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会社経営は、経営者の選択で決まります

●人材育成の責任

「プレイングマネージャー」という言葉があります。

現場の最前線で活躍しながらも、会社に所属する部下の指導・育成を担う人材のことです。

昨今の中小企業の経営者はこの部類に入ること多いです。

「プレイングマネージャー」が悪いと言っているのではなく、会社として成長していった時にデメリットの方が目立ちはじめるからです。

① 会社の永続性

経営者が業務を担っていると、経営者がいなくなった時のリスクヘッジがきかないです。

経営者だけが知っている情報や、できる仕事が多ければ多いほど経営者がいなくなった時の影響が大きいです。
1度でもその状況を作ってしまうと、会社としての信用は一気に失います。

そのためにも、永続性を考えた時、真っ先にでてくる問題です。

②従業員が成長しない

経営者がほとんどの仕事を行って、サポート的に従業員がいるケースが多いです。

決済権が経営者に集まってしまっているため、大きな責任が従業員に発生することはなく、成長しづらい環境になっています。
新しい仕事にしても経営者からおりてくるので、経営者次第のところがあり、指示待ち人間を作りやすい状況です。

③変化に弱い

経営者が手綱を握っているため、経営者の器次第になっていきます。
当然大きな変化をすることは難しいです。
突然いつも以上の変化を渡してしまうと、日頃から自分で考えて行動するくせがついてないのでパニックに陥ります。

経営者としても想像できるため、変化に対してためらいが生まれてしまいます。

④提供するサービスや商品の劣化

変化を受け入れることができないので、提供するサービスや商品に関しても経営者次第のところもあり、どこかで行き届かなくなり、劣化が生じてしまいます。

安定して質の向上を維持しようとするのは難しいです。

⑤余裕がない

日々業務に追われているため、余裕がないです。

そのため計画的に仕事がすることができずに、いつの間にか行き当たりばったりな仕事になってしまいます。
モチベーション低下にも繋がり、周りに気を遣うことも億劫になってしまい、負のスパイラルに陥ってしまうこと多いです。

いかがでしょうか。

一生懸命に会社や従業員、お客様のために汗水たらして頑張っているのに、報われない状態を作ってしまっています。

●従業員にできない仕事を始める

ではどうしたらよいでしょうか。

自分の仕事のとり方を変えることです。

いつも目の前の仕事から始めていませんか。

違います。
従業員ができない仕事から始めることです。

これって意外と経営者はできていないです。
売上にとって重要か重要でないか
利益にとって重要か重要でないか

そんなところから始めていませんか。

従業員ができる仕事といっても、当然、渡しています、という経営者の方多いです。
従業員のできる、できないを勝手に決めていませんか。
これが大半を占めています。

そもそも育てる気がないのです。

任せるから売り上げが落ちてしまうからという心配があるかもしれませんが、先ほどあげたデメリットをみてください。

その考え方間違っていると思いませんか。
目先のことしか考えていないです。
会社は継続させていくことが責任になります。
この意識がなければ目の前のお客様や従業員に顔がたたないです。

「続ける」と前提に考えた時に

「プレイングマネージャー」のマネジメントではよくないことはご理解頂けると思います。

従業員ができない仕事からはじめること
経営者として会社をマネジメントする上での一歩です。

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