼も都会の大手広告会社で働いていた過去があり、過重労働にやられて不眠症になったことをきっかけに沖縄本島に移住したという。
いかにもプライドが高そうな、男らしさ全開のわたしのタイプの人だった。

仲良くなるのはすぐだった、そもそもの背景も近いし同い年ということです

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ずーっと恋をしている。

ずーっと恋をしている。

出会ったのは6年前、大学を休学してオーストラリアに留学していた時のこと。初めて出会った日からたぶんわたしは彼に惹かれていたんだと思う。1つ年下、おしゃれでバスケが上手でバンドが好きで歌が上手で、子犬みたいに人懐っこい性格の彼。

初めてちゃんと話したのはみんなでサーファーズパラダイスでサーフィンに向かうトラムの中。日本の通っている大学が近いこともあり、話が最初から盛り上がりすぐ意気投合した。とって

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出会い方が違ったら。

出会い方が違ったら。

出会い方が違ったら。何度思ったことだろう。
社会人1年目、4つ上の先輩はお兄ちゃんみたいな存在だった。長女で甘えるのが苦手だった私に、何かあったらおれにだけは言いなね、と私のことをすぐ理解してくれていつも欲しい言葉をくれる人だった。

彼と初めてちゃんと話した日から彼に奥さんと子供がいるのは知っていた。だからそういう対象には見ていなかった。けれどお互い一線を越えたら瞬く間に溺れていった。そもそも最

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誰にも言えない夜のこと。

誰にも言えない夜のこと。

はじまりはいつだって突然に。
社会人になって現場研修を終え、営業部に配属されてそろそろ半年。毎年恒例、支店の若手スノボ合宿も終えて、先輩たちとも仲良くなってきたそんな冬のある日。わたしの恋ははじまった。

面倒見のいい先輩たちは毎週のように1年目を飲みに誘ってくれる。わたしの同期は先輩からの誘いに腰が重い子が多かったから、いつも行きます!とフットワークの軽いわたしは可愛がられていた。その中でも5年

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おいでという言葉の魔法。

おいでという言葉の魔法。

○○こっちおいで。この言葉に私は弱い。
大学3年生9月。サークル最後の夏合宿が終わり3年生はほぼ引退、これから就活に本腰を入れそれぞれが新しい道へ進んでいく季節。

まだ気持ちの切り替えられない私たちはいつものように大学近くの後輩の家で宅飲みをしていた。後輩の男の子2人と彼と私。いわゆる大学生の酔っ払うことが目的の飲み会。そこそこにお酒が強いメンバーがそろって思い出話に盛り上がった結果、気づけば鏡

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